現代社会において定年後離婚などが問題になっているが女性の立場としていくら夫に不満があったとしても、何も言わず、何も残さず、子供それも成人らを引き連れ無言の蒸発があるだろうか。
どうせ別れる覚悟ならこれまでのうっぷんを晴らす手段に出ても当然だし妻の不可解な行動が理解できない。
仮に逆の立場で夫が蒸発したらどうなのかと考えると妻子は夫以上に右往左往してしまうのだろうか。
仮に資産の半分が残っていたとしても。
題材は面白く評価できるが一見勝ったかに見える妻側が実は敗者ではないかと思えないこともない。
一般文学通算1154作品目の感想。2014/03/06 21:40(in中国・山東省・青島)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
部長漂流 (角川文庫) 文庫 – 2005/9/25
再起に賭けた仕事人間を襲う突然の家庭崩壊。仕事と家族の「再生」とは?
不動産会社部長の森田は、早期退職に応じ、新会社を起こして再起を図ろうとしていた。ところが退職当日、起業資金の半分と共に、家族が消える。仕事人間が人生を振り返り、仕事と家族を見つめ直すサラリーマン小説。
不動産会社部長の森田は、早期退職に応じ、新会社を起こして再起を図ろうとしていた。ところが退職当日、起業資金の半分と共に、家族が消える。仕事人間が人生を振り返り、仕事と家族を見つめ直すサラリーマン小説。
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2005/9/25
- ISBN-104043801017
- ISBN-13978-4043801015
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
●江波戸 哲夫:1946年生まれ。東京大学経済学部卒業。三井銀行、出版社勤務を経て、83年、作家として独立。政治・経済やサラリーマンをテーマに、ノンフィクション・フィクションの両分野で作家活動を続けている。著書に、『集団左遷』『神様の堕落』『小説 盛田昭夫学校』などがある。
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2005/9/25)
- 発売日 : 2005/9/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 416ページ
- ISBN-10 : 4043801017
- ISBN-13 : 978-4043801015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,303,441位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.2つ
5つのうち3.2つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
28グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年5月11日に日本でレビュー済み
早期退職制度に応募して、第2の人生を起業してみようと思い立ったら、奥さんが退職の日に家を出てしまった人の話。
それがまた、なんだろう、このリアリティの欠如。
取り扱っている素材はすべて新聞と週刊誌のみで情報収集完了したような。
あらすじは、勢いだけで作ったような。
原稿用紙の予定枚数が残り10枚になったところで結末を決めたような。
新聞の連載小説が不評だったので打ち切りになったかのような気がしたが、単行本として発行されているそうだ。
なぜ、前作の『小説盛田昭夫学校』の評判の威力だろうか?
(『小説盛田昭夫学校』を読んでいないので何ともいえないが、解説によると名作とのこと)
小説ってプロットが大切。リアリティには、しっかりした取材が大切ということがよく分かる本だ。
それがまた、なんだろう、このリアリティの欠如。
取り扱っている素材はすべて新聞と週刊誌のみで情報収集完了したような。
あらすじは、勢いだけで作ったような。
原稿用紙の予定枚数が残り10枚になったところで結末を決めたような。
新聞の連載小説が不評だったので打ち切りになったかのような気がしたが、単行本として発行されているそうだ。
なぜ、前作の『小説盛田昭夫学校』の評判の威力だろうか?
(『小説盛田昭夫学校』を読んでいないので何ともいえないが、解説によると名作とのこと)
小説ってプロットが大切。リアリティには、しっかりした取材が大切ということがよく分かる本だ。