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ムシウタ 01.夢みる蛍 (角川スニーカー文庫 い 1-1-1) 文庫 – 2003/4/25
人の夢を喰う代わり、宿主に超常の力を与える「虫」が出現して10年。大助と虫憑きの少女・詩歌が出会い、惹かれあう時、運命の歯車は回りだす。大助は特務機関員にして最強の虫憑き「かっこう」だったのだ――!
- 本の長さ342ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2003/4/25
- ISBN-10404428802X
- ISBN-13978-4044288020
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2003/4/25)
- 発売日 : 2003/4/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 342ページ
- ISBN-10 : 404428802X
- ISBN-13 : 978-4044288020
- Amazon 売れ筋ランキング: - 673,581位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京都在住。第6回角川学園小説大賞にて優秀賞を受賞し、『消閑の挑戦者パーフェクト・キング』でデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ムシウタ 10.夢偽る聖者』(ISBN-10:4044288232)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
虫・・・。最初の印象にだまされないで下さい。こんなにいいストーリーは中々ないと思います。主人公の性格等には個人差があるとおもいますが、キャラクターもしっかり描かれています。何度でも読み返したくなる商品です。絶対にオススメです!!!
2009年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主要な登場人物である三人がそれぞれの切ない思いを抱えていて、読んでいる自分もかなり切なくなりました。「夢」をテーマにしたストーリーで、三人の夢は自分の居場所を見つけること。これだけで一読の価値があると思います。
特に、夢を追い求めるうちに自分の本当の夢を忘れてしまった莉奈の最期のシーンはかなり感動的です。
ムシの存在などかなり斬新な設定で敬遠する人もいるかもしれませんが、夢をかけた戦いに興味がある人にはぜひ読んでほしいです。
結構な量のシリーズものですが、一巻はこれだけで感動的に完結しているので、一巻だけ読んでみて、先を読むかを決めるのもありだと思います。
特に、夢を追い求めるうちに自分の本当の夢を忘れてしまった莉奈の最期のシーンはかなり感動的です。
ムシの存在などかなり斬新な設定で敬遠する人もいるかもしれませんが、夢をかけた戦いに興味がある人にはぜひ読んでほしいです。
結構な量のシリーズものですが、一巻はこれだけで感動的に完結しているので、一巻だけ読んでみて、先を読むかを決めるのもありだと思います。
2006年6月22日に日本でレビュー済み
人の夢を食べて、人に寄生する虫、それに様々な想いが交じり合った作品。
キャラの味付けがいいので、しっかりとキャラが立っています。そのため、章によって視点がコロコロ変わっていきますが、読みやすいです。
ただ、後半はかなり強引な展開もあったり、虫が夢を食べる、という感覚がイマイチ分かりづらい感じがします。あと、虫の外見がさらっとしていて綺麗なのがちょっと・・・・もっと気持ち悪い描写をした方がいいような気がしましたが、あんまりリアルにしても読者が逃げてしまうのでしょうね〜
まあ、それでも次巻を読んでみようという気にはさせてくれます。
キャラの味付けがいいので、しっかりとキャラが立っています。そのため、章によって視点がコロコロ変わっていきますが、読みやすいです。
ただ、後半はかなり強引な展開もあったり、虫が夢を食べる、という感覚がイマイチ分かりづらい感じがします。あと、虫の外見がさらっとしていて綺麗なのがちょっと・・・・もっと気持ち悪い描写をした方がいいような気がしましたが、あんまりリアルにしても読者が逃げてしまうのでしょうね〜
まあ、それでも次巻を読んでみようという気にはさせてくれます。
2006年8月8日に日本でレビュー済み
自信を持って良いとオススメできる一品!
“虫憑き”と呼ばれる異能を持った少年少女達が、夢を叶えるために戦うSFアクションモノです。
この作品最大の魅力は、なんといっても登場キャラクター達の個性の強さ。
最強の“虫憑き”にして悪魔と称される少年”かっこう”や”、反特別環境保全事務局”むしばね”のリーダー”レイディーバード”など、とても魅力的なキャラクターが多数登場します。
るろお先生の挿絵が、その魅力をより良いものにしているのもポイントですね。
本編はパートごとに主人公の視点が変わるので、それが読みやすいかは個人によると思いますが、状況等は丁寧に書かれているのでそう困惑することは無いと思います。
とにかく“虫憑き”達が、自分の想いを胸に、傷ついても戦い続ける姿がとても格好いいです!
