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白い部屋で月の歌を (角川ホラー文庫) 文庫 – 2003/11/7
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詩情あふれる文章、斬新な設定がスパークする期待の新人
ジュンは除霊のアシスタントを務める少年だ。様々な霊魂を自分の体内に受け入れる際、白い部屋に自分がいるように見える。ある日、少女エリカと白い部屋で出会ったジュンはその面影に恋してしまったのだが。
ジュンは除霊のアシスタントを務める少年だ。様々な霊魂を自分の体内に受け入れる際、白い部屋に自分がいるように見える。ある日、少女エリカと白い部屋で出会ったジュンはその面影に恋してしまったのだが。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2003/11/7
- ISBN-104043735014
- ISBN-13978-4043735013
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商品の説明
著者について
●朱川 湊人:第十回日本ホラー小説大賞短編賞受賞者 昭和38年生まれ 慶応大学文学部卒業
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2003/11/7)
- 発売日 : 2003/11/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 304ページ
- ISBN-10 : 4043735014
- ISBN-13 : 978-4043735013
- Amazon 売れ筋ランキング: - 149,999位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年大阪府生まれ。2002年に「フクロウ男」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。03年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。05年には『花まんま』で直木賞を受賞する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 銀河に口笛 (ISBN-13: 978-4022506993)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後半の「鉄柱」は、読み終わった後に何とも言えない切なさがこみ上げてくる作品です。幸せとは何か、何のために生きるのか、死とは何か、家族とは、などなど様々考えさせられます。中学生の娘にも、何か届くものがあったようで、世代を越えて感じさせる力があるようです。ラストで主人公が信号待ちした車の窓からふと「鉄柱」を垣間見るシーンは、その状況映像が自然に浮かび上がる素晴らしい描写となっています。「鉄柱」は、朱川さんの構成力、表現力のレベルの高さが証明される、間違い無く最高傑作の一つと考えます。
2021年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容を話すとネタバレになってしまうので避けますが、角川さんは本当はずれが無いというか、全ての作品が本当に面白いです!
普段本を読まない方でも、2作入っているのでササっと読めるしお勧めです。
普段本を読まない方でも、2作入っているのでササっと読めるしお勧めです。
2023年7月3日に日本でレビュー済み
タイトル作は、霊魂を体内に入れ除霊のアシスタントをするジュンの物語。「白い部屋」に霊魂を閉じ込め鉗子で除去するイメージが面白い。男に刺され魂が抜けた女子に恋してしまったジュン。ジュンの庇護者であり金儲け主義の霊媒師は、これを許さない。霊媒師は、ジュンから恋する女子への想いを取り除こうとする…、と続く。おっ!となる意外で残酷なラストが良い。
「鉄柱」は、人生最良の日に自死=満足死を選択できる町の物語。不倫がバレて左遷された男。優しさに溢れる町に違和感を感じる男とその妻は、やがてミハシラと呼ばれる鉄柱での縊死を寿ぐ習慣に気づく。抵抗感に苛まれる男に対し、原因不明の疾患に悩む妻は、徐々に町に馴染んでいって…という展開。哀しいラストを迎えるが、死と生について考えさせられる作品である。
「鉄柱」は、人生最良の日に自死=満足死を選択できる町の物語。不倫がバレて左遷された男。優しさに溢れる町に違和感を感じる男とその妻は、やがてミハシラと呼ばれる鉄柱での縊死を寿ぐ習慣に気づく。抵抗感に苛まれる男に対し、原因不明の疾患に悩む妻は、徐々に町に馴染んでいって…という展開。哀しいラストを迎えるが、死と生について考えさせられる作品である。
2014年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わくらばシリーズが大好きで、同じ作家の この本を買ってみました。
まぁまぁ 面白かったです。
まぁまぁ 面白かったです。
2017年4月28日に日本でレビュー済み
表題作は「日本ホラー小説大賞」受賞作。
文体はこの頃から美しく、特に「月が啼く」というのは
朱川ワールドが垣間見えるのだが、内容は凡庸。
