世界を旅しながら屠畜について考えられる本
イラストが結構沢山あって状況がイメージしやすく
お肉メインのお手軽世界旅行ができる
日本の場合だけでなく海外での事例も食文化に触れながら
生き物をつぶすことについて知れる
なかなか屠畜なんてテーマで世界旅行する人は居ないだろうけど
ひとつのテーマを持って世界を回るのって楽しそう
読後感がクレイジージャーニー観たあとみたいな感じ
あと読んでると色んなお肉食べたくなる
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世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫) 文庫 – 2011/5/22
内澤 旬子
(著)
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見てきました、「動物が肉になるまで」。傑作イラストルポ、待望の文庫化!
「食べるために動物を殺すことを可哀相と思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じるのは、日本だけなの?」 アメリカ、インド、エジプト、チェコ、モンゴル、バリ、韓国、東京、沖縄。世界の屠畜現場を徹底取材!!
「食べるために動物を殺すことを可哀相と思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じるのは、日本だけなの?」 アメリカ、インド、エジプト、チェコ、モンゴル、バリ、韓国、東京、沖縄。世界の屠畜現場を徹底取材!!
- 本の長さ480ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2011/5/22
- 寸法10.5 x 1.8 x 15 cm
- ISBN-104043943954
- ISBN-13978-4043943951
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商品の説明
著者について
●内澤 旬子:1967年東京都生まれ。ルポライター、イラストレータ、装丁家。緻密な画風と旺盛な行動力を持つ。異文化、建築、書籍、屠畜などをテーマに、日本各地・世界各国の図書館、印刷所、トイレなどのさまざまな「現場」を取材し、イラストと文章で見せる手法に独自の観察眼が光る。本
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2011/5/22)
- 発売日 : 2011/5/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 480ページ
- ISBN-10 : 4043943954
- ISBN-13 : 978-4043943951
- 寸法 : 10.5 x 1.8 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 183,638位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,090位その他の思想・社会の本
- - 3,919位角川文庫
- - 29,330位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内澤さんの熱量が半端なくて、わりとすごいテーマの本なのに、ぐいぐい読んでしまいました。
あくなき食欲、あくなき肉欲。
そして文章がうまい。紀行ものにとどまらない緻密なデータと臨場感溢れる描写がほんとに面白かったです。
屠畜というとってもデリケートなテーマを扱っているのですが、
家畜への愛、食べることへの愛が熱すぎて、ぎゃくに神聖な気持ちにさせられます。
あくなき食欲、あくなき肉欲。
そして文章がうまい。紀行ものにとどまらない緻密なデータと臨場感溢れる描写がほんとに面白かったです。
屠畜というとってもデリケートなテーマを扱っているのですが、
家畜への愛、食べることへの愛が熱すぎて、ぎゃくに神聖な気持ちにさせられます。
2021年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
飽食の時代に違和感を感じる瞬間が増えて屠畜について知っておきたく手に取りました。
私の違和感を払拭してくれる内容ではありませんでしたが、我々が口にしている豚、鶏、牛がどのような場所でどの様に捌かれ現場の方達がどのような心情で働いていらっしゃるのか。と言うお話しが解ったのは貴重でした。
それは内澤さんの情熱と好奇心が現場の方に伝わったから。と言う事もよく分かりました。
牛にも人工授精が行われている事には驚きましたし、飽食についてまた考えてしまいました。そこまでして人間は肉を食べたいのか?という気分です。
自分もお肉はいただきますが、焼き肉食べ放題やスーパーに並びすぎるお肉パックには疑問です。
