無事に迅速に届きました。ありがとうございました。まだ読んでません。
巻頭に、“EQMM”だの“ヒッチコックマガジン”だの“マンハント”だの“宝石”(旧)などが古本屋で一山いくらだったのを買い込みアンソロジーを作っていたとあり、高校のとき長野の古本屋で宝石を見つけて喜んでいたとブログに書いたわたしは、どう考えるべきか分かりませんでした。
神奈川で都会で金持ちなだけ?
大学一年のとき、友人と無謀にも早稲田主体の関東ミス連合宿に参加し、その際の課題図書の一冊として“生ける屍の死”を読みました。その作家(早稲田卒)。アメリカンな感じに意外と影響を受けているかも知れません。
ミス連合宿の後で橋本治を読み始めたので、早稲田への尊敬が足りないと念波が来てたのかも。(“桃尻娘”の主人公が早稲田)
橋本治に出会って良かったんですよ。人生が変わりました。その後のわたしと言っていい。
ジャンプの漫画家なども影響受けているかも知れない。
仏教論理学的なのかな、と思います。
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山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫 や 29-3) 文庫 – 2007/12/1
山口 雅也
(編集),
ジェイムズ パウエル
(著)
道化の町,ああ無情,足あとのなぞ,大叔母さんの蠅取り紙 他
- 本の長さ453ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2007/12/1
- ISBN-104043455038
- ISBN-13978-4043455034
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登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 453ページ
- ISBN-10 : 4043455038
- ISBN-13 : 978-4043455034
- Amazon 売れ筋ランキング: - 382,340位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
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2007年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
角川文庫の本格ミステリ・アンソロジーでは、有栖川有栖、北村薫、法月綸太郎に続く一冊。密室ものからリドル・ストーリー、幻想SF小説風味の作品まで、「本格ミステリ」を広義に捉えて選ばれた短篇の数々。さすが、色んなミステリ短篇を読み、独自の見識を持っている作家だけに、ユニークで面白いミステリ・アンソロジーになっているなあと、楽しく読ませていただきました。
「リドル・ストーリーの饗宴」の章では、作品を読む前の【解説(前説)】と、読み終えた後の【後説】のふたつが掲載されているんですね。作品のネタをバラさない気遣いと同時に、「というわけで云々」「さて、いかがでしたか」という、読み終えた今だから話しても大丈夫だよねとする文章が置かれている。こういうところが気が利いていて、楽しかったですね。
収録作品のなかで面白かったのは、次の四つ。
全編、道化師ずくめの不思議の国の殺人。犯人が分かった後の展開に、特に妙味を感じた・・・・・・ジェイムズ・パウエル「道化の町」
集中、随一の名品。さりげない伏線と終盤の展開に、「おおっ!」と唸った・・・・・・P・D・ジェイムズ「大叔母さんの蠅取り紙」
リドル・ストーリーの古典三大名作のひとつ。再読になるけれど、やっぱり面白かった・・・・・・クリーヴランド・モフェット「謎のカード」
奇妙な味系統の、幻想的な風味のある一品。この短篇を最後に持ってきた編者の勇気を称えたい・・・・・・J・G・バラード「マイナス 1」
「リドル・ストーリーの饗宴」の章では、作品を読む前の【解説(前説)】と、読み終えた後の【後説】のふたつが掲載されているんですね。作品のネタをバラさない気遣いと同時に、「というわけで云々」「さて、いかがでしたか」という、読み終えた今だから話しても大丈夫だよねとする文章が置かれている。こういうところが気が利いていて、楽しかったですね。
収録作品のなかで面白かったのは、次の四つ。
全編、道化師ずくめの不思議の国の殺人。犯人が分かった後の展開に、特に妙味を感じた・・・・・・ジェイムズ・パウエル「道化の町」
集中、随一の名品。さりげない伏線と終盤の展開に、「おおっ!」と唸った・・・・・・P・D・ジェイムズ「大叔母さんの蠅取り紙」
リドル・ストーリーの古典三大名作のひとつ。再読になるけれど、やっぱり面白かった・・・・・・クリーヴランド・モフェット「謎のカード」
奇妙な味系統の、幻想的な風味のある一品。この短篇を最後に持ってきた編者の勇気を称えたい・・・・・・J・G・バラード「マイナス 1」
2011年6月11日に日本でレビュー済み
ジェイムズ・パウエル「道化の町」、坂口安吾「ああ無情」、星新一「足あとのなぞ」、P.D.ジェイムズ「大伯母さんの蠅取り紙」、アーサー・ポージス「イギリス寒村の謎」、高信太郎「Zの悲劇」、「僧正殺人事件」、「グリーン殺人事件」、山上たつひこ「〆切だからミステリーでも勉強しよう」、フランク・R.ストックトン「女か虎か」、「三日月刀の促進士」、クリーヴランド・モフェット「謎のカード」、エドワード・D.ホック「謎のカード事件」、ハル・エルスン「最後の答」、乾敦「ファレサイ島の奇跡」、宮原龍雄「新納の棺」、スティーヴン・バー「最後で最高の密室」、土屋隆夫「密室学入門 最後の密室」、アイザック・アシモフ「真鍮色の密室」、J.G.バラード「マイナス1」が収められている。
山口さんの趣味全開といった感じのラインナップだ。変な世界の変わった事件が多い。と思うと古典でかつ入手しにくい「女か虎か」が入っていたりする。
山口さんのファンにもおすすめだし、一般のミステリファンにも楽しめるだろう。
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