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新世界 (角川文庫) 文庫 – 2006/10/22
柳 広司
(著)
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『ジョーカー・ゲーム』の著者が放つ、超弩級エンタテインメント!
第二次大戦が終わった夜、原爆が生まれた砂漠の町で一人の男が殺され、混沌は始まった。原爆の父・オッペンハイマーの遺稿の中で、世界は捻れ悲鳴を上げる。人間の原罪を問う、至高のエンタテインメント。
第二次大戦が終わった夜、原爆が生まれた砂漠の町で一人の男が殺され、混沌は始まった。原爆の父・オッペンハイマーの遺稿の中で、世界は捻れ悲鳴を上げる。人間の原罪を問う、至高のエンタテインメント。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/10/22
- ISBN-104043829019
- ISBN-13978-4043829019
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商品の説明
著者について
●柳 広司:1967年三重県生まれ。2001年、『黄金の灰』でデビュー。同年、『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞受賞。『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞。他著に『新世界』『トーキョー・プリズン』など。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/10/22)
- 発売日 : 2006/10/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4043829019
- ISBN-13 : 978-4043829019
- Amazon 売れ筋ランキング: - 173,283位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年三重県生まれ。神戸大学法学部卒業。2001年『黄金の灰』でデビュー。同年『贋作「坊ちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞受賞。08年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『パルテノン』(ISBN-10:4408550078)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原子爆弾を開発したロスアラモスで起こった殺人事件。その事件の犯人の独白と科学者たちの迷いとの決別。
果たして、どちらが狂っているのだろうか。
作品は、まず最初に原子爆弾の製作総指揮を行った天才科学者オッペンアイマーの書いた小説を柳広司が訳したものとして書かれている。
内容的には、柳広司の味が出ていて面白いが、彼の著書である「ジョーカー・ゲーム」や「トーキョープリズン」のような真相に迫っていくときのドキドキ感はあまりなく(最後にちょっとあった程度)、ただただ陰湿な感じがした。
ひたすら、救いようがなく重い作品を読みたいのであればいいかもしれない。
ただ、今回の東日本大震災が起こった後にもし、同じように原爆の作品を書いていたらもっと違うものになっていただろうなとも思う。
果たして、どちらが狂っているのだろうか。
作品は、まず最初に原子爆弾の製作総指揮を行った天才科学者オッペンアイマーの書いた小説を柳広司が訳したものとして書かれている。
内容的には、柳広司の味が出ていて面白いが、彼の著書である「ジョーカー・ゲーム」や「トーキョープリズン」のような真相に迫っていくときのドキドキ感はあまりなく(最後にちょっとあった程度)、ただただ陰湿な感じがした。
ひたすら、救いようがなく重い作品を読みたいのであればいいかもしれない。
ただ、今回の東日本大震災が起こった後にもし、同じように原爆の作品を書いていたらもっと違うものになっていただろうなとも思う。
2010年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「はじまりの島」に次いで本作を読んだ。歴史上の人物の事蹟とミステリの組み合わせに特徴を持つシリーズだが、本作には作者の特別の思いが込められているようだ。オッペンハイマーと原爆と広島。ミステリ的趣向もあるが、作者の思惟がそのまま綴られていると言って良い。
科学の進歩は人類に幸福をもたらすのか ? 原爆のような兵器を産み出す科学者は神に等しい存在なのか ? 目的のためには手段を選ばないと言うマキアヴェッリ的思索は常に肯定されるのか ? 個人の感情の上位に位置するかのような国家の利益とは何なのか ?
こうした問題が真摯に綴られている本作には重みがある。原爆の開発秘話についても周到な調査をした跡が窺える。ミステリの枠を越えて多くの方に読んで頂きたい秀作。
科学の進歩は人類に幸福をもたらすのか ? 原爆のような兵器を産み出す科学者は神に等しい存在なのか ? 目的のためには手段を選ばないと言うマキアヴェッリ的思索は常に肯定されるのか ? 個人の感情の上位に位置するかのような国家の利益とは何なのか ?
