戦闘描写が素晴らしいと薦められて読み始めたこのシリーズですが、
1巻を読んだ時点では特に面白いとは思わなかったのですがまあとりあえず
2巻までは読んでみようとそちらを読めば残り3巻をまとめ買いしていました。
設定とか世界観はラノベにありがちなものばかりで目新しさは無いと思います。
そう思っている私が何に惹かれたかと言えば主人公の川村ヒデオです。
今は目付きの悪い主人公なんて珍しくありませんし、なんの取り柄もないと言うのもありきたりです。
とは言え昨今のラノベの主人公は取り柄がないと言いながら環境に恵まれていたり、
隠れた才能があったりするものですがこの川村ヒデオにはそれが無い。
学歴も無い、職も無い、金も無い。
おとなしく死を待つだけだった彼が偶然の出会いから一世一代の大勝負に出る。
ハッタリを駆使し、時に他者に助けられながら順調に勝ち進むもやはりそう上手くは行かないもの。
だがしかし挫折し絶望に沈み罵詈雑言を浴びせられても彼は誰かにあたったりはしない。
自分のことは自分の責任だと、その潔さが他の作品には見られない彼の特徴なのだと思います。
そんな彼が少しずつ成長し、果てに誰も成し遂げられない偉業を成してしまう爽快感。
それが私には快く感じられました。
どうにも要領を得ない感想ですが、多くに人に読んで貰いたいお薦めできる良い作品です。
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戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還 (角川スニーカー文庫 は 1-1-5) 文庫 – 2008/12/27
「聖魔杯」敗退の失意のなか、〈アルハザン〉に監禁されたヒデオは、肉体労働を強いられていた。なんと彼らの目的は、異界への穴を開き暗黒神を召喚することだったのだ! 世界を救うため、ヒデオが再び立ち上がる!
- 本の長さ472ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2008/12/27
- ISBN-104044266182
- ISBN-13978-4044266189
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登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/12/27)
- 発売日 : 2008/12/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 472ページ
- ISBN-10 : 4044266182
- ISBN-13 : 978-4044266189
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,285,485位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさに「川村ヒデオの帰還」。
文句なしのクライマックスです。
終盤の展開では久々に涙を流して読みました。
物語を盛り上げてきた一つ一つの勝負や、事件や、イベント。
それらを壮大な嘘でまとめあげて、川村ヒデオは未来視の魔眼を演じきります。
・・・たとえ、その結末に自分のハッピーエンドが含まれていないと分かっていても。
ヒデオは作中、一貫して周囲に責任を押し付けたりはしません。自分の現状を嘆くことはあっても。
そんなヒデオだったからこそ、本巻終盤のセリフのそのどれもが胸にせまります。
そしてそんなヒデオのパートナーたろうとするウィル子の決意、思い。
見所は満載です。
さぁ、川村ヒデオの一世一代の名演技。
活目してご堪能ください!
文句なしのクライマックスです。
終盤の展開では久々に涙を流して読みました。
物語を盛り上げてきた一つ一つの勝負や、事件や、イベント。
それらを壮大な嘘でまとめあげて、川村ヒデオは未来視の魔眼を演じきります。
・・・たとえ、その結末に自分のハッピーエンドが含まれていないと分かっていても。
ヒデオは作中、一貫して周囲に責任を押し付けたりはしません。自分の現状を嘆くことはあっても。
そんなヒデオだったからこそ、本巻終盤のセリフのそのどれもが胸にせまります。
そしてそんなヒデオのパートナーたろうとするウィル子の決意、思い。
見所は満載です。
さぁ、川村ヒデオの一世一代の名演技。
活目してご堪能ください!