もう1編の「鉄柱」のほうが面白い。
「鉄柱」のある村、陸の孤島のような村であるからこそ、通じる風習。
でもやはり、受け入れられない主人公が悲しく切なくやり切れない。
ともすればこちらもどこかでありそうな......で終わりそうな物語を、
巧みな筆致で読者を惹きこむ。
人生観、死生観、幸福観。
それらを考えさせられる。
随所にみられる美しいフレーズは、今後の朱川作品の大元となっている。
文体はこの頃から美しく、特に「月が啼く」というのは
朱川ワールドが垣間見えるのだが、内容は凡庸。
もう1編の「鉄柱」のほうが面白い。
「鉄柱」のある村、陸の孤島のような村であるからこそ、通じる風習。
でもやはり、受け入れられない主人公が悲しく切なくやり切れない。
ともすればこちらもどこかでありそうな......で終わりそうな物語を、
巧みな筆致で読者を惹きこむ。
人生観、死生観、幸福観。
それらを考えさせられる。
随所にみられる美しいフレーズは、今後の朱川作品の大元となっている。
2013年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二篇の小説が収録。
そのうちのひとつが「鉄柱」。自殺を肯定的にとらえる文化を持つ地方(田舎?)都市が舞台。
私はこの作品を自ら(かなり意志的に、自発的に)積極的に自死を選んだ哲学者の『自死という生き方』
という本で知りました。
自殺者が出ると「めでたいこと」が起きた、と喜ばなくてはいけない文化がある街。
でも街の風習だからといって素直に親族の死を喜べない人がたくさん登場します。
自殺を肯定する文化と、現実の自殺を認められない人々。その苦悩は一読の価値あり。
そのうちのひとつが「鉄柱」。自殺を肯定的にとらえる文化を持つ地方(田舎?)都市が舞台。
私はこの作品を自ら(かなり意志的に、自発的に)積極的に自死を選んだ哲学者の『自死という生き方』
という本で知りました。
自殺者が出ると「めでたいこと」が起きた、と喜ばなくてはいけない文化がある街。
でも街の風習だからといって素直に親族の死を喜べない人がたくさん登場します。
自殺を肯定する文化と、現実の自殺を認められない人々。その苦悩は一読の価値あり。
2019年1月14日に日本でレビュー済み
中編が二つの構成ですが、
二つ目の「黒柱」は必見です。
もし子供が本を読めるくらいに大きくなったら、是非、読んでもらいたいと思います。
二つ目の「黒柱」は必見です。
もし子供が本を読めるくらいに大きくなったら、是非、読んでもらいたいと思います。
2008年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「白い部屋で月の歌を」、「鉄柱(クロガネノミハシラ)」の二作の中篇を収めた文学的香気の高いホラー作品。作者は"月の光"を強調しているようだ。
「白い部屋で月の歌を」は霊の存在を前提に書かれている。主人公の"先生"は成仏できない霊の"剥がし屋"を生業にしている。主人公は"憑坐"と言う霊の一時的保管場所の役割を果たす。これを(観念的に)具象化したものが"白い部屋"である。主な登場人物はこの他、先生の弟と主人公が白い部屋で一目惚れしてしまった若い女性。物語は主人公の一人称で語られ、主人公の知的レベルを示すようにたどたどしい。これが、物語の不気味さと純粋さを高めている。当たり前のように霊が徘徊する異形の世界と主人公の女性に対するメルヘンチックな恋物語の融合が見せ所。儚くも切ない物語。だが、オチは凡庸で、別の形にした方がより良質な作品になったと思う。「鉄柱」はガラッと作風を変えて、普通のサラリーマンである主人公が、左遷された先の町の秘密に次第に直面して行く手法で恐怖を醸し出す。町の丘に建てられた鉄柱。町の人々の死生観と鉄柱の役割とは ? 西行の歌、
「願わくは花の下にて春死なむ、そのきさらぎの望月のころ」
が重要な意味を持つ(本歌はミステリで良く採り上げられるようだ)。人間にとって幸福とは、欲望とは、そして生きる意味とは何かを考えさせる哲学的作品。
単なるホラーの域を越えて、幻想味、哲学的考察を加えて巧みな構成で描いた文学的香気溢れる作品。
「白い部屋で月の歌を」は霊の存在を前提に書かれている。主人公の"先生"は成仏できない霊の"剥がし屋"を生業にしている。主人公は"憑坐"と言う霊の一時的保管場所の役割を果たす。これを(観念的に)具象化したものが"白い部屋"である。主な登場人物はこの他、先生の弟と主人公が白い部屋で一目惚れしてしまった若い女性。物語は主人公の一人称で語られ、主人公の知的レベルを示すようにたどたどしい。これが、物語の不気味さと純粋さを高めている。当たり前のように霊が徘徊する異形の世界と主人公の女性に対するメルヘンチックな恋物語の融合が見せ所。儚くも切ない物語。だが、オチは凡庸で、別の形にした方がより良質な作品になったと思う。「鉄柱」はガラッと作風を変えて、普通のサラリーマンである主人公が、左遷された先の町の秘密に次第に直面して行く手法で恐怖を醸し出す。町の丘に建てられた鉄柱。町の人々の死生観と鉄柱の役割とは ? 西行の歌、
「願わくは花の下にて春死なむ、そのきさらぎの望月のころ」
が重要な意味を持つ(本歌はミステリで良く採り上げられるようだ)。人間にとって幸福とは、欲望とは、そして生きる意味とは何かを考えさせる哲学的作品。
単なるホラーの域を越えて、幻想味、哲学的考察を加えて巧みな構成で描いた文学的香気溢れる作品。