著者がノベライズした「オネアミスの翼」が非常に好きであったため、そしてイラストがこうたろ氏ということもあり本書を購入しました。
2000年代大学生の奔放な性が作者の妄想で書かれています。主人公と同じ大学に通う学生が原因不明の不審死を遂げ、それが日本古来の妖怪「影女」によるものであるとして調査していくストーリー。最終的にどんでん返しとなるのだが、ホラーと言えばホラー、エロっちゃエロなんだけど、なんか中途半端で消化不良の作品です。まぁ、妄想が激しすぎる主人公のクズっぷりは少し笑えた。こいつが童貞のまま30歳になったら立派な大魔法使いになれるかもしれません。
本書のカバーイラストを描いたこうたろ氏は、パチスロ「スーパーブラックジャック」等で有名なイラストレーター。さすがに美麗で素晴らしいのですが、イラストは表紙カバーだけで挿絵は一枚も描かれていません。かつてRioに心を奪われたこともあっただけに、ちょっと寂しいですね。
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影姫 (角川ホラー文庫 い 5-1) 文庫 – 2009/11/25
地方都市の大学で起きた異変。浮気を重ねた男たちが次々に不審な死を遂げた。何者の仕業なのか? ホラー文庫初登場のエロティック・ホラー!
- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2009/11/25
- ISBN-104043487045
- ISBN-13978-4043487042
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商品の説明
著者について
1961年山梨県生まれ。84年『新作ゴジラ』ノベライズで作家デビュー。以後、ノベライズを手がけるかたわら、異形ホラーの旗手として活躍。著書に『惑わしの森』『黒い本1&2』『バッド・チューニング』『黒陰』他多数。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/11/25)
- 発売日 : 2009/11/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 259ページ
- ISBN-10 : 4043487045
- ISBN-13 : 978-4043487042
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,335,036位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年1月3日に日本でレビュー済み
レビューのタイトル通り。プロットから何からB級ホラーのお手本のような作品(にしてはスプラッタ描写、恐怖描写は皆無)。
●良かった点●
1、意外としっかり伝承等を調べている。終盤は良かった。
2、主人公のキャラと待ち受ける結末が秀逸。かなり気持ち悪くて素晴らしい。
3、エッチぃシーンが多い。
●ダメだと思った点●
1、主人公の男友達二人を書き分けられていない。性格が同じなんだもん。
2、後半に出てくる格闘シーンがへっぽこ。
3、エッチぃシーンも上手くはない。
4、全体的に急ぎ足で、説明不足に思える。
5、なんか三次選考くらいで落選しそうな気がする。
●その他●
1、表紙のエロさで本来よりも数百冊は売れる気がする(笑)
2、乾くるみ作『Jの神話』も同じくエロティックホラーだが、凡作ではない(読者によっては怒ってor呆れて投げてしまう問題作だけど)。『影姫』を買うならまだそちらをお勧めする。
●良かった点●
1、意外としっかり伝承等を調べている。終盤は良かった。
2、主人公のキャラと待ち受ける結末が秀逸。かなり気持ち悪くて素晴らしい。
3、エッチぃシーンが多い。
●ダメだと思った点●
1、主人公の男友達二人を書き分けられていない。性格が同じなんだもん。
2、後半に出てくる格闘シーンがへっぽこ。
3、エッチぃシーンも上手くはない。
4、全体的に急ぎ足で、説明不足に思える。
5、なんか三次選考くらいで落選しそうな気がする。
●その他●
1、表紙のエロさで本来よりも数百冊は売れる気がする(笑)
2、乾くるみ作『Jの神話』も同じくエロティックホラーだが、凡作ではない(読者によっては怒ってor呆れて投げてしまう問題作だけど)。『影姫』を買うならまだそちらをお勧めする。