2011年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近友達から借りて読んだ者ですが
今まで読んだラノベの中で一番おもしろかったです。
本屋でいっきに全巻揃えてしまいました。
お金に余裕がある人はこのシリーズか買って損ないです
二クールでアニメ化してほしい・・・
今まで読んだラノベの中で一番おもしろかったです。
本屋でいっきに全巻揃えてしまいました。
お金に余裕がある人はこのシリーズか買って損ないです
二クールでアニメ化してほしい・・・
2012年3月20日に日本でレビュー済み
長いこと多くのライトノベルを読んできましたが、
私が読んだ中で最高評価を挙げるとすればこの作品、このシリーズ全5巻です。
しかしながらこの5巻目なくしてこのシリーズは語れませんので、評価は5巻目にさせていただきます。
『戦闘城塞マスラヲ』シリーズの流れとしては、
何の能力も持たないひきこもりである主人公の川村ヒデオが偶然出会った電子精霊に誘われ
人魔が入り乱れるバトルロワイヤル『聖魔杯』になし崩し的に挑むことになりますが、
1巻では機転と運と勢いで優勝候補筆頭の注目株になり、
2・3巻では心身を削り戦いながら成長していきますが、
4巻ではライバルに格の違いを見せつけられて敗北・敗退してしまいます。
しかし聖魔杯敗退後も地下で戦いは続き、
ヒデオは世界を巻き込む陰謀に立ち向かうことになるのが5巻のストーリーとなります。
このシリーズの最大の特徴は本当に普通一般人ひきこもりの主人公が、
武力によって対する敵勢力に対し仲間の力と自分の言葉・演技・信念によって立ち向かっていく構図にあります。
一般人でありながらできる全てのことを手段に懸命に立ち向かう主人公の姿は、
社会の中で自らの弱小さを感じて色々とあきらめてしまっている読者の心に「まだできることがある」というメッセージを伝えてきます。
ややネタバレではありますが、5巻のラストでは最大の武力によってさえも解決できない問題が発生します。
力の強弱を競いあってきた聖魔杯参加者や関係者にはどうしようもできないと思える問題に、
ただのひきこもりであった主人公が仲間とともに立ち向かいます。
最後の山場にて川村ヒデオが奇跡を起こすためにとった手段、そしてその結末を見た後には、
私は驚嘆と感動で満たされており、見事で素晴らしいとしか思うことができませんでした。
登場人物はどこかで見たようなキャラやふざけた色物が登場するライトノベルらしい構成となっておりますが、
この5巻を読んだ後は全てのキャラクターに愛着がわいています。
総合的に見てもストーリー・キャラクターともに素晴らしいものとなっております。
このシリーズの後日談もシリーズ化されて今も続いておりますが(『レイセン』シリーズ)、
作者の語りとしてはこの『戦闘城塞マスラヲ』で書きたいことを全て書ききっているとあり、
確かにそれに見合った充実した仕上がりとなっております。
ライトノベルを敬遠してきた人にもぜひお勧めしたい、そして後世に残したい作品であります。
長く熱く語ってしまい申し訳ありませんが、このレビューを読んで興味を持った人は是非このシリーズを読んでみてください。
川村ヒデオの起こす奇跡が、必ずあなたの心に感動を巻き起こすと約束できます。
私が読んだ中で最高評価を挙げるとすればこの作品、このシリーズ全5巻です。
しかしながらこの5巻目なくしてこのシリーズは語れませんので、評価は5巻目にさせていただきます。
『戦闘城塞マスラヲ』シリーズの流れとしては、
何の能力も持たないひきこもりである主人公の川村ヒデオが偶然出会った電子精霊に誘われ
人魔が入り乱れるバトルロワイヤル『聖魔杯』になし崩し的に挑むことになりますが、
1巻では機転と運と勢いで優勝候補筆頭の注目株になり、
2・3巻では心身を削り戦いながら成長していきますが、
4巻ではライバルに格の違いを見せつけられて敗北・敗退してしまいます。
しかし聖魔杯敗退後も地下で戦いは続き、
ヒデオは世界を巻き込む陰謀に立ち向かうことになるのが5巻のストーリーとなります。
このシリーズの最大の特徴は本当に普通一般人ひきこもりの主人公が、
武力によって対する敵勢力に対し仲間の力と自分の言葉・演技・信念によって立ち向かっていく構図にあります。
一般人でありながらできる全てのことを手段に懸命に立ち向かう主人公の姿は、
社会の中で自らの弱小さを感じて色々とあきらめてしまっている読者の心に「まだできることがある」というメッセージを伝えてきます。
ややネタバレではありますが、5巻のラストでは最大の武力によってさえも解決できない問題が発生します。
力の強弱を競いあってきた聖魔杯参加者や関係者にはどうしようもできないと思える問題に、
ただのひきこもりであった主人公が仲間とともに立ち向かいます。
最後の山場にて川村ヒデオが奇跡を起こすためにとった手段、そしてその結末を見た後には、
私は驚嘆と感動で満たされており、見事で素晴らしいとしか思うことができませんでした。
登場人物はどこかで見たようなキャラやふざけた色物が登場するライトノベルらしい構成となっておりますが、
この5巻を読んだ後は全てのキャラクターに愛着がわいています。
総合的に見てもストーリー・キャラクターともに素晴らしいものとなっております。
このシリーズの後日談もシリーズ化されて今も続いておりますが(『レイセン』シリーズ)、
作者の語りとしてはこの『戦闘城塞マスラヲ』で書きたいことを全て書ききっているとあり、
確かにそれに見合った充実した仕上がりとなっております。
ライトノベルを敬遠してきた人にもぜひお勧めしたい、そして後世に残したい作品であります。
長く熱く語ってしまい申し訳ありませんが、このレビューを読んで興味を持った人は是非このシリーズを読んでみてください。
川村ヒデオの起こす奇跡が、必ずあなたの心に感動を巻き起こすと約束できます。
2008年12月27日に日本でレビュー済み
収録内容
・死に至る病
地下へ落とされ2週間、ヒデオは・・・
・絆
クロスフラッグから2週間、聖魔杯は準決勝へ・・・そんな中ウィル子は遂に・・・
・デイ・アナザー・ダイ
聖魔杯準決勝に決着が・・・そしてウィル子の残した文書データから全てに気づきだした彼らは・・
・思考再開
思考を再開し色々と考えるヒデオ、そんな彼の前にミッシェルとレナが現れて・・・
・噛み合わさる歯車
ヒデオの発案から自分達の居場所が判明した彼ら、その頃魔殺商会でもウィル子が・・・
・光へ向かって走れ!
