美女を犯して回る、凶悪な「五通神(五通)」。
血だらけの僧侶の霊が、会心の笑みを浮かべる、「死んだ僧の笑い(死僧)」。
幽霊美女との、出会いと別れを描く、「死者の結婚(公孫九娘)」。
死体を貪り食う、謎の怪物「死骸を食う妖怪(野狗)」。
絵の世界に吸い込まれ、美女と出会う「壁画の女(画壁)」。
閻魔王の補佐役=半官が、遊びに来る「首のすげ替え(陸判)」。
妖狐・女狐が、暗躍する「女狐の怪(董生)」。
惨殺された少女が、龍と化して復讐する、「龍の復讐(博興女)」。
改めて、面白い話ばかりで、大満足です。
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聊斎志異の怪 (角川ソフィア文庫 308 怪BOOKS) 文庫 – 2004/8/1
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/8/1
- ISBN-104043490046
- ISBN-13978-4043490042
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2004/8/1)
- 発売日 : 2004/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 269ページ
- ISBN-10 : 4043490046
- ISBN-13 : 978-4043490042
- Amazon 売れ筋ランキング: - 879,703位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2016年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み易い翻訳で良かった。
この本の良い所は、芥川龍之介と太宰治が元にした話と各々の作品が併載されている事かな。
元の話を読んでから各文豪の作品を読む楽しみがある所が非常に良いな。
この本の良い所は、芥川龍之介と太宰治が元にした話と各々の作品が併載されている事かな。
元の話を読んでから各文豪の作品を読む楽しみがある所が非常に良いな。
2009年10月8日に日本でレビュー済み
蒲松齢の『聊斎志異』から40篇を選んで訳出したもの。
さらに、『聊斎志異』の奇譚をもとに執筆された芥川龍之介「酒虫」、太宰治「清貧譚」、「竹青」と、その原話が並べて紹介されている。
テーマごとに話がまとめられており、幽霊、妖怪、神、狐、女、龍、首の章が立てられている。このうち、龍の章が私には抜群に面白く感じられた。ミミズのようなものが巨大化して龍になったり、まったく説明の付かないような奇譚であり、志怪の面白さを堪能できた。
訳文も平易で読みやすい。
さらに、『聊斎志異』の奇譚をもとに執筆された芥川龍之介「酒虫」、太宰治「清貧譚」、「竹青」と、その原話が並べて紹介されている。
テーマごとに話がまとめられており、幽霊、妖怪、神、狐、女、龍、首の章が立てられている。このうち、龍の章が私には抜群に面白く感じられた。ミミズのようなものが巨大化して龍になったり、まったく説明の付かないような奇譚であり、志怪の面白さを堪能できた。
訳文も平易で読みやすい。
2015年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『聊斎志異』の部分訳です。有名な柴田天馬全訳から、最近出た某社の部分訳まで、色々出ている『聊斎志異』訳ですが、他の 部分訳では見られない訳がいくつかあります。しかも、日本語としてこなれており読みやすいのも特徴です。最近の現代語訳はこなれた日本語のものが少ないので、一際それを感じます。
2006年4月15日に日本でレビュー済み
中国の怪談集『聊斎志異』の抜粋+芥川・太宰の三短篇の集。
世界最大の怪談集だと謂うことで、量に比重を置いているのかと予断していたのだが、意外と面白くはあった。
個々の話には独特の、だけど「らしい」雰囲気が有って、中々に楽しめる(全体を考えると、やはりどこか似通っているので、急いで読むと各話が暈けてしまうだろうが)。
最初に載せられている「章阿端」が、最初という事もあってか、一番印象に残った。
芥川・太宰の三篇は、原作を読んでからだと、「文豪に有るまじき代物」と思える。
世界最大の怪談集だと謂うことで、量に比重を置いているのかと予断していたのだが、意外と面白くはあった。
個々の話には独特の、だけど「らしい」雰囲気が有って、中々に楽しめる(全体を考えると、やはりどこか似通っているので、急いで読むと各話が暈けてしまうだろうが)。
最初に載せられている「章阿端」が、最初という事もあってか、一番印象に残った。
芥川・太宰の三篇は、原作を読んでからだと、「文豪に有るまじき代物」と思える。