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サイレントヒル (角川ホラー文庫 66-8) 文庫 – 2006/6/1
「バイオハザード」に次ぐ大人気ゲームの映画化を完全ノベライズ!
悪夢に苦しむ娘を救う旅に出たローズ。霧の中から現れたサイレントヒルは、かつて街をあげて忌まわしい宗教儀式にのめり込み、禁断の扉を解き放っていた。この悪夢から抜け出し、娘を助け出すことができるのか?!
悪夢に苦しむ娘を救う旅に出たローズ。霧の中から現れたサイレントヒルは、かつて街をあげて忌まわしい宗教儀式にのめり込み、禁断の扉を解き放っていた。この悪夢から抜け出し、娘を助け出すことができるのか?!
- 本の長さ267ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/6/1
- ISBN-104043522088
- ISBN-13978-4043522088
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/6/1)
- 発売日 : 2006/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 267ページ
- ISBN-10 : 4043522088
- ISBN-13 : 978-4043522088
- Amazon 売れ筋ランキング: - 377,463位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年4月23日に日本でレビュー済み
コナミのゲームが原作の映画の小説。内容は映画とほとんど同じですが、ゲームや映画に出てくるいろんな意味でインパクト全開な裏世界や怪物を文字で表現するのは難しいと言うのが主な感想です。個人的にはこの本を読む時間があったら原作のゲームをプレイしたり、映画を見た方が良いかなと思います。
2006年7月10日に日本でレビュー済み
映画を観た後、そのまま小説を読みました。
そしてゲームもやりました。
ここまでゲームの世界を忠実に再現している映画は近年稀ですね。今までゲームの映画化というと某ドイツ人監督による「アーロン・イン・ザ・ダーク」「ハウス・オブ・ザ・デッド」など「バイオハザード」「サイレン」と多々ありますが、いずれも世界観を完全に無視した作品ばかりです(「サイレン」に関してはオチが酷い)。もちろん「バイオハザード」は、ゲーム本来のテーマを無視してオリジナリティを確率しそれで成功したわけなのだから、いいと思いますが。他のは例外。
「サイレント・ヒル」もそういった“ダメな”映画なのかと思いましたが、監督はちゃんとコナミに『「サイレント・ヒル」を正当に理解している一ファン』として認められ映画の製作も許可されています。実際、私も映画を観て、「この監督はゲームを理解しているな」と思いました。
例えば、レッド・ピラミッド。彼は「サイレント・ヒル2」に登場したキャラで主人公の「罪の意識が具現化」したものです。
そして今回の映画にも登場します。それは未見の人のために多くは言えませんが、ある人達の「罪」が形となり、そして、その人達は霧の世界でその「罪」に追われ続けます。
ここをちゃんと理解していないと、恐らくこの映画「サイレント・ヒル」を正しく理解する事は出来ないでしょう。
それともう一つ。
今回の「サイレント・ヒル」はあくまでゲームをリスペクトして作られた物で、決してゲームと同じストーリーではありません。つまり完全な“オリジナル”です。
最後に、出来れば「サイレント・ヒル」のゲームをプレイして半端な知識ではなく、“ちゃんと”理解していただきたい。
もちろん“ちゃんと”というのは当人それぞれ意見は異なりますが――――。
そしてゲームもやりました。
ここまでゲームの世界を忠実に再現している映画は近年稀ですね。今までゲームの映画化というと某ドイツ人監督による「アーロン・イン・ザ・ダーク」「ハウス・オブ・ザ・デッド」など「バイオハザード」「サイレン」と多々ありますが、いずれも世界観を完全に無視した作品ばかりです(「サイレン」に関してはオチが酷い)。もちろん「バイオハザード」は、ゲーム本来のテーマを無視してオリジナリティを確率しそれで成功したわけなのだから、いいと思いますが。他のは例外。
