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最後の忠臣蔵 (角川文庫 い 54-6) 文庫 – 2004/10/23
血戦の吉良屋敷から高輪泉岳寺に引き揚げる途次、足軽・寺坂吉右衛門は内蔵助に重大な役目を与えられる。生き延びて戦の生き証人となれ。死出の旅に向かう四十六人を後に、一人きりの逃避行が始まった。
- 本の長さ326ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/10/23
- ISBN-104043687109
- ISBN-13978-4043687107
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2004/10/23)
- 発売日 : 2004/10/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 326ページ
- ISBN-10 : 4043687109
- ISBN-13 : 978-4043687107
- Amazon 売れ筋ランキング: - 202,014位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月13日に日本でレビュー済み
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歴史小説は長編が多い作家にあって、短文でまとめ上げられている本編、無駄のない伝え方で数時間で読みきれて私向きだった。
2020年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
池宮彰一郎著『最後の忠臣蔵』
主人公は赤穂浪士・寺坂吉右衛門。討入後、大石内蔵助が命じて、逃げ延びて生き証人となった。
武士の尊厳を世に示した赤穂事件では、残された妻子や、脱盟した旧赤穂藩士達にも物語があった。大石内蔵助達の思い出を振り返りながらも、残された人達に焦点を当てた小説。
主人公は赤穂浪士・寺坂吉右衛門。討入後、大石内蔵助が命じて、逃げ延びて生き証人となった。
武士の尊厳を世に示した赤穂事件では、残された妻子や、脱盟した旧赤穂藩士達にも物語があった。大石内蔵助達の思い出を振り返りながらも、残された人達に焦点を当てた小説。
2018年3月26日に日本でレビュー済み
寺坂吉右衛門を主人公にするというアイデアが成功している。
それほど深い短篇集とは思わない。『命なりけり』が比較的好い。
ふつう悪人として描かれる大野九郎兵衛や多くの脱盟者たちが
善人として描かれているのが面白い。ちょっとムリ筋かなと思う
部分もあるが、テレビドラマでも見ている気分で読めば許せる。
それほど深い短篇集とは思わない。『命なりけり』が比較的好い。
ふつう悪人として描かれる大野九郎兵衛や多くの脱盟者たちが
善人として描かれているのが面白い。ちょっとムリ筋かなと思う
部分もあるが、テレビドラマでも見ている気分で読めば許せる。
2017年11月1日に日本でレビュー済み
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忠臣蔵事件、その後の影響って考えたことありますか?
まず、今の人は考えつかない。当然(無理です)。
この吉良家襲撃の意思決定には今では考えられない重荷があったことがよくわかります。
子供たちは流罪(島流し)、坊主になれば免除。2親等までも同じか?(要確認)
覚悟の上の襲撃だったのだ・・・・。「お父ちゃん、何してくれたんや・・」という文句も出ない。
その辺りのどろどろさ、それから生き残った赤穂浪士の生きざま・・・面白いです。
正直、映画の「最後の忠臣蔵」も秀作ですが、この本の方がより深いと思います。
まず、今の人は考えつかない。当然(無理です)。
この吉良家襲撃の意思決定には今では考えられない重荷があったことがよくわかります。
子供たちは流罪(島流し)、坊主になれば免除。2親等までも同じか?(要確認)
覚悟の上の襲撃だったのだ・・・・。「お父ちゃん、何してくれたんや・・」という文句も出ない。
その辺りのどろどろさ、それから生き残った赤穂浪士の生きざま・・・面白いです。
正直、映画の「最後の忠臣蔵」も秀作ですが、この本の方がより深いと思います。
2019年12月10日に日本でレビュー済み
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華々しい討入の描写でなく、大石内蔵助の使命により生かされた瀬尾孫左衛門及び寺坂吉右衛門の苦衷を主体に記述され、廃藩後のその他の赤穂浪士の生きる術を考慮して果てた内蔵助の深慮遠謀な計らいに感服した。寺坂吉右衛門の苦悩を察すると涙しないで居られなかった。
2018年1月21日に日本でレビュー済み
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ビデオを観て深く感動し、原作に触れました。映画では理解が追い付かなかった孫左の自刃は、武士の忠節と自己満足だけではなかった事が想像できます。使命をすべて果たし残ったものは愛 寺坂吉右衛門に告白できた孫左衛門は、納得した最期だったでしょう。心が安らぎました。
2013年4月26日に日本でレビュー済み
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友達に薦められて読みました。
討ち入りをした寺坂吉衛門を歴史の証人にさせた、大石内蔵助の胸の内と
それに応えようとする吉衛門の苦悩が読み取れた。
感動しました。
討ち入りをした寺坂吉衛門を歴史の証人にさせた、大石内蔵助の胸の内と
それに応えようとする吉衛門の苦悩が読み取れた。
感動しました。