聖魔杯決勝戦が開始される、それに合わせてヒデオたちは遂に・・・
・川村ヒデオの帰還
地上へと戻ったヒデオはスタジアムを目指すのだが・・・
・奇跡への変換
アーチェスにより蘇った「闇」に対しヒデオとウィル子は・・・
・そしてそれぞれの明日
聖魔杯から数ヶ月それぞれのその後は・・・
4巻の時点では著者の別シリーズミスマルカの方に興味が移っていたんですが、最終巻を読むと・・・まるで前作の「お・り・が・み」を彷彿(個人的には魔○戦線も彷彿)とさせるようなどんでん返しのあるラストでした・・・
さらにあとがきには次の新シリーズ(笑)のプレゼンが・・・
・死に至る病
地下へ落とされ2週間、ヒデオは・・・
・絆
クロスフラッグから2週間、聖魔杯は準決勝へ・・・そんな中ウィル子は遂に・・・
・デイ・アナザー・ダイ
聖魔杯準決勝に決着が・・・そしてウィル子の残した文書データから全てに気づきだした彼らは・・
・思考再開
思考を再開し色々と考えるヒデオ、そんな彼の前にミッシェルとレナが現れて・・・
・噛み合わさる歯車
ヒデオの発案から自分達の居場所が判明した彼ら、その頃魔殺商会でもウィル子が・・・
・光へ向かって走れ!
聖魔杯決勝戦が開始される、それに合わせてヒデオたちは遂に・・・
・川村ヒデオの帰還
地上へと戻ったヒデオはスタジアムを目指すのだが・・・
・奇跡への変換
アーチェスにより蘇った「闇」に対しヒデオとウィル子は・・・
・そしてそれぞれの明日
聖魔杯から数ヶ月それぞれのその後は・・・
4巻の時点では著者の別シリーズミスマルカの方に興味が移っていたんですが、最終巻を読むと・・・まるで前作の「お・り・が・み」を彷彿(個人的には魔○戦線も彷彿)とさせるようなどんでん返しのあるラストでした・・・
さらにあとがきには次の新シリーズ(笑)のプレゼンが・・・
2012年12月30日に日本でレビュー済み
一言で言うと感動的でした。
最近のライトノベルは巻数が多くて完結しないものが多いですが、マスラヲは一巻で導入部分で引き込んで多くの伏線を四巻までにばらまいて、その四巻でどんでん返ししてからの五巻での逆転劇というように流れが非常に秀逸で飽きたり読み飛ばしがないほどのめり込んでしまいました。その中でどれも面白いのですが、川村ヒデオの帰還は本当に最初から最後までテンションが上がりっぱなしでした。
これまで倒してきた敵が味方となって、その仲間がここは俺に任せて先にいけ!という王道展開をしながら、ストーリーの伏線回収も見事に進み、そして追い詰められたヒデオの最後の逆転という流れは涙まで流れてしまいました。
物語が大きな熱を帯びており、内容も然ることながら読んでる本人も熱くなってしまい、感情移入も全開ピークでのあれはまさに反則的ですらあると思います。
特に主人公が非常に新鮮であり、引きこもりでいざという時に格好良くなる、未来視のハッタリを使い勝ち続けるという展開ながら主人公が力に目覚めたりするわけではなく、思考と言葉で相手を飲み込んでしまうというご都合主義ながらもその好機を物にして勝ち進めるヒデオはまさにマスラヲというにふさわしいと思います。
エピローグでクールダウンしたもののあとがきでまた再燃させられるとは思いませんでしたw
新シリーズのレイセンもヒデオの基本的な立ち位置も変わらずに非常に面白いです。
最近のライトノベルは巻数が多くて完結しないものが多いですが、マスラヲは一巻で導入部分で引き込んで多くの伏線を四巻までにばらまいて、その四巻でどんでん返ししてからの五巻での逆転劇というように流れが非常に秀逸で飽きたり読み飛ばしがないほどのめり込んでしまいました。その中でどれも面白いのですが、川村ヒデオの帰還は本当に最初から最後までテンションが上がりっぱなしでした。
これまで倒してきた敵が味方となって、その仲間がここは俺に任せて先にいけ!という王道展開をしながら、ストーリーの伏線回収も見事に進み、そして追い詰められたヒデオの最後の逆転という流れは涙まで流れてしまいました。
物語が大きな熱を帯びており、内容も然ることながら読んでる本人も熱くなってしまい、感情移入も全開ピークでのあれはまさに反則的ですらあると思います。
