中古品:
¥330 税込
無料配送 6月9日-11日にお届け
詳細を見る
中古商品: 良い | 詳細
発売元 ネットオフ
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 中古品のため商品によっては日焼けや傷、擦れ、折れがあります。帯の付属・品質保証なし。発売時期や版数により装丁が異なる商品がある為、商品画像と異なる商品が届く場合があります。品質不備があった場合は返金対応。公式Webサイトでも販売しているため在庫切れになった場合キャンセル扱い。
残り2点 ご注文はお早めに 在庫状況について
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

君が壊れてしまう前に (角川文庫 し 26-1) 文庫 – 2001/2/1

5つ星のうち4.0 14個の評価

かつて14歳だったあなたへ。いま14歳の君に。

ぼくのまわりは敵だらけだ。でもそんなぼくに謎の教師が教えてくれた、世界とうまく戦うコツを??。

最大10%ポイント還元:
紙書籍まとめ買いキャンペーン

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2001/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 327ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4043562012
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4043562015
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 14個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
島田 雅彦
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1961年、東京都生れ。東京外国語大学ロシア語学科卒。

1983年『優しいサヨクのための嬉遊曲』を発表し注目される。1984年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、1992年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞を受賞。著書は『天国が降ってくる』『僕は模造人間』『彗星の住人』『美しい魂』『エトロフの恋』『フランシスコ・X』『佳人の奇遇』『徒然王子』等多数。2010年6月には最新刊『悪貨』も発売になった。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
14グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2007年9月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    初めて読んだ島田雅彦。

    14歳の主人公がつづる日記形式で物語りは進んでいく。

    非常に良い作品だった。
    島田雅彦、もっと読んでみよう。

    14歳の男子はみんなこの小説みたいなことを考えて、悩んで、遊んで、恋をして、勉強して、そしてまた、やっぱり悩む。

    「学校も社会も、僕たちが自殺したくなるように作られているのだ。だから、あしたぶっ壊すしかない。でも、なかなかあしたが来ない。」

    「戦後、日本はアメリカの研究をして、経済成長をした。戦争を放棄して得をしたんだ。戦争はよその国にやらせておくのが一番だ。
    ぼくたちは戦争をする代わりに恋愛をしていればいいってことかな。」

    こんなエネルギーに満ち満ちた、あの頃の僕ら。

    今の僕らは?

    あの時に持っていなかったものを得た代わりに、あの頃の大切な何か、何か大きなエネルギーを失っていないか?

    「君が壊れてしまう前に」、この本を手に取ろう。まだ、遅くない。
    10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2009年9月29日に日本でレビュー済み
    『僕は模造人間』『天国が降ってくる』の系譜にあるこの作品。
    これらの本に中学生時代に出合っていたら、
    いろんな意味で救われただろうと、思ってしまう。
    こういった青二才小説こそが、国語の教科書に載るべきであろう。

    近ごろの島田作品は、青二才の臭いがない。
    ぜひ、このころのリビドーとルサンチマンを混ぜ合わせて
    化学反応をさせたような
    勢いのある作品を再び書いていただきたいものである。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年5月1日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    うーん、いい作品だったと思います。
    タイトルや角川文庫の表紙からシリアスなイメージをもっていたのですが、結構笑えて楽しく読ませていただきました。
    文の作り的にも読みやすく、中に入りやすいものだったと思います。
    衝撃的な小説という先入観があると、読んだ後記憶に残りづらい内容だとは思いますが、読んで損はないかな、と思います。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年8月25日に日本でレビュー済み
    中学生が書いた日記一年分形式の小説になります。要は、いつの時代の中学生も変わらないんだぜ、といいたいんでしょうが、この本て、中学生が読んで面白いんでしょうかね?
    あえて、言うなら、おっさんが中学時代を思い出して、ノスタルジーに浸る本でしょうか。

    まあ、この本にある回数以上のオナニーに挑戦してみるのも面白いかもしれませんが。くれぐれも壊れないように……、(笑)
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年5月15日に日本でレビュー済み
    あるいは島田雅彦版「69」。
    ノルウェイの森よりも青臭くて69よりも理知的。
    しかし両作品に匹敵する青春小説。もっと評価されていいと思う。
    これを読んでゴールドベルグ変奏曲が聴きたくなった。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2014年9月4日に日本でレビュー済み
    なかなか良いタイトルであり、「学校や会社は君を自殺したくさせる場だ」って名言がふくまれてるというウワサを聞き購入したが、

    同時に購入したのが超弩級、500メガトンの村上春樹翻訳「心臓を貫かれて」だったため、

    オナラより軽く感じた。

    あ、ちゃうわ、580メガトンや。←どうでもええねん!!!!!!!!

    中学生の日記形式で思春期特有の日常を描くって趣旨は良いのだがイカンセン島田さんに余裕がありすぎるためか緊張感も自殺願望もなくナニヨリモ仲間がたくさんいてガールフレンドも複数いて特に悩みもない、なんだこれって感じ。

    千原ジュニアさんの「14才」にボロ負けしてますがなって感じだった。

    まあ、島田さんは「模造人間」あたりがピークだったのかも知れない。小説家としては。

    つか、けっきょく売り上げもオモロさも巧さも村上春樹少年の一人勝ち状況なのだから、少年春樹を読むのでなければ、、、スティーブンキングくらいしか読むもんないわな。。

    そんなことよりモウスグ妖怪ウォッチが全クリできそうで嬉しいキュン死にハート
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2007年2月26日に日本でレビュー済み
    解説の豊崎氏は「露悪的なくらいオナニーほか性的記述が多い」ということを強調しているが、そんなもの特筆すべきことではない。この頃は妄想と性欲の時代といっても過言ではない。オナニー記述を廃したらそれは不自然なほどの欠如となる。しつこいくらい繰り返すのだって当たり前。だってさそんなことしか考えていないんだから。本書には思春期のすべてが網羅されている。いちばん印象的なのは五月の死である。僕は五月に夢中になっていたが、性的で健康なエミコに気持ちがうつる。そして五月の病気と孤独がすすむにつれ罪悪を感じて優しさとはいえない気遣いをする。若さゆえの罪のない軽薄さ。彼女の死によってそれはさらに複雑な感情になる。ひとつ言えるのは島田雅彦という大作家と自分が14歳という時点ではあまりにも近しいこと。いつどこで違ったのか…。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2005年10月1日に日本でレビュー済み
     島田雅彦の中で一番気に入っているわけだが。
     ここには14歳のリアルの一端がある。
     恋をして喧嘩をして、自殺して、その時々で僕は悩むし、葛藤もする。だけれど、留まることを知らない青春の波にそれらはあっという間に押し流される。
     というか、押し流さざるをえない。そんなことよりももっと楽しいことがあるし、そんなことよりももっと悲しむべきことがあるから。
     冷たいかもしれないし、寂しいかもしれない。
     だけど、そこに確かに青春はあった。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート