第13巻 過去編です。
魔法を使わない魔法使い“伊庭司”
闇を抱えた陰陽師“猫屋敷蓮”
この二人がメインとなってます。
[螺旋なる蛇]とアストラルの因縁、全てはここから始まっていた。
竜の眠る[布留部市]を舞台に激突する。
[螺旋なる蛇]の一員に勧誘される猫屋敷の葛藤。
『夢』に向かって禁忌を犯す[螺旋なる蛇]のメンバー達。
夢想と言われようと信念を持って動く伊庭司。
伊庭司の言動に笑いっぱなしです。
ここまで私好みの男はいません、最高です(笑)。
不真面目でテキトーで、それでも信念を持つ彼の姿は周りに影響を与えます。
猫屋敷の光と闇。
ある男との出会いによって彼は自分の進むべき道を見つけます。
過去に何があったのか、全ては判っていません。
そして、これからの展開にどのような影響を与えていくのか。
謎はまだ解けない。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
レンタルマギカ ありし日の魔法使い (角川スニーカー文庫 177-13) 文庫 – 2008/4/1
時はさかのぼる――。「魔法を使えない魔法使い」伊庭司はヘイゼル、ユーダイクス、隻蓮、猫屋敷たちとともに魔法使い派遣会社を設立する!
- 本の長さ367ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2008/4/1
- ISBN-104044249199
- ISBN-13978-4044249199
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/4/1)
- 発売日 : 2008/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 367ページ
- ISBN-10 : 4044249199
- ISBN-13 : 978-4044249199
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,675,971位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
三田誠。
兵庫県神戸市在住の作家。
https://twitter.com/makoto_sanda
魔術をテーマとした作品を中心に、ファンタジー、ミステリ、現代もの、ゲーム小説、漫画原作とジャンルにかかわらず執筆する。
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』は2019年にアニメ化・舞台化。二十冊を超えて大長編シリーズとなった異種魔術バトルもの『レンタルマギカ』は2007年にテレビアニメ化、また2015年には『RPF レッドドラゴン』も原案としてアニメ化された。
ほか、『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』『魔術師の青』『創神と喪神のマギウス』『クロス×レガリア』『イスカリオテ』など、著書多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年3月30日に日本でレビュー済み
過去の話、伊庭父が社長の先代アストラルの頃の話です。
アディシアの父オズワルドに依頼を受けたアストラル、
穂波のおつかいを手伝う猫屋敷 それぞれ布留都市へ。
布留都市には、螺旋なる蛇オビオンがあるものをねらいに来ていた。
筆者いわく 他の巻の 魔法使いを貸します、妖都の魔法使い、竜と魔法使い、
を下敷きにしているそうです。この3冊を読めばよりおもしろくなり、
少し謎が解き明かされます。
私は、魔法使いの記憶もおすすめします。より猫屋敷の心境がわかりやすくなると思います。
この本を読んだあと、因縁という言葉が浮かびます。
アディシアの父オズワルドに依頼を受けたアストラル、
穂波のおつかいを手伝う猫屋敷 それぞれ布留都市へ。
布留都市には、螺旋なる蛇オビオンがあるものをねらいに来ていた。
筆者いわく 他の巻の 魔法使いを貸します、妖都の魔法使い、竜と魔法使い、
を下敷きにしているそうです。この3冊を読めばよりおもしろくなり、
少し謎が解き明かされます。
私は、魔法使いの記憶もおすすめします。より猫屋敷の心境がわかりやすくなると思います。
この本を読んだあと、因縁という言葉が浮かびます。
2008年3月31日に日本でレビュー済み
初の過去編です。短編集かと思ったら長編でした。
12年前、夏。猫屋敷が<アストラル>に入社して一年が経過した頃が物語の舞台。
猫屋敷は柏原と一緒に幼い穂波を手伝う。それは穂波の祖母でありアストラルメンバーの一人、ヘイゼルからのおつかい。3人は布留都市にある彼女の工房へと向かうことに。そこにいた敵からの勧誘は、司に反目していた猫屋敷の気持ちを揺さぶる。
同時刻、社長である司は隻蓮をつれてホテルへ。そこにいたのはアディリシアとともに来日していたオズワルド・レン・メイザース。彼はとある事情からアストラルに布留都市の地域調査を依頼する。調査する為に布留都市を訪れた二人。その市で出会った敵との戦いにより隻蓮が倒れ、更なる魔法でユーダイクスまでも追い詰める。
そして依頼したオズワルドも自身で調査する。その姿を追いかける幼いアディリシアは――
布留都市でとある儀式を行おうとするのは<螺旋なる蛇>の術者三人。その儀式の狙いは?
アストラルやメンバーの雰囲気ややり方が違っていて、少々戸惑うところがあります。が、伊庭司という一人のキャラのインパクトに比べれば些細なことかと。確かにいつきとは違うなあ……昔のアストラルにこだわったユーダイクスの気持ち、分かる気もします。
今回の話は時系列が過去ということもあって、今までシリーズを一冊も読んでない人でも大丈夫かも。でもやはり出版された順に読んで貰った方が、「ああ、だからか!」と読みながら納得できます。例えばなぜ魔法となったオズワルドが布留都市にいたのか、隻蓮はいつきに教えるものとしてなぜ五行拳にしたのか、とか。
過去編ですが現在のいつき達の出番もあり、長編の続刊としての位置にあります。これからのいつき達の戦いの前に、少し寄り道してみるのもよいかと。
12年前、夏。猫屋敷が<アストラル>に入社して一年が経過した頃が物語の舞台。
猫屋敷は柏原と一緒に幼い穂波を手伝う。それは穂波の祖母でありアストラルメンバーの一人、ヘイゼルからのおつかい。3人は布留都市にある彼女の工房へと向かうことに。そこにいた敵からの勧誘は、司に反目していた猫屋敷の気持ちを揺さぶる。
同時刻、社長である司は隻蓮をつれてホテルへ。そこにいたのはアディリシアとともに来日していたオズワルド・レン・メイザース。彼はとある事情からアストラルに布留都市の地域調査を依頼する。調査する為に布留都市を訪れた二人。その市で出会った敵との戦いにより隻蓮が倒れ、更なる魔法でユーダイクスまでも追い詰める。
そして依頼したオズワルドも自身で調査する。その姿を追いかける幼いアディリシアは――
布留都市でとある儀式を行おうとするのは<螺旋なる蛇>の術者三人。その儀式の狙いは?
アストラルやメンバーの雰囲気ややり方が違っていて、少々戸惑うところがあります。が、伊庭司という一人のキャラのインパクトに比べれば些細なことかと。確かにいつきとは違うなあ……昔のアストラルにこだわったユーダイクスの気持ち、分かる気もします。
今回の話は時系列が過去ということもあって、今までシリーズを一冊も読んでない人でも大丈夫かも。でもやはり出版された順に読んで貰った方が、「ああ、だからか!」と読みながら納得できます。例えばなぜ魔法となったオズワルドが布留都市にいたのか、隻蓮はいつきに教えるものとしてなぜ五行拳にしたのか、とか。
過去編ですが現在のいつき達の出番もあり、長編の続刊としての位置にあります。これからのいつき達の戦いの前に、少し寄り道してみるのもよいかと。