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図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫) 文庫 – 2011/4/23
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購入オプションとあわせ買い
2019年。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年。日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。笠原郁は、図書特殊部隊に配属されるが……。
※夏の文庫フェア期間中について、期間限定特別カバーの商品(画像2枚目)を 販売しております。
フェアが終わる9月以降、順次一枚目画像のカバー商品に切 り替わります。
切り替わる時期は在庫状況により変動いたします。ご了承くださ い。
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- 本の長さ404ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川書店
- 発売日2011/4/23
- 寸法10.5 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104043898053
- ISBN-13978-4043898053
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商品の説明
著者について
高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街wish on my precious』で2004年デビュー。2作目の『空の中』が恩田陸・大森望氏はじめ読書界諸氏より絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。他著作に『植物図鑑』『ストーリー・セラー』『キケン』『シアター!』『フリー
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川書店; 一般文庫版 (2011/4/23)
- 発売日 : 2011/4/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 404ページ
- ISBN-10 : 4043898053
- ISBN-13 : 978-4043898053
- 寸法 : 10.5 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 58,595位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を観て本作を読みました。岡田准一君と堂上教官が被って映画を思い出しながら読みました。
2024年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーは面白い。
登場人物のやり取りも面白い。
ただ、何か足りない。
人物の深掘り?
何か希薄?
終盤の争いも、少し呆気なかった気がする。
期待値が高すぎた。
登場人物のやり取りも面白い。
ただ、何か足りない。
人物の深掘り?
何か希薄?
終盤の争いも、少し呆気なかった気がする。
期待値が高すぎた。
2016年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
堂上と笠原、それに笠原と柴崎が二人になると漫才になりますよね。
それをゲラゲラ笑いながら読みました。
図書隊とメディア良化隊が機関銃を打ち合う戦闘シーンを
「ハリウッド映画みたいでカッケー」という風に読む人も
おられるでしょうし、そういう読み方を否定するつもりはありませんが、
この小説シリーズの本領は、作者・有川さんの卓越したユーモア感覚に
あると考えます。
英文学者の中野好夫先生は、「ブンガクは眉間にシワを寄せて真面目に
深刻にやるものだというイメージが今でも強いが、
そうしたイメージが定着した歴史は意外に新しく、19世紀の中頃からだ」
という趣旨の発言をしておられます。
実際日本の時代区分で言えば戦国時代に活躍したセルバンテスのドン・キホーテ
はお笑い小説です。
現代のスペイン文学の学者先生方はどうだか知りませんが、
当時の読者は、ゲラゲラ笑いながら読んでいたはずです。
セルバンテスの影響を少年時代に強く受けた作家である
英文豪ディケンズも「ピクウィック・クラブ」などを書いていた
初期はお笑い作家です。
トルストイやドストエフスキーやフローベールやゾラが活躍するようになってから
中野先生が指摘しているような文学的風土が形成されていったのです。
日本も江戸時代には、落語や東海道中膝栗毛といったお笑い文化や文学があったわけです。
それらが、明治時代に~西洋の文化・文明を必死に取り入れようとする傍らで~
顧みられなくなってしまった。
