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アラビアの夜の種族 I (角川文庫 ふ 18-3) 文庫 – 2006/7/25

3.9 5つ星のうち3.9 39個の評価

聖遷暦一二一三年、偽りの平穏に満ちたカイロ。訪れる者を幻惑するイスラムの地に、迫り来るナポレオン艦隊。対抗する術計はただ一つ、極上の献上品「災厄の書」。それは大いなる陰謀のはじまりだった。
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商品の説明

著者について

1966年福島県生まれ。「13」でデビュー、本書で、推理作家協会賞、日本SF大賞を受賞。「沈黙/アビシニアン」「サウンドトラック」「gift」「ベルカ、吠えないのか」「LOVE」「ロックンロール七部作」など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2006/7/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/7/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4043636032
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4043636037
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 39個の評価

著者について

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古川 日出男
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カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
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39グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔友達に借りて読んだのに、10年の時を経てまた読みたくて買ってしまいました
「一度読んだらおもしろすぎて読むのをやめることができない本」についての本なのですが、そこまで究極にハードルをあげても期待を裏切らないほど一気読みしてしまいます

これと「二〇〇二年のスロウ・ボート」が好きで古川氏のことが大好きになってたくさんの作品を読みましたが、やはりアラビア〜が一番の名作かと思います
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫で3分冊、1000ページ超と聞くとビビルかもしれないけど心配無用、一気に読めます。(私はビビッて先ずは一冊だけ買ったが、直ぐ二冊目三冊目を買いに走るハメに)

ただし必ず夜読むこと。

浮世の悩みとかはいったん忘れて、ブランデー片手に読めばあ〜ら不思議、幻想的な語彙の渦に巻き込まれて、貴方はいつの間にかアラビアの夜。

あと、寝不足に注意。

ナポレオン侵攻時代の話の方が尻切れの感あり、その分★ひとつ減。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
  長大な物語の第一部。アラビアンナイトの和訳と言う形を騙って繰り出される趣向だが、まず近代兵器で圧倒するナポレオンに攻め込まれたカイロで、書物好きなインテリの彼に読ませて大逆転勝利に導くため、行方不明になっていた禁断の「災厄の書」が発見されたと言う。これを読んでしまうと物語の虜となって戦闘能力を失うらしいのだが、実は大嘘。だが存在しないのなら自力で書いてしまえばいいだろうと言うことで、書かれた物語と言う仕掛けが面白い。それだけの魅力的な話を創造せねばならないのだけど、今巻では蛇の邪神と契約した妖術師の話が語られる。これが絶品だった。
 奇想天外と言う言葉が相応しい内容で、物語の力を感じた。こんな大仕掛けをグイグイ読ませる作者の筆力に脱帽であるが、今後も期待したい。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな世界があるなんて驚きです。
表現が小賢しいのですが、それも好き。

長いし読むの疲れるからオーディオブックで聴きたい。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
壮大なファンタジーです。
歴史、ミステリーも絡んでますが、
この二つの要素は中途半端です。

語り口調がユーモラスで、語彙を駆使してます。
表現がいちいち大仰で、雄大です。
古川日出男さんの経歴読んだら、劇の台本書かれて
いたということで納得しました。
印象に残ってる言葉が
「その書は惑乱が拾い、錯乱が買い入れ、癲乱
 が陳列したのです」
「書物はそれ自身の意思で出会うべき人物の
 所へ現れる」

言葉遊び嫌いな人には、しんどいかもしれません。
ファンタジー、童話好きの人にお勧めです。
シニカルな大人の童話です。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月2日に日本でレビュー済み
これにはハマりました、と言うより騙されました。全てに騙されました・・・。
読了後「えっ!」と鳥肌が立ちまくりましたが、その後暫くして梯子外された。(笑)
そんな感じの作品です。
著者の文体はそんなに自分が好きなタイプのものではないですが、途中からそれも全く気にならなくなるくらい夢中になりました・・・。
壮大な叙事詩とも言えるし、ファンタジーとも言えます。今となっては、なんだか文書で読むRPGの世界を彷徨っていたような気がします。
この作品に関しては恐らく極端な賛否両論がある気がしますが、自分は読んでよかったと思っています。古川日出男氏、至福の時間をありがとう。(と言いつつも、この人の脳の構造は常人にはちょっと想像できない感じですね、思考回路を覗いてみたい気がしました。)
今後これをお読みになる方は、巻頭から巻末のあとがきまでがこの作品なので忘れずにそこまでお読みあれ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一巻目は少し期待を持たせる内容でしたのでひっばられて読んでいました。まー、ともかく読んで見ないことにはね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月18日に日本でレビュー済み
ナポレオン・ボナパルトがエジプト侵攻に着手した頃。

二十三人の知事のうちの第三番目の権力者イスマーイールに愛でられた奴隷アイユーブは、ナポレオン艦隊を駆逐する奇策を主人に提案する。それは、読み手に破滅をもたらすという伝説の書物「災厄の書」を献上すること。アイユーブは、実在しない書をでっち上げるため、夜の種族たる語り部に、毎夜空前絶後の物語を紡がせる。

第1巻は魔導士アーダムと蛇神をの愛憎が描かれている。

書物の、書物による、書物のため物語。翻訳小説でありながら、著者らしいリズムと美しい日本語で彩られた奇書の開幕。第2巻に続く。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート