殺人の起きた時期と死体の発見状況は異なるが、後頭部にぴったり1インチ離れて2つの射入口を持つ死体が発見される。ここがCSIのCSIたる所以なのだけれど、証拠が導くまで「異なる事件」として捜査をつずけるが、やがてFBIの横槍が入りだす。
といったストーリーです。
最後数ページの爽快感は、コールドバーン、シンシティ以上。
TVシリーズそのものを見ているようなスピード感があります。
グリッソム最高!
チームうちでの人間関係の遊びもいっぱい入っていて、いぢられキャラのグレッグも健在。
捜査員同士の力関係や、お互いの絆をおもわせる部分も入っています。
シリーズによく登場する捜査員が想像した犯罪状況を再現する部分まで再現されてますし。
これによって読者や視聴者はまんまとミスリードされてしまうわけですが、思考の過程をみているようで、面白いです。
銃社会ではないのでよくわからないこともありますが、本書は細かく証拠についてかかれており、引用されている文献、事例がほんとうかどうかはしりませんが、「なるほど、そういうものなのか」、と納得させられるところがあります。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
CSI:科学捜査班: ダブル・ディーラー (角川文庫 コ 12-3) 文庫 – 2005/3/1
「証拠は嘘をつかない!」全米人気No.1TVドラマ小説版、ついに登場!!
ラスベガス市警科学捜査班(CSI)。彼らはハイテク技術を駆使し、現場に残された微少な証拠から、犯行を究明し、犯人を浮かびあがらせる−−。
ラスベガス市警科学捜査班(CSI)。彼らはハイテク技術を駆使し、現場に残された微少な証拠から、犯行を究明し、犯人を浮かびあがらせる−−。
- 本の長さ374ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2005/3/1
- ISBN-104042826067
- ISBN-13978-4042826064
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2005/3/1)
- 発売日 : 2005/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 374ページ
- ISBN-10 : 4042826067
- ISBN-13 : 978-4042826064
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,186,376位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
4グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年12月11日に日本でレビュー済み
毎週欠かさずTVでわくわくしながら観ていましたが、まさかマックス・アラン・コリンズの筆だとは! 作品の中ではこれがお気に入りです。
csi: は他の作家さんも書いていらっしゃいますが私的にはM・A・コリンズさんが上手いと思っています。
csi: は他の作家さんも書いていらっしゃいますが私的にはM・A・コリンズさんが上手いと思っています。
2005年6月11日に日本でレビュー済み
ラスベガス市内のホテルで男の射殺体が発見される。頭部には二つの銃痕。おりしも市内で同じ銃痕を持つミイラ体が見つかった。果たして二つの事件の犯人は同じなのか。鑑識チームCSIのメンバーは証拠を追い始める…。
人気TVシリーズ「CSI」の主要人物たちが登場するオリジナル小説です。
かつてW. Harringtonが書いた刑事コロンボのオリジナル小説を何冊か読んだことがあります(「The Grassy Knoll」「The Hoffa Connection」「The Helter Skelter Murders」等)。JFK暗殺やホッファ失踪事件、チャールズ・マンソン事件など、アメリカ現代史の著名な事件に絡んだ犯罪をコロンボが解決していくという物語ですが、どれも水準以下の出来で、読んで損をしたという苦い思いばかりが残ったものです。
本作「ダブル・ディーラー」はそうした人気TV番組あやかり型のB級小説とは一線を画す品質の高さを保っています。飽きさせぬストーリー展開は見事で、警察小説として上出来の部類です。
著者はTVシリーズのライター陣に名を連ねているわけではありませんが、この人気シリーズをきちんと勉強していて、主要登場人物たちの背景や性癖を忠実に踏襲しています。
グリッソム主任は相変わらず格言の類いを引用して部下たちの顔をしかめさせます。サラはそのすきっ歯が魅力的だと書かれています。こういう細かい記述がCSIのコアなファン心理をくすぐります。
ブラス警部はCSIを外されたことをまだ苦々しく感じていますし、ウォリックはギャンブル依存症であったことが問題視されているところをみると、この小説はテレビシリーズの第一シーズンないし第二シーズンあたりに時代設定されているようです。
小説版CSIはアメリカでシリーズ化されています。順次日本でも翻訳版が出版されることでしょう。期待しています。
人気TVシリーズ「CSI」の主要人物たちが登場するオリジナル小説です。
かつてW. Harringtonが書いた刑事コロンボのオリジナル小説を何冊か読んだことがあります(「The Grassy Knoll」「The Hoffa Connection」「The Helter Skelter Murders」等)。JFK暗殺やホッファ失踪事件、チャールズ・マンソン事件など、アメリカ現代史の著名な事件に絡んだ犯罪をコロンボが解決していくという物語ですが、どれも水準以下の出来で、読んで損をしたという苦い思いばかりが残ったものです。
本作「ダブル・ディーラー」はそうした人気TV番組あやかり型のB級小説とは一線を画す品質の高さを保っています。飽きさせぬストーリー展開は見事で、警察小説として上出来の部類です。
著者はTVシリーズのライター陣に名を連ねているわけではありませんが、この人気シリーズをきちんと勉強していて、主要登場人物たちの背景や性癖を忠実に踏襲しています。
グリッソム主任は相変わらず格言の類いを引用して部下たちの顔をしかめさせます。サラはそのすきっ歯が魅力的だと書かれています。こういう細かい記述がCSIのコアなファン心理をくすぐります。
ブラス警部はCSIを外されたことをまだ苦々しく感じていますし、ウォリックはギャンブル依存症であったことが問題視されているところをみると、この小説はテレビシリーズの第一シーズンないし第二シーズンあたりに時代設定されているようです。
小説版CSIはアメリカでシリーズ化されています。順次日本でも翻訳版が出版されることでしょう。期待しています。
2005年4月8日に日本でレビュー済み
舞台はアメリカ、ラスベガス。日本で言う科捜研、科警研のような仕事を担当する、科学捜査班の面々が、事件を科学的見地から解決していくお話です。
これは、TVもしくはDVDで"CSI:"シリーズを見てからの方が読み進めやすいと思います。もちろん小説から入るというのも一つの手でしょうが、バックグラウンドを知っていた方が、本を読みつつほくそ笑めるというもの。映像も浮かびます。かといって、この本がTVシリーズをなぞっただけの安易なものではありません。しっかり小説オリジナルの事件(所謂書下ろし?)が展開しています。というわけで星5つ。
内容は、"ダブル・ディーラー"とあるように、2つの死体が出てきます。十年ほど前の事件と、現在の事件。それは別々の事件なのか、それとも時を隔てた一つの事件なのか...?
最後は珍しく(?)後味が悪くなかったので、星4.5つ。
これは、TVもしくはDVDで"CSI:"シリーズを見てからの方が読み進めやすいと思います。もちろん小説から入るというのも一つの手でしょうが、バックグラウンドを知っていた方が、本を読みつつほくそ笑めるというもの。映像も浮かびます。かといって、この本がTVシリーズをなぞっただけの安易なものではありません。しっかり小説オリジナルの事件(所謂書下ろし?)が展開しています。というわけで星5つ。
内容は、"ダブル・ディーラー"とあるように、2つの死体が出てきます。十年ほど前の事件と、現在の事件。それは別々の事件なのか、それとも時を隔てた一つの事件なのか...?
最後は珍しく(?)後味が悪くなかったので、星4.5つ。