「サイレント・ヒル」もそういった“ダメな”映画なのかと思いましたが、監督はちゃんとコナミに『「サイレント・ヒル」を正当に理解している一ファン』として認められ映画の製作も許可されています。実際、私も映画を観て、「この監督はゲームを理解しているな」と思いました。
例えば、レッド・ピラミッド。彼は「サイレント・ヒル2」に登場したキャラで主人公の「罪の意識が具現化」したものです。
そして今回の映画にも登場します。それは未見の人のために多くは言えませんが、ある人達の「罪」が形となり、そして、その人達は霧の世界でその「罪」に追われ続けます。
ここをちゃんと理解していないと、恐らくこの映画「サイレント・ヒル」を正しく理解する事は出来ないでしょう。
それともう一つ。
今回の「サイレント・ヒル」はあくまでゲームをリスペクトして作られた物で、決してゲームと同じストーリーではありません。つまり完全な“オリジナル”です。
最後に、出来れば「サイレント・ヒル」のゲームをプレイして半端な知識ではなく、“ちゃんと”理解していただきたい。
もちろん“ちゃんと”というのは当人それぞれ意見は異なりますが――――。
2006年7月1日に日本でレビュー済み
ゲーム版(原作)をやっていない人には無用の長物かも知れない本だが、ゲームをやったことが
ある人にはかなり「え〜っ?」という内容。
映画を観ていない(現時点では未公開)ので誰のせいとは言い切れないが、サイレントヒルの
名詞や小道具を使用して、全く別の「自分の作品」を売り出そうとしているカンジ。
おそらく映画制作者、英語版筆者、日本語版翻訳者のうちの誰か、ゲームの原作を知らない人が
勝手な創作をしてしまったんだろう。
まずサイレントヒルの街の設定に大幅な変更が加えられているのが重要ポイント。
原作のサイレントヒルは昨日まで人が住んでいたような町から人だけが姿を消して
冷たく静かな霧が立ちこめる街だったのに対し、この本では30年前に起こった
炭鉱事故による火災の灰が降り続く腐食と荒廃の街になっている。
日常性を色濃く残したサイレントヒルの町並みが<闇>の侵食を契機に錆と腐食の世界に
変貌するというギャップがサイレントヒルの重要な要素なのだが、そこが全然理解されてはいない。
また<闇>の世界に入る契機は最初のうちは学校の焼却炉を抜ける、とか病院のエレベーターで
存在しないはずの階に行く、などの明確な境界があり、突然に<闇>が訪れるのは
侵食の進行が佳境に達したという表現だったのだが、それは無視されている。
さらに事件の背後関係は土着のカルト教団の宗教行事に終始して、原作では重要な
要素であった医師の麻薬犯罪への関与は触れられてさえいない。
サイレントヒル2に「2の主人公の妄想の産物」として出てきたピラミッド頭の怪人が
1の世界を元にした話で登場するのも全く根拠不明だ。
ある人にはかなり「え〜っ?」という内容。
映画を観ていない(現時点では未公開)ので誰のせいとは言い切れないが、サイレントヒルの
名詞や小道具を使用して、全く別の「自分の作品」を売り出そうとしているカンジ。
おそらく映画制作者、英語版筆者、日本語版翻訳者のうちの誰か、ゲームの原作を知らない人が
勝手な創作をしてしまったんだろう。
まずサイレントヒルの街の設定に大幅な変更が加えられているのが重要ポイント。
原作のサイレントヒルは昨日まで人が住んでいたような町から人だけが姿を消して
冷たく静かな霧が立ちこめる街だったのに対し、この本では30年前に起こった
炭鉱事故による火災の灰が降り続く腐食と荒廃の街になっている。
日常性を色濃く残したサイレントヒルの町並みが<闇>の侵食を契機に錆と腐食の世界に
変貌するというギャップがサイレントヒルの重要な要素なのだが、そこが全然理解されてはいない。
また<闇>の世界に入る契機は最初のうちは学校の焼却炉を抜ける、とか病院のエレベーターで
存在しないはずの階に行く、などの明確な境界があり、突然に<闇>が訪れるのは
侵食の進行が佳境に達したという表現だったのだが、それは無視されている。
さらに事件の背後関係は土着のカルト教団の宗教行事に終始して、原作では重要な
要素であった医師の麻薬犯罪への関与は触れられてさえいない。
サイレントヒル2に「2の主人公の妄想の産物」として出てきたピラミッド頭の怪人が