すべての方が食べ切る。必要なだけ命を頂く。という気持ちでいたら牛に人工授精を施さなくても、、、、と思いました。
営業の事や、利益もあるので口を挟める問題でないのは百も承知ですが。
世界各地を回って動物の捌き方が違う捌く方への偏見がある、屠畜される動物への考え方など知らない世界を知った事で、食に対するさらなる理解を深めたいと思う本でした。
私の違和感を払拭してくれる内容ではありませんでしたが、我々が口にしている豚、鶏、牛がどのような場所でどの様に捌かれ現場の方達がどのような心情で働いていらっしゃるのか。と言うお話しが解ったのは貴重でした。
それは内澤さんの情熱と好奇心が現場の方に伝わったから。と言う事もよく分かりました。
牛にも人工授精が行われている事には驚きましたし、飽食についてまた考えてしまいました。そこまでして人間は肉を食べたいのか?という気分です。
自分もお肉はいただきますが、焼き肉食べ放題やスーパーに並びすぎるお肉パックには疑問です。
すべての方が食べ切る。必要なだけ命を頂く。という気持ちでいたら牛に人工授精を施さなくても、、、、と思いました。
営業の事や、利益もあるので口を挟める問題でないのは百も承知ですが。
世界各地を回って動物の捌き方が違う捌く方への偏見がある、屠畜される動物への考え方など知らない世界を知った事で、食に対するさらなる理解を深めたいと思う本でした。
2016年12月14日に日本でレビュー済み
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屠蓄の行程などが細やかなイラストと描写によって丁寧に説明されていて、非常に興味深かった。
各国の屠蓄模様や、家畜を殺して肉にすること、それを実行する人に対する意識の違いも浮き彫りにし、いろいろと考えさせられる。んが、ちょっと著者の一人よがりすぎる主観や根拠のよくわからない先入観に基づく物言い、好みなどが強く出すぎている部分があり、それに完全に趣向できない部分ではちょっともやもやした感情を抱かざるを得なかった部分もあるので、人によって好みは分かれそうな本ではある。
各国の屠蓄模様や、家畜を殺して肉にすること、それを実行する人に対する意識の違いも浮き彫りにし、いろいろと考えさせられる。んが、ちょっと著者の一人よがりすぎる主観や根拠のよくわからない先入観に基づく物言い、好みなどが強く出すぎている部分があり、それに完全に趣向できない部分ではちょっともやもやした感情を抱かざるを得なかった部分もあるので、人によって好みは分かれそうな本ではある。
2021年9月15日に日本でレビュー済み
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この本を読んで一番心の中に残ったことは、人間はこの世の中で一番残酷なことをしているという事です。動物愛護団体の人達は動物を殺す事についていろいろ議論を持ちかけるが、彼らも動物の肉を食べている。犬であろうが猫であろうが、豚でも牛でも動物の肉を食べている事には変わりない。犬や猫を食べるのが可愛そうなら牛でも豚でも同じではないのか?かつて日本でも戦時中食べるものが無い時代は犬や猫を食べていた。何かを口に入れないと生きるか死ぬかの時代にそんな事は言っていられない。これだけの動物を屠殺して余った肉は捨てている。浪費だと思います。動物の世界では腹が減っている時以外はむやみやたらに生命を奪うようなことはしない。闘牛や闘鶏など人間は本当に残酷な事をしている。この本を読んで本当に動物をむやみやたらに殺してはいけないという事を感じました。
2016年6月22日に日本でレビュー済み
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今迄、タブーとされていた事をしっかり書いてくれたのと、押し付けがましくない文章に好感。しいて言えば、写真があればパーフェクト。
2021年9月13日に日本でレビュー済み
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文章も非常にわかりやすく、ユーモアセンスも良い。ただ、文庫本だとイラストの細部まで見るにはルーペが必要か(72歳ゆえ)。そのイラストも気に入ったので他の筆者(森まゆみ氏)の著書だが『東京ひがし案内』も購読した。
2019年2月22日に日本でレビュー済み
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家畜を殺して肉や皮を利用することは世界各地で昔から行われている人類の営み。こうした行為を世界の各地に取材し、その方法や携わる人について詳細にレポートしている。この本を読むと動物を屠畜する共通の方法、また動物ごとの微妙な違いがあることが分かる。あまり触れるところがない人類文化の基本的な分野をレポートした傑作と思います。文化人類学・民族学の論文よりよく分かる。