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人面町四丁目 (角川ホラー文庫 94-2) 文庫 – 2004/7/1
北野 勇作
(著)
そいつの頭には頭蓋骨がなく、握るとぐにゃりと潰れてしまった。泣きながら訴える妻のために、私はそいつを捕まえに出かけたのだ。それがすべての始まりとも知らずに…。人の存在の危うさを描く北野ワールド最新作!
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/7/1
- ISBN-104043693028
- ISBN-13978-4043693023
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2004/7/1)
- 発売日 : 2004/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 245ページ
- ISBN-10 : 4043693028
- ISBN-13 : 978-4043693023
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,207,637位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年生まれ
『昔、火星のあった場所』でデビュー。
SFとか書く。
暗闇で朗読をする。
たまに芝居とかする。
著作
『かめくん』『きつねのつき』『カメリ』
『大怪獣記』『人面町四丁目』
『水から水まで』他
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
モングラーもとい巨大土竜に依って町が被災した際、住んでいたアパートを失った作家は避難場所で顔を合わせた女性に連れられ、嘗て人面町と呼ばれていた町に在る彼女の家に居候し、結婚して、昔は人面町四丁目だった場所に借家住まいする。しかし、彼女の父の工場で生産されている謎の「人面」を始め世の常識では判らない事が多く、しかも謎の存在や現象が多く現れ、しかしその状態に慌てふためいたり対応出来無かったりするのは余所者の主人公だけ・・・。
2004年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は10の章から成っていて、それぞれの章ごとに売れないホラー作家の日常に起こる不可思議な出来事が描かれているが、それら出来事にこれと言った関連性は無い。タイトルに含まれる「人面」も登場するが、いったいそれが何なのかはさっぱりわからず、最後のオチも釈然としない。もっともこれは、私が感性よりも理屈で作品を理解しようとするタイプであるからで、そうでない人が高評価を与える作品の可能性もある。
2007年3月28日に日本でレビュー済み
じゃあなんだ、と訊かれれば非日常的な町に住む主人公の不思議日記、といったところです。グロテスクな描写はあるものの、ホラー好きの立場から言わせてもらうと、あの程度の場面は他の作品でも比較的よく見られるので、はっきり言って恐怖度ゼロです。この作品の魅力は主人公と妻の微笑ましい会話にあります。正直、シリーズ化してほしい、と読後に思ったぐらいです。ホラーだと思わずに購入することをお薦めします。
2004年8月23日に日本でレビュー済み
なんだか不思議な世界のお話でした。
最初は読んでいて楽しかったのですが、こんな話を続けていて
最終的にどうやって終わるのだろう・・と気になったのですが
最後はなんだか、意味がよくわからずうやむやにされてしまいました。
人面とは結局なんだったのか、裏とか表の世界だとか
すべてに納得のいく説明はなく、不思議な現象やキャラクターが
出っ放しで終わったという感じです。
少々期待はずれでした・・。
最初は読んでいて楽しかったのですが、こんな話を続けていて
最終的にどうやって終わるのだろう・・と気になったのですが
最後はなんだか、意味がよくわからずうやむやにされてしまいました。
人面とは結局なんだったのか、裏とか表の世界だとか
すべてに納得のいく説明はなく、不思議な現象やキャラクターが
出っ放しで終わったという感じです。
少々期待はずれでした・・。
2005年7月6日に日本でレビュー済み
著者の本を初見で、タイトルだけみると、スプラッタかもしくは
じっとり怖い話を想像して手にとってしまいそうですが、中身は
そうではありません。確かにそこかしこに怖い恐ろしい部分は
あるのですが、只のホラーでは無かった。
そしてそれらは実に非日常的で不気味な異形や行為でありながら、
なにかかすかに懐かしいような味も持ってます。実に不思議なテイストです。
私はこの作品が北野先生の初めての本だったのですが、他の本も是非
読んでみたくなりましたし、もしもできるならこの人面町にも
住んでみたいなとも。例えそれが1日と持たずに電信柱の横で
赤錆にまみれる「最期」を約束されるものであっても。
そんな魅力のある世界でした。でもラスト、もう少し万人に
わかりやすいカタルシスというのかなんというのか、
短編のどれかの最後くらいのでよかったので、何かもうひと盛り上がり
あってもよかったように思えます。静かに終わるのもまた
怖いものなのかもしれませんが、できたらもうちょっとなにか
欲しかったので星3つにしました。
じっとり怖い話を想像して手にとってしまいそうですが、中身は
そうではありません。確かにそこかしこに怖い恐ろしい部分は
あるのですが、只のホラーでは無かった。
そしてそれらは実に非日常的で不気味な異形や行為でありながら、
なにかかすかに懐かしいような味も持ってます。実に不思議なテイストです。
私はこの作品が北野先生の初めての本だったのですが、他の本も是非
読んでみたくなりましたし、もしもできるならこの人面町にも
住んでみたいなとも。例えそれが1日と持たずに電信柱の横で
赤錆にまみれる「最期」を約束されるものであっても。
そんな魅力のある世界でした。でもラスト、もう少し万人に
わかりやすいカタルシスというのかなんというのか、
短編のどれかの最後くらいのでよかったので、何かもうひと盛り上がり
あってもよかったように思えます。静かに終わるのもまた
怖いものなのかもしれませんが、できたらもうちょっとなにか
欲しかったので星3つにしました。
2004年7月16日に日本でレビュー済み
この本は一見一話ずつが登場人物は同じなのに内容がバラバラのように見えるのですが、最後には一つにつながるという、特異?なものです。
人面魚、人面犬、口裂け女などの有名な化け物や、巨大土竜(もぐら)なんかも出てきます。SFみたいな感じに仕上がっています。
見てると引き込まれるような本ですね、あまり他の本とは違う独特な雰囲気を持つ本です、見る価値は十分あります。
ただ、もう少し何かが足りなかったので、星4つにしました。
人面魚、人面犬、口裂け女などの有名な化け物や、巨大土竜(もぐら)なんかも出てきます。SFみたいな感じに仕上がっています。
見てると引き込まれるような本ですね、あまり他の本とは違う独特な雰囲気を持つ本です、見る価値は十分あります。
ただ、もう少し何かが足りなかったので、星4つにしました。
2005年8月2日に日本でレビュー済み
北野氏の作品は、角川ホラー文庫のよりハヤカワで出ている本の方が好みです。
それはさておき、これはホラーというより、ファンタジーですよね。
この作品には「妻」が大きな存在感を占めているのですが、読んでるうちに吾妻ひでおの絵が浮かんできて仕方ありませんでした。
宇宙人?を的確に撃ったりするシーンは特に。
吾妻先生の「不条理日記」「失踪日記」が好きな方には絶対面白いと思います。
それはさておき、これはホラーというより、ファンタジーですよね。
この作品には「妻」が大きな存在感を占めているのですが、読んでるうちに吾妻ひでおの絵が浮かんできて仕方ありませんでした。
宇宙人?を的確に撃ったりするシーンは特に。
吾妻先生の「不条理日記」「失踪日記」が好きな方には絶対面白いと思います。