「恋愛小説を」という発注だけで、どしたらこんなおもしろい構成が思い浮かぶのか。
しをん風の中世騎士のロマンス小説。その美文に酔いしれる。それと交互にくる現実の恋愛、いまここの人間関係。その落差、そのメリハリの巧さ。7というキリのいい日数、1日あたりのページ数もきっちり同じ。職人芸というべきか。
三浦しをん、27歳の時の作品。彼女にとっては初期の作品。エンタメ小説として読めるが、水を得た魚のごとく、一番エンタメしているのが著者本人のような気がする。
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ロマンス小説の七日間 (角川文庫) 文庫 – 2003/11/22
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今まさに旬な作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説!
海外翻訳を生業とする20代女性の主人公。現実にはさえない彼氏と同棲中だ。そんな中ヒストリカル・ロマンス小説の翻訳を引き受ける。最初は内容と現実とのギャップにめまいものだったが…。
海外翻訳を生業とする20代女性の主人公。現実にはさえない彼氏と同棲中だ。そんな中ヒストリカル・ロマンス小説の翻訳を引き受ける。最初は内容と現実とのギャップにめまいものだったが…。
- 本の長さ283ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2003/11/22
- ISBN-104043736010
- ISBN-13978-4043736010
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商品の説明
著者について
1976年東京まれ。2000年『格闘するものに○』で鮮烈デビュー。以後精力的に作品を発表。若手実力作家として人気上昇中!
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2003/11/22)
- 発売日 : 2003/11/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 283ページ
- ISBN-10 : 4043736010
- ISBN-13 : 978-4043736010
- Amazon 売れ筋ランキング: - 96,089位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年、東京生まれ。2000年、『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』など、小 説を次々に発表。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。他に、小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』な ど、エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『ビロウな話で恐縮です日記』などがある。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 星間商事株式会社社史編纂室 (ISBN-13:978-4480804204)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月29日に日本でレビュー済み
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ファンタジーと現実を行き来しつつ
楽しく読み進めることができる一冊です!
楽しく読み進めることができる一冊です!
2007年3月15日に日本でレビュー済み
主人公の職業はハーレクイン小説の翻訳。彼女の実生活と煮詰まる翻訳作業が入り混じって小説は原作をはみ出しあらぬ方へ…。
日本という風土からすると何かと腰砕けになるロマンス小説、確かにこの国ではなかなかシュールなものですが何せそんな現実を離れてどっぷり浸ることができることが魅力のひとつ。
現実への腹いせとばかりに小説はどんどんエスカレートしていき主人公でさえ追いつかないかのような暴走ぶり。故にやがて迎えるエピローグにはしんみり。うまい具合あちら側とこちら側が沿って離れてそれぞれの居場所にかえっていきます。
不思議なのは「ニッポンの日常」と乖離した世界「ロマンス小説」を体にとってはいるもの実際は劇中劇とも入れ子式ともとれないところ。
◇追記◇
著者のあちら嗜好が苦手な方でも多分に妄想特急を走らせがちな方ならば一度試してみられては。
日本という風土からすると何かと腰砕けになるロマンス小説、確かにこの国ではなかなかシュールなものですが何せそんな現実を離れてどっぷり浸ることができることが魅力のひとつ。
現実への腹いせとばかりに小説はどんどんエスカレートしていき主人公でさえ追いつかないかのような暴走ぶり。故にやがて迎えるエピローグにはしんみり。うまい具合あちら側とこちら側が沿って離れてそれぞれの居場所にかえっていきます。
不思議なのは「ニッポンの日常」と乖離した世界「ロマンス小説」を体にとってはいるもの実際は劇中劇とも入れ子式ともとれないところ。
◇追記◇
著者のあちら嗜好が苦手な方でも多分に妄想特急を走らせがちな方ならば一度試してみられては。
2014年1月19日に日本でレビュー済み
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二つの物語が並行して進んで行く。
中世のロマンス小説という非現実と、実際の恋愛という現実とが。
最初は中世の物語から始まるので、
あれこの小説は中世を舞台にしたものなの!?
と現代の話を期待していた自分としては拍子抜けした部分もあるが、
読み進めていくうちに、
現代よりも中世の物語の展開が気になってしょうがなくなる。
主な登場人物の立場が現実とロマンス小説の中とでシンクロしている。
まあ中世の勇敢な騎士シャンドスと違い、
神名にそのような勇敢さは感じられないが。
ただあかりは神名には神名の魅力を感じていることは間違いないだろう。
中世のロマンス小説という非現実と、実際の恋愛という現実とが。
最初は中世の物語から始まるので、
あれこの小説は中世を舞台にしたものなの!?
と現代の話を期待していた自分としては拍子抜けした部分もあるが、
読み進めていくうちに、
現代よりも中世の物語の展開が気になってしょうがなくなる。
主な登場人物の立場が現実とロマンス小説の中とでシンクロしている。
まあ中世の勇敢な騎士シャンドスと違い、
神名にそのような勇敢さは感じられないが。
ただあかりは神名には神名の魅力を感じていることは間違いないだろう。
2016年5月16日に日本でレビュー済み
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主人公あかりが翻訳中の海外ロマンス小説と、実生活でのあかりと神名の恋の行方。2つの物語を味わえてたのしい小説。恋ってどうしてもエゴイスティックに自分の気持ちをぶつけがちだけど、あかりと神名の恋は不器用そうで、でも相手を思いやる素敵だと感じました。
2020年12月13日に日本でレビュー済み
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三浦しをんの本は好きなんだけど、ロマンス部分が生々しくて気持ち悪くなってしまった
ロマンス小説を読める人じゃないとだめかも
三浦しをんの世界にハマりたかったのに、描写を受け入れられず
ロマンス小説を読める人じゃないとだめかも
三浦しをんの世界にハマりたかったのに、描写を受け入れられず
2016年1月29日に日本でレビュー済み
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小説翻訳家の彼女の私生活と、彼女が翻訳する小説とがそれぞれ7話まで交互に書き綴られています。2つの物語を楽しめてしまう!そして最後はその結論が上手く重なっていく。読んでみてください。
2005年9月17日に日本でレビュー済み
歯の浮くような英国中世騎士道ロマンの翻訳を依頼されたあかりが、ボーイフレンドの神名とのドタバタ騒ぎに苛立って、勝手に作品を書きかえてしまう。やがて、フィクションとリアル、ロマンス小説と現実世界が渾然と一つになっていく。この趣向にはちょっと期待させられもした。あかりがリライトするロマンス小説の部分は、結構よくできている。でも、肝心のリアルの部分がちっとも面白くないし、翻案部分とうまく噛みあっていかない。こういうのをアイデア倒れという。──太宰治に「ろまん燈籠」という作品があるのを思い出した。正月の座興に、五人の兄弟姉妹が交代で五日かけて一つの物語(王子とラプンツェルのロマンス譚)を書き継ぐ。そこに子供たちの性格が露骨に反映していって、最後にちょっとした「感動」を誘うオチがつくという、愛すべき小品だった。