サンフランシスコでは、犬猫を”殺さない町”を作ろう!と必死に頑張っているのだそうです。犬猫を殺さない町だなんて、なんて素晴らしいんだと本当に感激しました。
日本は今ペットブームで、TVでも、ダックスフンドが売れ筋1位だとか、犬用のエステだとかなんとか大騒ぎしているけれど、私たちはその裏で、あり得ないほど多くの命が犠牲にされていることを考えなさすぎなのだと知りました。
ペットブームで犬たちが多くの人に愛されているのはとても嬉しいことだけど、私たちはその裏で無責任な人間に捨てられ傷つけられる命のことをもっと真剣に考えなければならないと思った。
自分たちに何ができるのだろうかと、本当に真剣に考えさせられました。
自分の中で何かが変わった本でした。
たくさんの人に読んでほしいと思います。
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捨て犬を救う街 (角川文庫 わ 8-1) 文庫 – 2002/12/25
捨てないで、殺さないで! あなたを見つめる犬や猫のまなざしを受けとめて
捨て犬や捨て猫の命を何とか殺さずに救おうとする街、サンフランシスコ。かたや年間65万頭の犬猫をガス室で殺処分する日本の自治体。不幸な犬猫を一匹でも減らすために私達は何をすべきか、渾身のルポルタージュ!
捨て犬や捨て猫の命を何とか殺さずに救おうとする街、サンフランシスコ。かたや年間65万頭の犬猫をガス室で殺処分する日本の自治体。不幸な犬猫を一匹でも減らすために私達は何をすべきか、渾身のルポルタージュ!
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2002/12/25
- ISBN-104043684010
- ISBN-13978-4043684014
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2002/12/25)
- 発売日 : 2002/12/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 227ページ
- ISBN-10 : 4043684010
- ISBN-13 : 978-4043684014
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,342,270位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2006年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真集かと思って買ったら
文字だらけで驚きました。
読みましたけど。
現実ですね。
文字だらけで驚きました。
読みましたけど。
現実ですね。
2009年6月15日に日本でレビュー済み
日本とアメリカの動物保護の違いを分かりやすく書かれています。
動物保護に興味がある人にはいいのですが、興味がない人には思想的に受け容れられない可能性があります。
特にベジタリアンにこだわっている感じがしました。
動物保護をしている人はベジタリアンそれもノン・デイリー(卵や乳製品もとらない)が
ふさわしいとまで言わないが、そうじゃないといけないという思いが感じられる。
↓のように書かれていたからです。p61抜粋です。
根底に、生命を大切にする意気があるからだ。もしも、なんらかのはずみでチーズを
ひとかけら口に入れてしまったとしたら、彼女の心は悲しみに充たされる。
そこまで動物を思っているのなら、動物保護をしている人にベジタリアンかどうか質問をして「ベジタリアンでない」と答えられたらそのままにしないでほしい。
それだったら最初から聞かない、あるいは
「なぜこの仕事をしているのにベジタリアンでないのか?」とさらに質問をして欲しかったです。
中途半端に「私はアメリカにいる間は菜食主義傾向だったが、家に帰れば鮭も肉じゃがも
食べたい」と言わないで欲しい。
個人的にサンフランシスコにあるSPCA(対動物虐待防止協会)は国からの援助は一切なし。
年間予算1170万ドルは9万人を超す善意の人たちからの寄付。というのが日本とは全く違って驚きました。
それと、聴導犬の適正は↓p49抜粋
「ハッピーな犬。捨てられてシェルターに保護されていても、そこでハッピーに楽しそうに暮らしている
犬を連れてくるの。そういう犬は好奇心が旺盛でしょ。音に対する興味が強いのが、一番の条件ね」
という強い犬がいるというのが分かって、さらに驚きました。