最高にクールで、それでいて最高に熱い本作。
ぜひ、貴方も『ムシウタ』の魅力にどっぷりとハマってください!
“虫憑き”と呼ばれる異能を持った少年少女達が、夢を叶えるために戦うSFアクションモノです。
この作品最大の魅力は、なんといっても登場キャラクター達の個性の強さ。
最強の“虫憑き”にして悪魔と称される少年”かっこう”や”、反特別環境保全事務局”むしばね”のリーダー”レイディーバード”など、とても魅力的なキャラクターが多数登場します。
るろお先生の挿絵が、その魅力をより良いものにしているのもポイントですね。
本編はパートごとに主人公の視点が変わるので、それが読みやすいかは個人によると思いますが、状況等は丁寧に書かれているのでそう困惑することは無いと思います。
とにかく“虫憑き”達が、自分の想いを胸に、傷ついても戦い続ける姿がとても格好いいです!
最高にクールで、それでいて最高に熱い本作。
ぜひ、貴方も『ムシウタ』の魅力にどっぷりとハマってください!
2012年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(ネタバレ含みます)
良い意味で最高の中二ものだと思います
設定もいいですが、主人公の設定、伏線の貼り方、特務隊などの単語等々
全てがプロのお手本のように完璧だったと思います
伏線なんかは読め読めなんですけど、だからこそニヤニヤできるといいますか。
分かり易すぎて単調な気もしもしましたが、中二ものは中二してればいいのです
だからそれだけなら、☆4つはあってもいいんですが
ただオチがちょっと・・・
ネタバレですが、最後はちょっとした悲劇になります
中二もの大好きな私はそこでウルっと来たのですが、
涙を拭くために一度本を閉じて、冷静に考えてみると
あれ? これ普通に救えたんじゃね? と思い至ってしまいました
ネタバレが過ぎてしまうので詳しくは書けませんが、端的に言えば
はよ言うとけ
これに尽きるでしょう
一瞬でも何とかなったろと考えるともうダメで、救えたくせに救おうとしなかった主人公
そう見えてしまって、そのことでウジウジしてるのも、かといって前向きに歩いていくのも、
何だかなと思ってしまいました
その一言じゃ無理でも、もうちょい間、間に説得シーンあってもいいんじゃない? と
本当に救う気だったなら、あってもいいはずです。たとえ任務だとしても
その子に思い入れがあった私としては特にそう思いました
ラストのその子の扱いも、何だか主人公とヒロインをくっつけるための道具みたいな気がして
不愉快ではないのですが、何かちょっとなと思いました
また土師さんは計画性あるように見せて、かなり無計画
終盤の
「じゃあ何もかもおしまいだね」
的な台詞を吐いた時にえぇって思いました!!
まさかあんだけ全てが掌の上みたいに振舞ってたくせに、この状況を想定してないとは
何度か彼は死にかけますが、あ、本当にたままた生き残っただけだったんだなと思いました
後は戦闘シーンがちょっと単調
虫ばかりなのでバリエーションが少なく、続きはもう良いかなと思いました
他には、ウイルスのせいにするには無理があるほど、虫が暴れてるってコトかな
でもあくまで個人的にオチが不服なだけであって、先に挙げたことが一切気にならない、
もしくはキチンとした理由を作品から読み解けたのであれば、☆4つはあるんじゃないかと思います
しかし私にはいかんせん読み解けなかったコト
その子の方が好みだったこと
これらの理由から、☆2つにしておこうと思います
☆三つでもいいんですが、オチがやっぱり腑に落ちなすぎました
良い意味で最高の中二ものだと思います
設定もいいですが、主人公の設定、伏線の貼り方、特務隊などの単語等々
全てがプロのお手本のように完璧だったと思います
伏線なんかは読め読めなんですけど、だからこそニヤニヤできるといいますか。
分かり易すぎて単調な気もしもしましたが、中二ものは中二してればいいのです
だからそれだけなら、☆4つはあってもいいんですが
ただオチがちょっと・・・
ネタバレですが、最後はちょっとした悲劇になります
中二もの大好きな私はそこでウルっと来たのですが、
涙を拭くために一度本を閉じて、冷静に考えてみると
あれ? これ普通に救えたんじゃね? と思い至ってしまいました
ネタバレが過ぎてしまうので詳しくは書けませんが、端的に言えば
はよ言うとけ
これに尽きるでしょう
一瞬でも何とかなったろと考えるともうダメで、救えたくせに救おうとしなかった主人公
そう見えてしまって、そのことでウジウジしてるのも、かといって前向きに歩いていくのも、
何だかなと思ってしまいました
その一言じゃ無理でも、もうちょい間、間に説得シーンあってもいいんじゃない? と
本当に救う気だったなら、あってもいいはずです。たとえ任務だとしても
その子に思い入れがあった私としては特にそう思いました
ラストのその子の扱いも、何だか主人公とヒロインをくっつけるための道具みたいな気がして
不愉快ではないのですが、何かちょっとなと思いました
また土師さんは計画性あるように見せて、かなり無計画
終盤の
「じゃあ何もかもおしまいだね」
的な台詞を吐いた時にえぇって思いました!!
