京都市内の大学生及び卒業生はぜひ読んでいただきたい!…私は違いますが、そう思いました。
最高の学生ライフ、青春が詰まった作品。
そして笑いが止まらない面白さ!
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鴨川ホルモー (角川文庫) 文庫 – 2009/2/22
万城目 学
(著)
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購入オプションとあわせ買い
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ--謎の部活動「ホルモー」に誘われるイカキョー学生たちの恋と成長を描く超級エンタテインメント!!
- ISBN-104043939019
- ISBN-13978-4043939015
- 版一般文庫
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2009/2/22
- 言語日本語
- 本の長さ308ページ
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商品の説明
著者について
●万城目 学:1976年大阪生まれ。2006年本作で第4回ボイルドエッグス新人賞を受賞しデビュー。第2作『鹿男あをによし』で直木賞にノミネートされる。他著作に『ホルモー六景』がある。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2009/2/22)
- 発売日 : 2009/2/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 308ページ
- ISBN-10 : 4043939019
- ISBN-13 : 978-4043939015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 12,413位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビューすると一躍注目を集め、09年には同作が舞台化・映画化された(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ザ・万歩計 (ISBN-13: 978-4167788018 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月11日に日本でレビュー済み
青春小説、伝奇モノ、京都が舞台。
端的に挙げればこの三語に尽きようかという本書でありますが、もちろん尽くせないすばらしさの詰まった作品であったと思います。
・・・
題名の通り、ホルモーという珍妙な(でも由緒ある)ゲームを四つの大学(京大、京産大、龍谷大、立命館大)で戦うというお話。
主人公は京大一回生の安部。同じサークル仲間の早良さんへ壮大に二年間も片思いし、しかも自己の思いに何のかのと難しい説明と表現をつけて何もしなかった自意識感は、森見登美彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話体系』に似ているかもしれません。というか、あのひねくれは若者の特権とでも言いたくなってきた。むしろあれでよい、あれが良いのかもしれない笑。
その後、安倍くん、己の身勝手さをホルモー試合前に気づき、んでもって「凡ちゃん」といい感じになっちゃうのも、自己陶冶小説・青春小説的にはナイスな展開でありました。
加えて言えば、高村がその後どうなるのかとか、凡ちゃんとの仲が今後どう進展するのか、スガ氏の将来とか、脇役含めた登場人物のその後展開が気になりつつ、後ろ髪惹かれるようにエンディングを迎えるのがニクいなあと思いました。
・・・
また、このホルモーという戦いが、日本の文化を長く育んできた京都で展開されるというのが日本人の潜在意識をぐりぐりやられる気がします。
もう端的に言ってしまえば、京都への憧れを刺激されるのです!! 魑魅魍魎、鵺、陰陽、こういう世界ですよ。
吉田神社でお参りし、三回生から一回生へ代替わりをするのを神様が見届けるだって? すると鬼や式神が見えるようになるとか? こういうお話がまことしやかに語られても何の違和感もなさそうなのが京都、じゃありませんか?
