佐高信の権力者に対する辛口ぶりはいつも爽快。
姜尚中はたまに言っていることが難解だが、過熱するナショナリズムを冷静に分析。
まずは「反日」とか色眼鏡抜きで読んでほしいです。
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日本論 増補版 (角川文庫 さ 41-5) 文庫 – 2007/2/1
偽りに満ちたエリートたちの「改革」を断罪する!
「在日」という立場からナショナリズムに鋭い批判を加えてきた政治学者と、日本の病理を追及してきた反骨の評論家が、旺盛な批判精神で「日本」に挑む。白熱の議論に、新たな語り下ろし対談を加えた待望の増補版。
「在日」という立場からナショナリズムに鋭い批判を加えてきた政治学者と、日本の病理を追及してきた反骨の評論家が、旺盛な批判精神で「日本」に挑む。白熱の議論に、新たな語り下ろし対談を加えた待望の増補版。
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2007/2/1
- ISBN-104043775059
- ISBN-13978-4043775057
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2007/2/1)
- 発売日 : 2007/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 253ページ
- ISBN-10 : 4043775059
- ISBN-13 : 978-4043775057
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,769,333位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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姜尚中(カン サンジュン)
1950年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。
東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。
著書に『マックス・ウェーバーと近代』、『オリエンタリズムの彼方へ』、『ナショナリズム』、『東北アジア共同の家をめざして』、『日朝関係の克服』、『姜尚中の政治学入門』、『ニッポン・サバイバル』『悩む力』ほか。
共著回編者に『ナショナリズムの克服』、『デモクラシーの冒険』、『在日一世の記憶』ほか。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年8月25日に日本でレビュー済み
姜氏は、日本に対して謝罪と賠償を求め、国家の存在意義すら否定します。
発言の背後に日本憎しがはっきり表れています。
更に国籍を持っていないにもかわらず、参政権を要求する姜氏
佐高氏はこれに同調します。
二人の対談に薄ら寒いものを感じました。
発言の背後に日本憎しがはっきり表れています。
更に国籍を持っていないにもかわらず、参政権を要求する姜氏
佐高氏はこれに同調します。
二人の対談に薄ら寒いものを感じました。
2016年5月2日に日本でレビュー済み
この御二人の書く物や発言は、思い込みとある意味での偽善性を感じるものが多いのですが、この少し一昔前の対談集(2004年発行)には、少し読ませる個所がありました。例えば五味川純平・横光利一・村上春樹の作品群に関しての言及はなかなか読ませました。又、魯迅に関する記述や在日・ユーゴスラビアに関しての言及もうなずけるものがあります。
ただ、佐高氏が江藤淳との過去の対談を自慢げに話すのは相変わらずですし、姜氏の「心という言葉をよくも安易に使えるなと思います。気恥ずかしくなりますね。」(P149)という発言に関しては、後年の氏の書いた「心」という作品を考えると少々鼻につきます。
なんにしても、これだけお互いに賛同し合い、一冊の対談集まで出した二人なのに、10年後とは言え、「曽野綾子大批判」という本の中で、佐高氏が姜氏とのこの対談集に言及し、姜氏をボロクソに言っているのは「なんじゃいな?」と思わされます。
ただ、佐高氏が江藤淳との過去の対談を自慢げに話すのは相変わらずですし、姜氏の「心という言葉をよくも安易に使えるなと思います。気恥ずかしくなりますね。」(P149)という発言に関しては、後年の氏の書いた「心」という作品を考えると少々鼻につきます。
なんにしても、これだけお互いに賛同し合い、一冊の対談集まで出した二人なのに、10年後とは言え、「曽野綾子大批判」という本の中で、佐高氏が姜氏とのこの対談集に言及し、姜氏をボロクソに言っているのは「なんじゃいな?」と思わされます。
2009年1月18日に日本でレビュー済み
近年、丸山真男をエリート的だったとして批判する姜氏の対談本です。
無論当時ノエリートたち(久野収など)はエリート的では
ありましたが、それは姜氏の叙述、語り口も同じではないでしょうか
亡くなった恩師に対する誹謗に違和感を覚えました
無論当時ノエリートたち(久野収など)はエリート的では
ありましたが、それは姜氏の叙述、語り口も同じではないでしょうか
亡くなった恩師に対する誹謗に違和感を覚えました