田山花袋も島崎藤村も永井荷風も皆「眉間にシワを寄せて深刻に真面目に」
ブンガクをやったわけです。
同時代の文学先進国だったフランスやロシアの
「眉間にシワを寄せて深刻にやるブンガク」の影響をこうむったからです。
夏目漱石が偉大だったのは、彼自身が、英国で欧州の文学の作り方を
学んできた人だったのに江戸以来の日本のお笑い文化・文学の精神を
色濃く反映させた、「吾輩は猫である」「坊ちゃん」などの
お笑い文学の名作をものしたことでしょう。
漱石以来の日本のお笑い文学の伝統は、戦後も北杜夫さん、
遠藤周作さん、筒井康隆さんらに受け継がれていると私は見ます。
「図書館戦争」に見られる堂上・笠原コンビの捧腹絶倒ものの
漫才や絶妙な会話文は文学史的にはこの流れの中で
とらえられてもいいのではないかと思います。
それをゲラゲラ笑いながら読みました。
図書隊とメディア良化隊が機関銃を打ち合う戦闘シーンを
「ハリウッド映画みたいでカッケー」という風に読む人も
おられるでしょうし、そういう読み方を否定するつもりはありませんが、
この小説シリーズの本領は、作者・有川さんの卓越したユーモア感覚に
あると考えます。
英文学者の中野好夫先生は、「ブンガクは眉間にシワを寄せて真面目に
深刻にやるものだというイメージが今でも強いが、
そうしたイメージが定着した歴史は意外に新しく、19世紀の中頃からだ」
という趣旨の発言をしておられます。
実際日本の時代区分で言えば戦国時代に活躍したセルバンテスのドン・キホーテ
はお笑い小説です。
現代のスペイン文学の学者先生方はどうだか知りませんが、
当時の読者は、ゲラゲラ笑いながら読んでいたはずです。
セルバンテスの影響を少年時代に強く受けた作家である
英文豪ディケンズも「ピクウィック・クラブ」などを書いていた
初期はお笑い作家です。
トルストイやドストエフスキーやフローベールやゾラが活躍するようになってから
中野先生が指摘しているような文学的風土が形成されていったのです。
日本も江戸時代には、落語や東海道中膝栗毛といったお笑い文化や文学があったわけです。
それらが、明治時代に~西洋の文化・文明を必死に取り入れようとする傍らで~
顧みられなくなってしまった。
田山花袋も島崎藤村も永井荷風も皆「眉間にシワを寄せて深刻に真面目に」
ブンガクをやったわけです。
同時代の文学先進国だったフランスやロシアの
「眉間にシワを寄せて深刻にやるブンガク」の影響をこうむったからです。
夏目漱石が偉大だったのは、彼自身が、英国で欧州の文学の作り方を
学んできた人だったのに江戸以来の日本のお笑い文化・文学の精神を
色濃く反映させた、「吾輩は猫である」「坊ちゃん」などの
お笑い文学の名作をものしたことでしょう。
漱石以来の日本のお笑い文学の伝統は、戦後も北杜夫さん、
遠藤周作さん、筒井康隆さんらに受け継がれていると私は見ます。
「図書館戦争」に見られる堂上・笠原コンビの捧腹絶倒ものの
漫才や絶妙な会話文は文学史的にはこの流れの中で
とらえられてもいいのではないかと思います。
2017年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メディア良化法の制定に伴う公序良俗を乱す表現を取り締まる組織と、過剰な取り締まりに対抗する図書館の組織
が銃撃戦まで交えて「表現の自由」を奪い合う闘争を描いた作品。
正直設定は甘いところが多く、問題図書を抹消や保護するために撃戦を行うことや、死傷者が平然と出ても
大して深堀した議論がなされない世界観は読んでいて引っかかる。
それでもこの作品が面白いと感じられるのは、笠原と堂上をはじめとする登場人物の飽きない掛け合いや、
日本でも「表現の自由」がどこまで補償されるべきなのかという議論が盛んで、最近だと
「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改定が議論を呼んだことが一員だと思う。
銃撃戦はやりすぎたとしても、「表現の自由」について考えさせられた。
が銃撃戦まで交えて「表現の自由」を奪い合う闘争を描いた作品。
正直設定は甘いところが多く、問題図書を抹消や保護するために撃戦を行うことや、死傷者が平然と出ても
大して深堀した議論がなされない世界観は読んでいて引っかかる。
それでもこの作品が面白いと感じられるのは、笠原と堂上をはじめとする登場人物の飽きない掛け合いや、
日本でも「表現の自由」がどこまで補償されるべきなのかという議論が盛んで、最近だと
「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改定が議論を呼んだことが一員だと思う。
銃撃戦はやりすぎたとしても、「表現の自由」について考えさせられた。
2020年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧に梱包され、到着もすごく早かったです。
2015年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
法務省管轄のメディア良化委員会と広域地方行政機関の図書隊がそれぞれ武装して互いにドンパチやりあってる、警察も自衛隊も健在なのに!