動物保護に興味がある人にはいいのですが、興味がない人には思想的に受け容れられない可能性があります。
特にベジタリアンにこだわっている感じがしました。
動物保護をしている人はベジタリアンそれもノン・デイリー(卵や乳製品もとらない)が
ふさわしいとまで言わないが、そうじゃないといけないという思いが感じられる。
↓のように書かれていたからです。p61抜粋です。
根底に、生命を大切にする意気があるからだ。もしも、なんらかのはずみでチーズを
ひとかけら口に入れてしまったとしたら、彼女の心は悲しみに充たされる。
そこまで動物を思っているのなら、動物保護をしている人にベジタリアンかどうか質問をして「ベジタリアンでない」と答えられたらそのままにしないでほしい。
それだったら最初から聞かない、あるいは
「なぜこの仕事をしているのにベジタリアンでないのか?」とさらに質問をして欲しかったです。
中途半端に「私はアメリカにいる間は菜食主義傾向だったが、家に帰れば鮭も肉じゃがも
食べたい」と言わないで欲しい。
個人的にサンフランシスコにあるSPCA(対動物虐待防止協会)は国からの援助は一切なし。
年間予算1170万ドルは9万人を超す善意の人たちからの寄付。というのが日本とは全く違って驚きました。
それと、聴導犬の適正は↓p49抜粋
「ハッピーな犬。捨てられてシェルターに保護されていても、そこでハッピーに楽しそうに暮らしている
犬を連れてくるの。そういう犬は好奇心が旺盛でしょ。音に対する興味が強いのが、一番の条件ね」
という強い犬がいるというのが分かって、さらに驚きました。
2008年7月30日に日本でレビュー済み
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殺処分を待つ犬の瞳、目の力に溺れそうになるけど、そこは抑制して、何が自分にできることか、を考えてみる。おおくの人がそれぞれ、自分にできることをやるしか、手はないのでは。問題の質量が、あんまり大きすぎるので。私は、とりあえず、この本を3冊、友人に配ります。それから、犬語の勉強のために「動物たちの心の世界」を読み直します。行動
しなければ、なにも変わらない、と叫んでいるこの本は、動物への愛に満ちた、それでいて、大変理性的な限度をを維持した著者の思想が感じられます。ベジタリアンにはなれないけれど、動物たちのほんとうの友人にはなりたいと、心底思わされる本でした。
しなければ、なにも変わらない、と叫んでいるこの本は、動物への愛に満ちた、それでいて、大変理性的な限度をを維持した著者の思想が感じられます。ベジタリアンにはなれないけれど、動物たちのほんとうの友人にはなりたいと、心底思わされる本でした。
2006年10月10日に日本でレビュー済み
先日のTV報道で広島の多頭犬放置の現場で、病気や餓死で次から次へ
犬が死んでいる閉鎖されたテーマパークがあることをしりました。
死亡した犬はその辺を掘って土葬というか埋めているそうで
その数が何頭になるのだか不明であるそうです。
著者の渡辺さんのトークショーに最近いってまいりました。
この本には資料として「全国自治体における犬猫の処分数」が
みひらきででています。資料は平成9年度の実数ですが事態は
さらに悪化しているのではないでしょうか。
ペットを金儲けの手段化しがちな供給側と、一生付き合う覚悟のないままの飼い主側
の双方による必要悪として殺処分などというおぞましいことがおこなわれるのです。
渡辺さんにはまだまだ本やキャンペーンで活躍して欲しいと思います。
犬が死んでいる閉鎖されたテーマパークがあることをしりました。
死亡した犬はその辺を掘って土葬というか埋めているそうで
その数が何頭になるのだか不明であるそうです。
著者の渡辺さんのトークショーに最近いってまいりました。
この本には資料として「全国自治体における犬猫の処分数」が
みひらきででています。資料は平成9年度の実数ですが事態は
さらに悪化しているのではないでしょうか。
ペットを金儲けの手段化しがちな供給側と、一生付き合う覚悟のないままの飼い主側
の双方による必要悪として殺処分などというおぞましいことがおこなわれるのです。
渡辺さんにはまだまだ本やキャンペーンで活躍して欲しいと思います。
2004年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカの動物保護施設SPCAの取材が前半にあります。日本でのペット状況の違いがよく分かります。悲しい事に、動物愛護精神の進んでいるイギリスやアメリカでさえ悲惨な虐待や捨てられる動物は多くいます。日本との違いは虐待をすれば厳しい罰則があること・動物シェルターの規模が大きいこと。