まさかあんだけ全てが掌の上みたいに振舞ってたくせに、この状況を想定してないとは
何度か彼は死にかけますが、あ、本当にたままた生き残っただけだったんだなと思いました
後は戦闘シーンがちょっと単調
虫ばかりなのでバリエーションが少なく、続きはもう良いかなと思いました
他には、ウイルスのせいにするには無理があるほど、虫が暴れてるってコトかな
でもあくまで個人的にオチが不服なだけであって、先に挙げたことが一切気にならない、
もしくはキチンとした理由を作品から読み解けたのであれば、☆4つはあるんじゃないかと思います
しかし私にはいかんせん読み解けなかったコト
その子の方が好みだったこと
これらの理由から、☆2つにしておこうと思います
☆三つでもいいんですが、オチがやっぱり腑に落ちなすぎました
2008年2月1日に日本でレビュー済み
私の中では過去最高の作品ですね!
はじめは、世界観や設定がよくわからないと思います。私もそうでした。
しかし、世界観がわかってから読むと、ホント素晴らしい作品になっています。
“夢”とは何か、どれほど大切なものかを教えられる作品です。そして、最後には感動するので、ぜひ読んでみて下さい。
はじめは、世界観や設定がよくわからないと思います。私もそうでした。
しかし、世界観がわかってから読むと、ホント素晴らしい作品になっています。
“夢”とは何か、どれほど大切なものかを教えられる作品です。そして、最後には感動するので、ぜひ読んでみて下さい。
2007年11月5日に日本でレビュー済み
人の夢を喰う代わり、宿主に超常の力を与える「虫」が出現して10年。
大助と虫憑きの少女・詩歌が出会い、惹かれあう時、運命の歯車は回りだす。
大助は特務機関員にして最強の虫憑き「かっこう」だったのだ―。
薬屋大助と”かっこう”のギャップをどうとるか。
大助と詩歌の恋愛模様をどうとるか。
立花利菜の立ち位置をどう判断するか。
読み手にかなりの部分を委ねたような作品だと感じた。
正義や救済といった言葉が霧散してしまうような内容、非現実の中の現実。
生きてさえいれば ― まさに答えのでない永遠の課題に取り組む作品。
著者がどういった答えを導き出すのか、今後にとても興味がもてる。
好き嫌いがはっきりしそうな内容だから、強く人に薦めようとは思わない作品。
イラストが気に入るか、あらすじが気になる人は買ってみるのも面白いかもしれない。
大助と虫憑きの少女・詩歌が出会い、惹かれあう時、運命の歯車は回りだす。
大助は特務機関員にして最強の虫憑き「かっこう」だったのだ―。
薬屋大助と”かっこう”のギャップをどうとるか。
大助と詩歌の恋愛模様をどうとるか。
立花利菜の立ち位置をどう判断するか。
読み手にかなりの部分を委ねたような作品だと感じた。
正義や救済といった言葉が霧散してしまうような内容、非現実の中の現実。
生きてさえいれば ― まさに答えのでない永遠の課題に取り組む作品。
著者がどういった答えを導き出すのか、今後にとても興味がもてる。
好き嫌いがはっきりしそうな内容だから、強く人に薦めようとは思わない作品。
イラストが気に入るか、あらすじが気になる人は買ってみるのも面白いかもしれない。
2007年3月5日に日本でレビュー済み
かなり面白いし、ついつい読み込んでしまいます。
また、シリーズの展開もイイです。
ハマってしまいます
一度騙されたと思って読んでみて下さい
また、シリーズの展開もイイです。
ハマってしまいます
一度騙されたと思って読んでみて下さい