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新版 会社は誰のものか (角川文庫) 文庫 – 2005/9/22

3.7 5つ星のうち3.7 4個の評価

西武・コクド、フジテレビ・ライブドアだけではない! 根深い病理を斬る!
堤家の歪んだ西武グループ支配、「株主」を振りかざしフジテレビに迫ったライブドア。にわかに脚光を浴びるこのテーマに、長年取り組んできた辛口評論家が鉄槌をくだす! 企業が抱える闇の深層に迫る、待望の新版。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店 (2005/9/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/9/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4043775032
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4043775033
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 4個の評価

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佐高 信
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上位レビュー、対象国: 日本

2005年12月13日に日本でレビュー済み
株式会社は「株主」「社員」「経営者」の3要素で構成される。この3要素のどれに属するのか。「経営者」という答えはありえない。また会社は「社会のもの」であり、消費者(利用者)を含め、監査役、社外重役、労働組合などによって、さまざまにチェックされなければならない。著者の基本論理は明快である。

しかし、現状の日本の株式会社は「経営者のもの」のごとき様相を示している。著者はその様を、すでに破綻、崩壊した「社会主義」に倣って「会社主義」と呼ぶ。

「会社主義」では会社は「経営者のもの」であり、「社員」は、「会社のため」という名目で滅私奉公を強いられるのである。

オーナー企業であってもなくても創業者であろうとなかろうと「企業世襲」をひとつの問題点としてもあげている。そこでは、会社経営に関わるさまざまなチェック機能も有名無実のものとなり、会社は「社長」のやりたい放題。「社員」は「社長」を「天皇」のようにあがめ、「社長」の言いなりの重役、上司はさしずめ絶対服従を強いる軍隊の上官のごとき存在である。このあたりは私も会社員時代に経験があり、ずいぶん理不尽を感じたものである。

本書で著者は「西武・コクド、フジテレビ・ライブドアだけではない!」として、こうした根深い「会社主義」の病理を斬る。堤家の歪んだ西武グループ支配、「株主」を振りかざしフジテレビに迫ったライブドア。にわかに脚光を浴びるこのテーマに、長年取り組んできた辛口評論家として鉄槌をくだしている。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐高氏の著作をよく調べずに購入すると、ヤラレタ!とおもうことがたまにある。それは過去に発行された著作の再編集版に当たったときだ。

言うまでもなく本書は「新版」となっているから、そんなことは百も承知で購入したのだが、佐高氏の名誉のために付け加えれば、「時代を見据えて絶妙のタイミングで批判する」という現在休刊中の『噂の真相』編集長の岡留安則氏の佐高評を引いておこう。

それだけ批判内容が的確であるから”書味”期限が長いということだが、会社評などは佐高氏の得意分野だからなおさらだろう。

また版元の倒産やら他の理由で出版社がころころ変るなど佐高氏『独特』の理由によることも多い。

時代を超えて残る書物の意味がわからない作家の猪瀬直樹は、佐高氏の単行本の年間発行数が多すぎるからと「月刊佐高」などとケチを付けているが、それだけ猪瀬の本には読める内容のものがなく、時と共に消えてなくなるものが多いということだ。

「権力」は是が非でも維持を目的としているため、その批判は維持されればされるほど続くのだというオチで・・・
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年11月10日に日本でレビュー済み
結局「株主のもの」という答で落ちつこうとしている「会社」
本田宗一郎の言葉が胸に沁みる。
「社宅は城下町の遺物だ」
「同じところに住んでいて、身分に差があるし、給料も多いとか少ないとか、
 スーパーで先に買おうとしていたのに譲ったりしなけりゃならんし、
 子供同士いじめてもいじめられても問題になる。奥さんも子供もかわいそうだ。
 会社は合理主義の権化かも知れんが、 家庭とは不合理なものだ。非合理だから、心がやすまる。
 そういう家庭へ会社のかげを持ちこむなんて、とんでもないことだ」
民主制は次善にすぎず、最善の制度は、専制に存在することの証左であるが、
同じ専制といっても、社会に尻を向けさせるトップばかりが巷にはあふれている。
専制はびこる「会社」を「社会(=民主制)」のものとしてチェックしていくことの困難の象徴が、
先頃失脚した堤義明氏率いる西武グループである。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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