あり得ねー…。内戦?いやいや内戦じゃあないんだよね。だから警察も自衛隊も関わらない。はぁ?これ外国から見たらどう映る?てそもそも何で武装できるの?日本国憲法は改正されてなく、少年法も今のままなのに法務省と図書館で重火器を用いた戦争?山田悠介並みの滅茶苦茶な設定。設定はね。て設定が納得いかなかったら話にならんだろう、と思うが、まぁそこは目を瞑って!
読んでみると山田某の糞小説とは比較にならないくらい面白い。何か少女漫画っぽくて。そうこれ体育会系恋愛小説だね。郁と堂上のやりとりがとにかく萌える(笑) 何か…ああ…いいなぁ…って(爆) それ以外の描写も面白いよね、何でこんな架空の法律についてそこまで細かく書くかとも思う部分もあるが。図書館が武装するのは兎も角、法務省って実際こういう組織(メディア…)作りそうだよね、てか実際作ろうとしてる。人権擁護法案とか、ヘイトスピーチ()規制法とか。そのくせ少年法は一向に変える気がないというね。まぁ、特定の集団に都合のいいことやろうとしてるよ、自分たちは被害者だ!とか喚きながらいつまでも日本と日本人にたかり権利もないのに血税を横取りする異民族のね。
ジョン=ロックの自然権に照らせば、もし法務省がそんな組織を作って日本人を弾圧してきたら、全ての日本人は自衛の為に武装蜂起していい、いやしなければならない。相手が法務省じゃなく国家そのものであってもだ。
この小説の基底に流れるのはそういうこと、だから芯の部分は共感できるし、大いに評価する。
いや、以上は私が勝手にそう解釈してるだけだが、そういうコンセプトで書かれていると信じたい。
巻末のショートストーリー、最後鳥肌立った。こっぱずかしくて。ああ、こういうの書く人なんだな、唯川恵って………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………有川浩か(笑)
あり得ねー…。内戦?いやいや内戦じゃあないんだよね。だから警察も自衛隊も関わらない。はぁ?これ外国から見たらどう映る?てそもそも何で武装できるの?日本国憲法は改正されてなく、少年法も今のままなのに法務省と図書館で重火器を用いた戦争?山田悠介並みの滅茶苦茶な設定。設定はね。て設定が納得いかなかったら話にならんだろう、と思うが、まぁそこは目を瞑って!
