<上巻の続き>
犯人は弟切草、彼岸花、死人花とは全然変わっています。上巻の最初に作者から読者へ挑戦状的な犯人当てがありますが、下巻ではストーリーが2転3転するため絞りこめません。このシリーズでは一番おもしろいと思います。ホラーといっても1人でトイレにいけないほどの恐怖ではありません。適度な緊張感があり逆に心地よく感じました。
あとがきには作者の苦労話が載っています。弟切草のスタッフがどうして彼岸花に携わらなかったのかとか、彼岸花は宣伝費をかけてくれなかったとかゲーム版を知るものにとっては、なるほどそうゆうことだったのかと思わせられる告白ばかりです。
小説版弟切草シリーズを読破した人、ゲーム版もやってみてください。操作は簡単ですのでゲームなんてやったことないよという人も大丈夫です。プレイステーション1の弟切草 蘇生編、プレステ2の彼岸花、ゲームボーイアドバンス版彼岸花、どれも小説版の犯人、ストーリーとは全くの別物となっています。しかも分岐点があり選択肢を変えることでストーリーは変化し、200を超えるエンディングがあなたを待っています。どれも中古で買えば安価です。ぜひぜひやってみてください。
それからシリーズを通して長坂秀佳ファンになった方<街>というプレステ1のソフトもまた別格で楽しいですよ。
ながながと書きましたが私は幽霊花上下巻に星5つつけます。
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幽霊花 下: 「弟切草」異聞 (角川ホラー文庫 60-8) 文庫 – 2005/3/1
長坂 秀佳
(著)
ファン待望の弟切草シリーズ、最新作にして完結作!
大ヒットゲーム『弟切草』から三年。ゲームデザイナーの松平公平は新作ゲームに取りかかっていた。その企画のために一般公募で選ばれた九条有紗と出会ったことで、自体は思わぬ方向に…。
大ヒットゲーム『弟切草』から三年。ゲームデザイナーの松平公平は新作ゲームに取りかかっていた。その企画のために一般公募で選ばれた九条有紗と出会ったことで、自体は思わぬ方向に…。
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2005/3/1
- ISBN-104043475098
- ISBN-13978-4043475094
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2005/3/1)
- 発売日 : 2005/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4043475098
- ISBN-13 : 978-4043475094
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,164,292位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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