日本でも動物保護施設はあります。なかでもARK(アニマルレフュージ関西)やHELP(動物愛護支援の会)の紹介があります。
日本の動物保護センター(殺処分している所)での取材や死んでいく動物の様子がよく分かります。
私達にできる事・・・まずは知ってください。お願いです、死んでいく動物達に耳を傾けてください。
いろいろな方にこの事を知ってほしいです。
日本でも動物保護施設はあります。なかでもARK(アニマルレフュージ関西)やHELP(動物愛護支援の会)の紹介があります。
日本の動物保護センター(殺処分している所)での取材や死んでいく動物の様子がよく分かります。
私達にできる事・・・まずは知ってください。お願いです、死んでいく動物達に耳を傾けてください。
いろいろな方にこの事を知ってほしいです。
2010年3月22日に日本でレビュー済み
捨て犬、捨て猫について、海外の色々な団体はどの様な活動をしているのか、その国ではどの様な法律があり動物をサポートしているのかなど、日本で活動している国外人の方も含め幅広く多くに事例を紹介している本です。それに、国内外の獣医の違いやシステムの違いも書かれています。日本でも、問題意識を持った獣医さん達の活動と考え方も紹介されていて励まされました。
薄く広く取り上げられていますが、本必的な原因の一つでもあるブリーダーや販売店については、深く扱っていません。次回期待しています。読んでいて、著者の思いや感傷的な心の揺れ動きが感じられました。
本文には16歳以上でないと犬を飼えない国があると書かれてあり、もっともな事だと思いました。日本では“成人しか犬や猫を飼ってはいけない”様にした方が良いのでは? 犬を飼いたい幼い子供に向かって、母親が「毎日きちんと世話が出来る?」と聞いていること自体が問題なのです。そして責任を持てる成人がその責任を放棄したとき、法律を持って対処すべきだと思いました。
それに、殺処分される犬猫の事だけではない、日本人の命に対する考え方と言うか、そこの所に問題がある様に感じました。人間自体が生まれてくる前に殺されている事を思うと…。年間、犬猫と同じくらいの数…。
薄く広く取り上げられていますが、本必的な原因の一つでもあるブリーダーや販売店については、深く扱っていません。次回期待しています。読んでいて、著者の思いや感傷的な心の揺れ動きが感じられました。
本文には16歳以上でないと犬を飼えない国があると書かれてあり、もっともな事だと思いました。日本では“成人しか犬や猫を飼ってはいけない”様にした方が良いのでは? 犬を飼いたい幼い子供に向かって、母親が「毎日きちんと世話が出来る?」と聞いていること自体が問題なのです。そして責任を持てる成人がその責任を放棄したとき、法律を持って対処すべきだと思いました。
それに、殺処分される犬猫の事だけではない、日本人の命に対する考え方と言うか、そこの所に問題がある様に感じました。人間自体が生まれてくる前に殺されている事を思うと…。年間、犬猫と同じくらいの数…。
2004年8月30日に日本でレビュー済み
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我が国のペットブームの陰に潜む深刻な現実が報告されている。ブームや商業べースに乗って特定の犬種ばかりを珍重する傾向、一時的な衝動に駆られているだけで、生涯飼うという基本的な覚悟の希薄な飼い主の存在、ペットに対して極めて閉鎖的な社会システムなど、使い捨てとも言うべき、生命を無視した身勝手な人間の行動が、処分という悲惨な運命を動物に与えていることを直視しなければならない。ペットに対する飼い主の無理解・無責任が根本的問題てあるのは、日本でも欧米で同じだが、生まれた命は可能な限り大切に守る対応と過酷過ぎる運命が明らかな新たな命の誕生を避ける対策の差が大きい。社会としての動物愛護精神の広がり方と捨てられた動物の受け皿が違うことがわかる。特に、日本では動物の生命を機械的に闇に葬る行政処分が社会の目から隠れるように日常的に続けられている。野良犬を見かけないこと自体、実は不気味なことだとわかる。このような環境では、特に、動物を飼っていない人には問題意識が昇りにくいという面もある一方、事なかれ主義に流れ、臭い物には蓋をしろ式で現実に目を背けているという面もある。これから動物を飼おうとする人は、責任を持って生涯飼えるのかどうか、今一度思い計らなければならない。