1の世界を元にした話で登場するのも全く根拠不明だ。
2006年7月1日に日本でレビュー済み
私はゲーム版のファンでもあるため、今回の映画化は個人的に期待している。で、そのつながりでノベライズ版にも手が伸びた。
しかもバイオハザードのノベライズも手がけた牧野修(編訳)となれば、ちょっと無視できない。
映画版が今現在、未公開なので、今回はあくまで本とゲーム版の違いについて少し触れさせてもらいたい。
ノベライズのストーリーはゲーム版の1をメインにしており、そこに2と3で描かれる内容を少し加味した形になっている。例をあげるなら、登場人物や、ゴーストタウンと化した街の背景などだ(多少の変更点もあるが)。
そしてご存知のことと思うが、主人公は父親から母親へと変更されている。
なにせゲーム数本分の情報を無理なく伝えようというのだから、正直もっとボリュームがあれば、と思った。だが、母親が血と汚泥にまみれながらも、悪夢のような世界で娘を探す物語としては成功していると思う。
さらに、忘れてはいけないのがゲームでも登場した女性警官・シビル・ベネットだ。ゲームではさほど存在感もなかった彼女だが、ノベライズ版では非常にオトコ前なキャラに変貌している。ここら辺がとても牧野修的だと思うのだが、ポーラ・エッジウッドという人が書いた原書でも、彼女はこんなに逞しく野生的なのだろうか(笑) ちょっと興味があるところだ。
あ、最後に書いておくが、ゲーム版を知らなくてももちろんこの小説は楽しめる。牧野修が好きな人や、血と闇、狂気にいくらかでも耐性がある人におススメだ。
しかもバイオハザードのノベライズも手がけた牧野修(編訳)となれば、ちょっと無視できない。
映画版が今現在、未公開なので、今回はあくまで本とゲーム版の違いについて少し触れさせてもらいたい。
ノベライズのストーリーはゲーム版の1をメインにしており、そこに2と3で描かれる内容を少し加味した形になっている。例をあげるなら、登場人物や、ゴーストタウンと化した街の背景などだ(多少の変更点もあるが)。
そしてご存知のことと思うが、主人公は父親から母親へと変更されている。
なにせゲーム数本分の情報を無理なく伝えようというのだから、正直もっとボリュームがあれば、と思った。だが、母親が血と汚泥にまみれながらも、悪夢のような世界で娘を探す物語としては成功していると思う。
さらに、忘れてはいけないのがゲームでも登場した女性警官・シビル・ベネットだ。ゲームではさほど存在感もなかった彼女だが、ノベライズ版では非常にオトコ前なキャラに変貌している。ここら辺がとても牧野修的だと思うのだが、ポーラ・エッジウッドという人が書いた原書でも、彼女はこんなに逞しく野生的なのだろうか(笑) ちょっと興味があるところだ。
あ、最後に書いておくが、ゲーム版を知らなくてももちろんこの小説は楽しめる。牧野修が好きな人や、血と闇、狂気にいくらかでも耐性がある人におススメだ。
2006年11月24日に日本でレビュー済み
私は原作ゲームの大ファンなので、映画化と聞いたときに、本にも迷わず飛びつきました。
ですが、結論からいうと、活字で観賞する作品ではありません。
個人的にはサイレントヒルの魅力は作り込まれた狂気の世界観だと思っています。
そしてそれを支えているのが、完成されたビジュアルの力です。
活字では想像を絶する世界観は伝わり難く、映画として組み立てられたシナリオは、それを補うには余りに力不足。
一方、映画は原作ゲームを知らなくても楽しめるように、世界観を維持しながらも、可能な限りシンプルにまとめられていますので、映画を先に観ることをお勧めします。
この作品を活字でつまみ食いして、真価を味わえなくなるのは、もったいないと思います。
ですが、結論からいうと、活字で観賞する作品ではありません。
個人的にはサイレントヒルの魅力は作り込まれた狂気の世界観だと思っています。
そしてそれを支えているのが、完成されたビジュアルの力です。
活字では想像を絶する世界観は伝わり難く、映画として組み立てられたシナリオは、それを補うには余りに力不足。
一方、映画は原作ゲームを知らなくても楽しめるように、世界観を維持しながらも、可能な限りシンプルにまとめられていますので、映画を先に観ることをお勧めします。
この作品を活字でつまみ食いして、真価を味わえなくなるのは、もったいないと思います。