こうした問題が真摯に綴られている本作には重みがある。原爆の開発秘話についても周到な調査をした跡が窺える。ミステリの枠を越えて多くの方に読んで頂きたい秀作。
2011年6月1日に日本でレビュー済み
この人好きなんだけど、
冒頭からのつかみは面白いんだけど
途中から御都合主義になっちゃうんだよな。
オッペンハイマー博士が発表しなかった小説とかいう
筒井康隆的手法を用いるのだけど・・・
って感じです。
冒頭からのつかみは面白いんだけど
途中から御都合主義になっちゃうんだよな。
オッペンハイマー博士が発表しなかった小説とかいう
筒井康隆的手法を用いるのだけど・・・
って感じです。
2010年5月21日に日本でレビュー済み
40歳以上の本読みのかたなら、この分野の作品を何冊か読まれたでしょう。これは再構築の作品です。内容は他の小説や技術書から持ってきたものが大半を占めるのではないでしょうか。それを若い読者にも興味を抱かせるようわかりやすく、かつテンポ良くまとめあげています。ミステリーとしてはかなり脆弱です。
わたしは戦争中の原爆をあつかう小説は、娯楽作品としてでも十数年に一冊は出版されることを願う者です。わたしたちの国がそれを行わずにどの国が声を上げるのでしょう。
そんな意味で挑戦された作者に敬意を表します。
わたしは戦争中の原爆をあつかう小説は、娯楽作品としてでも十数年に一冊は出版されることを願う者です。わたしたちの国がそれを行わずにどの国が声を上げるのでしょう。
そんな意味で挑戦された作者に敬意を表します。
2013年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハード版がほしくて探しに探して購入。もっと早く気がついて新品を購入しておきたかった。図書館で借りて読んで手元にほしくなり購入。なんだか色々考えさせられる面もありとても印象に残った作品。
2014年5月4日に日本でレビュー済み
柳さんのD機関シリーズを読み、面白かったこと、テーマも興味があり、読みました。アメリカの原爆開発チームの祝勝会での殺人事件の解決を軸にストーリーが進められます。
ミステリと謳っていますが、D機関シリーズほどのワクワク感がなく、ミステリとしてはイマイチでした。
ただ、原爆や戦争を振り返るきっかけとしては良く出来ており、原爆開発者たちの苦悩や歪みが良く描かれています。そこで描かれる被爆者の描写も生々しく、「はだしのゲン」や当時の被爆者写真を想起させるような内容です。これを読み、原子爆弾の文献や「はだしのゲン」を読み直し、原子爆弾はもちろん、原子力発電についても本当に人の手に負えるものなのかも考えさせられました。
犯人が原爆をソドムの天罰に例える箇所がありますが、当時の広島の写真を見返しても最近の東北巨大地震・津波と同等かそれ以上の被害であり、原爆が開発されるまでは神(自然)のみが起せた規模の災害です。それを人の手で起こせるところまで人の技術が発展してしまったとき、その「新世界」に対して人はどのように望むべきかを問題提起させる作品であると思います。
ミステリとしてはイマイチでしたが、原爆小説としては秀逸でしたので★4つを付けました。
ミステリと謳っていますが、D機関シリーズほどのワクワク感がなく、ミステリとしてはイマイチでした。
ただ、原爆や戦争を振り返るきっかけとしては良く出来ており、原爆開発者たちの苦悩や歪みが良く描かれています。そこで描かれる被爆者の描写も生々しく、「はだしのゲン」や当時の被爆者写真を想起させるような内容です。これを読み、原子爆弾の文献や「はだしのゲン」を読み直し、原子爆弾はもちろん、原子力発電についても本当に人の手に負えるものなのかも考えさせられました。
犯人が原爆をソドムの天罰に例える箇所がありますが、当時の広島の写真を見返しても最近の東北巨大地震・津波と同等かそれ以上の被害であり、原爆が開発されるまでは神(自然)のみが起せた規模の災害です。それを人の手で起こせるところまで人の技術が発展してしまったとき、その「新世界」に対して人はどのように望むべきかを問題提起させる作品であると思います。
ミステリとしてはイマイチでしたが、原爆小説としては秀逸でしたので★4つを付けました。
2006年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
島田荘司氏についての評論で、彼は隠れ社会派であるとするものを見た。その時私は、本格であり社会派であることは、別に矛盾しないと思った。その後思いついたのが、まさしく柳広司がそれではないかということだ。
この小説は本格推理であり、原爆についても非常に論議がつくされ、そして、幻想的な場面によって、原爆を追体験してしまう。もちろん、これは小説であって、ノンフィクションではないのだけれど、優れた小説はもしかしたらある点で、フィクションであることによって、本質を伝えられるのではないかとさえ、思ったのだ。
リアリティを売り物にするのではなく、実際にはあり得ないものを、その本の中でだけあり得るように見せてしまうことを追求していると、かつて、有栖川有栖は書いた。もちろん、これは引用ではなく、私の解釈だけれど。
それなら、柳広司を有栖川有栖はどう読むのか、というのがずっと気になっていたことで、今回、有栖川氏の解説も興味深く読んだ。
本格推理としての面白さはいうまでもない。しかし、柳広司の著作の内、かなりの割合で幻想的なシーンが含まれ、そして、視点人物の価値観が揺さぶられる。大抵はその後に本格推理としての解決があり、元の価値観へ回帰していくわけだけれど……。
本格推理であることと社会派であることは矛盾しないと、以前、私は考えていた。しかし、本格推理であることによって、それを追求することによってのみ描ける「社会的」なものというものが、存在するのではないかと、今は考えている。
もっともこの論議もどきは、「柳広司の小説の面白さ」とは全く関係がないだろうけど。ただ、「読めばわかる、面白いから読め」ではレビューにならないから。
この小説は本格推理であり、原爆についても非常に論議がつくされ、そして、幻想的な場面によって、原爆を追体験してしまう。もちろん、これは小説であって、ノンフィクションではないのだけれど、優れた小説はもしかしたらある点で、フィクションであることによって、本質を伝えられるのではないかとさえ、思ったのだ。
リアリティを売り物にするのではなく、実際にはあり得ないものを、その本の中でだけあり得るように見せてしまうことを追求していると、かつて、有栖川有栖は書いた。もちろん、これは引用ではなく、私の解釈だけれど。
それなら、柳広司を有栖川有栖はどう読むのか、というのがずっと気になっていたことで、今回、有栖川氏の解説も興味深く読んだ。
本格推理としての面白さはいうまでもない。しかし、柳広司の著作の内、かなりの割合で幻想的なシーンが含まれ、そして、視点人物の価値観が揺さぶられる。大抵はその後に本格推理としての解決があり、元の価値観へ回帰していくわけだけれど……。
本格推理であることと社会派であることは矛盾しないと、以前、私は考えていた。しかし、本格推理であることによって、それを追求することによってのみ描ける「社会的」なものというものが、存在するのではないかと、今は考えている。
もっともこの論議もどきは、「柳広司の小説の面白さ」とは全く関係がないだろうけど。ただ、「読めばわかる、面白いから読め」ではレビューにならないから。