特に主人公が非常に新鮮であり、引きこもりでいざという時に格好良くなる、未来視のハッタリを使い勝ち続けるという展開ながら主人公が力に目覚めたりするわけではなく、思考と言葉で相手を飲み込んでしまうというご都合主義ながらもその好機を物にして勝ち進めるヒデオはまさにマスラヲというにふさわしいと思います。
エピローグでクールダウンしたもののあとがきでまた再燃させられるとは思いませんでしたw
新シリーズのレイセンもヒデオの基本的な立ち位置も変わらずに非常に面白いです。
2012年8月10日に日本でレビュー済み
この作品は一巻からとても面白いどんでん返しが冴えわたって面白く読めましたが
更に良かった。 結構ラノベは読みますが一番面白い作品です。
一巻からばら撒かれた伏線が何故か綺麗に、、強引に?纏められています。
主人公が欝系のオタクですが相方・登場人物が愉快すぎるので割と苦もなく読めると思います
こいつはシリーズ買いして読まないと損ですよ^^;
更に良かった。 結構ラノベは読みますが一番面白い作品です。
一巻からばら撒かれた伏線が何故か綺麗に、、強引に?纏められています。
主人公が欝系のオタクですが相方・登場人物が愉快すぎるので割と苦もなく読めると思います
こいつはシリーズ買いして読まないと損ですよ^^;
2008年12月28日に日本でレビュー済み
アーチェスが企てる陰謀の手助けを強要され、また元の死にたがりに戻ってしまったヒデオ
しかし、今までのペテンを知っても尚そんな彼を受け入れてくれる仲間達の助力でヒデオは再び立ち直る
ウィル子と引き離され、他の仲間達もパートナーを人質に取られている中、ヒデオとウィル子に残された逆転の一手とは……!?
タイトルにも書いたように、"戦闘城塞マスラヲ"の完結編になります
見所は何と言ってもクライマックスの対決シーン!
ヒデオが最も得意とする戦い方で、あまりにも強大過ぎる存在"闇"を召喚したアーチェスに挑みます
思うにこれはヒデオが"僕"から"俺"に戻るまでの物語であり、ヒデオが自らこの言葉→「……俺の……勝ちだっ……!」を言い切るまでの戦いの流れは秀逸だと思うし、それに涙で応え"闇"に止めを刺すウィル子もまた素敵です。ヒデオとウィル子が最高のパートナーだった事に異論を挟む者はまず居ないでしょう!
また、裏でヒデオ達が動いているのと同時期に、表で行われた聖魔杯決勝戦も見応えあります。個人的には意外なペアが勝者に納まりますが、そんな勝者云々よりもバトルの中身の方が濃いです!
あとがきを読んでみたら、どうらやこの"戦闘城塞マスラヲ"の続編企画があるらしく、面白半分に企画を提出したら通ってしまった……らしいです(苦笑
真偽はいまいち微妙ですが、もし本当に続編が出るならヒデオとウィル子の新たな活躍に期待したい!
しかし、今までのペテンを知っても尚そんな彼を受け入れてくれる仲間達の助力でヒデオは再び立ち直る
ウィル子と引き離され、他の仲間達もパートナーを人質に取られている中、ヒデオとウィル子に残された逆転の一手とは……!?
タイトルにも書いたように、"戦闘城塞マスラヲ"の完結編になります
見所は何と言ってもクライマックスの対決シーン!
ヒデオが最も得意とする戦い方で、あまりにも強大過ぎる存在"闇"を召喚したアーチェスに挑みます
思うにこれはヒデオが"僕"から"俺"に戻るまでの物語であり、ヒデオが自らこの言葉→「……俺の……勝ちだっ……!」を言い切るまでの戦いの流れは秀逸だと思うし、それに涙で応え"闇"に止めを刺すウィル子もまた素敵です。ヒデオとウィル子が最高のパートナーだった事に異論を挟む者はまず居ないでしょう!
また、裏でヒデオ達が動いているのと同時期に、表で行われた聖魔杯決勝戦も見応えあります。個人的には意外なペアが勝者に納まりますが、そんな勝者云々よりもバトルの中身の方が濃いです!
あとがきを読んでみたら、どうらやこの"戦闘城塞マスラヲ"の続編企画があるらしく、面白半分に企画を提出したら通ってしまった……らしいです(苦笑
真偽はいまいち微妙ですが、もし本当に続編が出るならヒデオとウィル子の新たな活躍に期待したい!