7本の短編を収録
「ミミズからの伝言」
「水からの○○」と「発掘!あるある大○○」のパロディネタが炸裂するグロテスクなホラーだった
「見るなの本」
とある小学校の怪談を題材としたホラー
話自体はオーソドックスな学校の怪談なのだが、
オチは著者お得意のあのネタです
「兎肉」
仏教説話とインド料理と童謡をアクロバティックに融合させた作品
ものすごい、捻りだった
2011年の干支は卯
是非、2011年中には読むべき傑作です(ウソです、でもお気に入りの一作でした)
「秋子とアキヒコ」
サイコものとおもいきや、呪術ホラーだった
「牡蠣喰う客」
辺境の惑星を舞台とした、グロテスクに料理が吐き気をもよおすようなSFホラーだった
「赤ちゃんはまだ?」
妊娠の確約を売りにした教団の謎を描いたホラー
「見るなの本」同様のオチです
「糞臭の村」
日本神話とエジプト神話を融合させたワールドワイドな伝奇ホラー
スケールの大きさに脱帽です
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ミミズからの伝言 (角川ホラー文庫 た 1-4) 文庫 – 2010/9/25
田中 啓文
(著)
大企業の社長の娘と結婚し、常務まで昇りつめた男。だが、子供ができないために後継者になれない事態に。そこで二人がとった禁断の行為とは? 恐怖の根源を描くホラー短編集、これぞ田中ワールドの真骨頂!
- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2010/9/25
- ISBN-104043465041
- ISBN-13978-4043465040
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商品の説明
著者について
1962年大阪市生まれ。「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で星雲賞国内短編賞を受賞。09年「渋い夢」で日本推理作家協会短編部門を受賞。「水霊」「忘却の船に流れは光」「落下する緑」「笑酔亭梅寿謎解噺シリーズ」「伝奇学園シリーズ」など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/9/25)
- 発売日 : 2010/9/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 293ページ
- ISBN-10 : 4043465041
- ISBN-13 : 978-4043465040
- Amazon 売れ筋ランキング: - 985,791位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,216位角川ホラー文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2023年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作者のホラー小説を読むのは初めてでした。後悔するくらい嫌な気持ちになれる話がたくさん。短編集でしたが1日で全部読み切ってしまいました。最高です。
2018年1月12日に日本でレビュー済み
ホラー短編集。
けっこうダジャレだ。
気持ち悪い感じの話が多いな。
この作者らしい本だと思う。
けっこうダジャレだ。
気持ち悪い感じの話が多いな。
この作者らしい本だと思う。
2014年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
超越した馬鹿馬鹿しさは、ある種の芸術かも知れない。尾籠度は、オボッチャマ君を凌駕したと思う。
2012年12月13日に日本でレビュー済み
「ミミズからの伝言」「見るなの本」「兎肉」「秋子とアキヒコ」「牡蠣喰う客」「赤ちゃんはまだ?」「糞臭の村」の7編を集めた短編集。
『小説non』や『マスカレード 異形の客』などの雑誌・アンソロジーに発表されたホラー小説が集められている。
田中さんお得意のぐちゃぐちゃどろどろした話ばかりで、不安にとっては安心して読める一冊だ。得体の知れないおぞましいものを食べさせられたりといったグロテスクなシーンも満載なので、そういうのに弱いひとは避けたほうがいいだろう。
そしてダジャレ落ち。
『小説non』や『マスカレード 異形の客』などの雑誌・アンソロジーに発表されたホラー小説が集められている。
田中さんお得意のぐちゃぐちゃどろどろした話ばかりで、不安にとっては安心して読める一冊だ。得体の知れないおぞましいものを食べさせられたりといったグロテスクなシーンも満載なので、そういうのに弱いひとは避けたほうがいいだろう。
そしてダジャレ落ち。
2021年2月14日に日本でレビュー済み
おもしろかった。
いまの抑制された著者の書くものもいいが、この頃のハチャメチャな筆致も捨て難い。
基本的にうまいよね。
いまの抑制された著者の書くものもいいが、この頃のハチャメチャな筆致も捨て難い。
基本的にうまいよね。