読んでみると山田某の糞小説とは比較にならないくらい面白い。何か少女漫画っぽくて。そうこれ体育会系恋愛小説だね。郁と堂上のやりとりがとにかく萌える(笑) 何か…ああ…いいなぁ…って(爆) それ以外の描写も面白いよね、何でこんな架空の法律についてそこまで細かく書くかとも思う部分もあるが。図書館が武装するのは兎も角、法務省って実際こういう組織(メディア…)作りそうだよね、てか実際作ろうとしてる。人権擁護法案とか、ヘイトスピーチ()規制法とか。そのくせ少年法は一向に変える気がないというね。まぁ、特定の集団に都合のいいことやろうとしてるよ、自分たちは被害者だ!とか喚きながらいつまでも日本と日本人にたかり権利もないのに血税を横取りする異民族のね。
ジョン=ロックの自然権に照らせば、もし法務省がそんな組織を作って日本人を弾圧してきたら、全ての日本人は自衛の為に武装蜂起していい、いやしなければならない。相手が法務省じゃなく国家そのものであってもだ。
この小説の基底に流れるのはそういうこと、だから芯の部分は共感できるし、大いに評価する。
いや、以上は私が勝手にそう解釈してるだけだが、そういうコンセプトで書かれていると信じたい。
巻末のショートストーリー、最後鳥肌立った。こっぱずかしくて。ああ、こういうの書く人なんだな、唯川恵って………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………有川浩か(笑)
2020年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後輩に勧められて今さらながら購入。もっと早く気づいていれば…
2009年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本>人間という考え方が理解できないと批判する方がいらっしゃいますがそんな事はありません。
そもそも最初に武力行使をしてきたのはメディア良化委員会側です。
図書館員は無抵抗だった為に人間にも本にも甚大な被害が出ました。
警察もメディア良化委員会側の味方なのでいくら通報しても助けになんて来てくれません。
それで仕方なく武装する事になったのです。
シリーズが進むにつれてこれで正しかったのかと苦悩する場面もありますし、最終的には一応の決着も着きます。
国民が危機感を抱いていない事ですが、国の法律に飼い慣らされているからです。
全ての国民が本などを読む訳ではありませんからメディア良化法の異常さを理解していません。
メディアが積極的に報道しなかったのも一因です。
完全に対岸の火事状態で本などが高くなったなぐらいの認識でしかありません。
もちろん図書館で検閲にあったら怖いなとは思っていますが、 日常的にあるものではありませんし、図書館外での戦闘は禁止されていますから図書館に近づかなければ被害はありません。
これこそ現代に起こりうる大問題で、無関心さがいかに恐ろしいかがよくわかります。
活字の本の規制が特に厳しいのは規制しやすいからです。
文字データを取り込んで規制ワードを検索するだけですからね。
田舎の書店にまで検閲しに行くのは出版前から規制できないからです。
一応出版自体は規制していないので表現の自由は守られているというメディア良化委員会側の苦しい理屈です。
出版後に検閲で没収されるのでどうしても値段が高くなるみたいです。
収入がないと出版社が潰れてしまいますからね。
この事が引っかかって読まないのは凄くもったいないですよ。
追記
郁、篤さん呼びの何が悪いのでしょうか?
上司と部下で年の差カップルですよ?常識では?
頭ポンポンも年上彼氏物では定番ですよね。
そもそも最初に武力行使をしてきたのはメディア良化委員会側です。
図書館員は無抵抗だった為に人間にも本にも甚大な被害が出ました。
警察もメディア良化委員会側の味方なのでいくら通報しても助けになんて来てくれません。
それで仕方なく武装する事になったのです。
シリーズが進むにつれてこれで正しかったのかと苦悩する場面もありますし、最終的には一応の決着も着きます。
国民が危機感を抱いていない事ですが、国の法律に飼い慣らされているからです。
全ての国民が本などを読む訳ではありませんからメディア良化法の異常さを理解していません。
メディアが積極的に報道しなかったのも一因です。
完全に対岸の火事状態で本などが高くなったなぐらいの認識でしかありません。
もちろん図書館で検閲にあったら怖いなとは思っていますが、 日常的にあるものではありませんし、図書館外での戦闘は禁止されていますから図書館に近づかなければ被害はありません。
これこそ現代に起こりうる大問題で、無関心さがいかに恐ろしいかがよくわかります。
活字の本の規制が特に厳しいのは規制しやすいからです。
文字データを取り込んで規制ワードを検索するだけですからね。
田舎の書店にまで検閲しに行くのは出版前から規制できないからです。
一応出版自体は規制していないので表現の自由は守られているというメディア良化委員会側の苦しい理屈です。
出版後に検閲で没収されるのでどうしても値段が高くなるみたいです。
収入がないと出版社が潰れてしまいますからね。
この事が引っかかって読まないのは凄くもったいないですよ。
追記
郁、篤さん呼びの何が悪いのでしょうか?
上司と部下で年の差カップルですよ?常識では?
頭ポンポンも年上彼氏物では定番ですよね。