私は仕事で大阪から四条烏丸、河原町を行くくらいの道路を見知っただけで、あとは観光くらいしか分かりません。でも本作では鴨川デルタであったり、百万遍であったり、良く分からんけどまあ京都の地名が出てくるわけです。
日常の生活の陰に、異次元の何かが何食わぬ顔で潜んでいる、なんて想像もしてしまいます。まあ、そういう憧れを刺激されます。
あ、オチはないですが、高2の時に京大模試というのを受けて6点(偏差値は38くらい?)とって、やっぱり私大文系だと決めた記憶があります(30年前の話。言いたいだけ)。
・・・
ということで忘れていたくらい久しぶりな万城目氏の作品でした。
次に京都に行く際は、事前にこの作品と森見氏の作品を読んだうえで観光に行ってみたいものです。
まあそれとは関係なく、青春小説が読みたい方にはお勧め。読後の爽やかさが素晴らしいですよ。
端的に挙げればこの三語に尽きようかという本書でありますが、もちろん尽くせないすばらしさの詰まった作品であったと思います。
・・・
題名の通り、ホルモーという珍妙な(でも由緒ある)ゲームを四つの大学(京大、京産大、龍谷大、立命館大)で戦うというお話。
主人公は京大一回生の安部。同じサークル仲間の早良さんへ壮大に二年間も片思いし、しかも自己の思いに何のかのと難しい説明と表現をつけて何もしなかった自意識感は、森見登美彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話体系』に似ているかもしれません。というか、あのひねくれは若者の特権とでも言いたくなってきた。むしろあれでよい、あれが良いのかもしれない笑。
その後、安倍くん、己の身勝手さをホルモー試合前に気づき、んでもって「凡ちゃん」といい感じになっちゃうのも、自己陶冶小説・青春小説的にはナイスな展開でありました。
加えて言えば、高村がその後どうなるのかとか、凡ちゃんとの仲が今後どう進展するのか、スガ氏の将来とか、脇役含めた登場人物のその後展開が気になりつつ、後ろ髪惹かれるようにエンディングを迎えるのがニクいなあと思いました。
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また、このホルモーという戦いが、日本の文化を長く育んできた京都で展開されるというのが日本人の潜在意識をぐりぐりやられる気がします。
もう端的に言ってしまえば、京都への憧れを刺激されるのです!! 魑魅魍魎、鵺、陰陽、こういう世界ですよ。
吉田神社でお参りし、三回生から一回生へ代替わりをするのを神様が見届けるだって? すると鬼や式神が見えるようになるとか? こういうお話がまことしやかに語られても何の違和感もなさそうなのが京都、じゃありませんか?
私は仕事で大阪から四条烏丸、河原町を行くくらいの道路を見知っただけで、あとは観光くらいしか分かりません。でも本作では鴨川デルタであったり、百万遍であったり、良く分からんけどまあ京都の地名が出てくるわけです。
日常の生活の陰に、異次元の何かが何食わぬ顔で潜んでいる、なんて想像もしてしまいます。まあ、そういう憧れを刺激されます。
あ、オチはないですが、高2の時に京大模試というのを受けて6点(偏差値は38くらい?)とって、やっぱり私大文系だと決めた記憶があります(30年前の話。言いたいだけ)。
・・・
ということで忘れていたくらい久しぶりな万城目氏の作品でした。
次に京都に行く際は、事前にこの作品と森見氏の作品を読んだうえで観光に行ってみたいものです。
まあそれとは関係なく、青春小説が読みたい方にはお勧め。読後の爽やかさが素晴らしいですよ。
2024年3月31日に日本でレビュー済み
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万城目ワールド最高です。のめり込んでしまう面白さ。夢中になってしまいます。
2020年10月9日に日本でレビュー済み
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ホルモーってなんだ??ホルモンじゃなくてというところからはじまるこの物語。
青春ドラマあり、恋愛あり、京都の街をテーマに京都大学生が、それぞれの思いを胸にかけまわる物語。疾走感があって良いですよ。
青春ドラマあり、恋愛あり、京都の街をテーマに京都大学生が、それぞれの思いを胸にかけまわる物語。疾走感があって良いですよ。
2024年2月10日に日本でレビュー済み
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3ページ読んだところで、面白いって思いました。そして最後まで変わらずでした。
京都の4つの大学生が式神を操って戦うというあらすじも面白いけれど、何より久しぶりに本を読む意味がある作品に出会えたという印象です。映画を見る前で良かった。
京都の4つの大学生が式神を操って戦うというあらすじも面白いけれど、何より久しぶりに本を読む意味がある作品に出会えたという印象です。映画を見る前で良かった。
2020年8月18日に日本でレビュー済み
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若い日々の人生初心者としての移ろいやすいしかし新鮮さに満ちた心を生き生きと描写している。学生時代、私も京都に住んでいたが、あの街が若者に投げかける言葉にし難いが確かな何かをまた感じさせてくれた。改めて京都の不思議さを感じた。
2023年8月12日に日本でレビュー済み
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映画や漫画もありますが、小説が1番面白かったです。
2023年8月9日に日本でレビュー済み
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万城目学ファンには勿論、そうでない人にも楽しく読める。イラストも楽しい。オススメです。