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そして、楽園はあまりに永く: されど罪人は竜と踊る5 (角川スニーカー文庫 165-5) 文庫 – 2004/7/1

3.6 5つ星のうち3.6 11個の評価

少女の記憶をめぐる波乱の旅路がついに完結!
記憶喪失の少女・アナピヤを救ったことから始まった、彼女の記憶探しの旅。幸せな気分で始まった旅はいつしか、正体不明の咒式士たちに襲われ、事態は悪化していく。ガユスとギギナは彼女を守ることが出来るのか!?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2004/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 447ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4044289050
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4044289058
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 11個の評価

著者について

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浅井 ラボ
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1974年7月12日生まれ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~』(ISBN-10:4094510761)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
11グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2005年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
四巻を読み終え、続きはどうなっているのかなと気になり一気に読みほしてしまいました。五巻もガユスとギギナは以前と変わらずに、吹き出してしまう会話をしている所は大好きなのですが、途中途中に少々グロイ表現があったので「うっ」っと思ってしまう部分もありました。けれども最後まで読むと“され竜”ならではの切な悲しい終わり方でちょっとほろりときてしまい、読み終わった数日後までズルズルと引きずってしまうほどでした。でも、いろいろと考える時間を与えてくれる本なので私としてはかなりお勧めしたいです!!
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロリコン趣味が感じられるようで少し気持ち悪かった。
物語自体も暗いけどこれはこれでいい味を出していると思う。
やはり問題はアナピヤ。最初の明るい彼女がいるからこそ最後の場面で
悲しみが膨れるのも分かっているんですが、所々で
「ここまでやるか?」というほどの馴れ合いの描写とか、子供相手に
欲情する主人公の場面などがあって、個人的に残念だった。
アナピヤ関連の無駄な描写がなければ星四つくらいだったかもしれな
い。個人的な意見で申し訳ないが、こういう考えもあると思ってくれた
らありがたいです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
浅井ラボの待望の新作。このシリーズは皮肉がすごく利いててかなり好きです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年9月6日に日本でレビュー済み
グロすぎ。救われなさすぎ。不快感だけが残ります。巻を追うごとに悲惨になってくるのはなぜでしょう?

化学っぽいややこしい描写やなんかはさておき、話自体、キャラ自体は面白いと思うのに、何でグロ描写が必要なのか全く不明。

アナピヤの暗い過去を表現するにしてもこれは明かにやりすぎ。気持ち悪いです。

作者、これ書いてるときなんかあったんじゃないかしらと思ってしまうほど、世界のプラス面に背を向けたひねくれた感じ。そしてサディスティック。

死んだアナピヤを、竜のおかげで助かったと思わせといて、…な〜んてことはなく絶望の内にホントに死んでてもう埋葬済み。とか、少しだけ上げといてさらに落とすような、なぜ挿入したかわかんない部分もあって、これ18禁にした方がいいですよ。ほんと。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年2月6日に日本でレビュー済み
 上巻の時点で、すっきりとしたラストを迎えるとは思っていなかったけど、ここまでとは……
 正直、痛すぎる話でした。いい意味でも、悪い意味でも。
 いつも以上に悪口と皮肉のスパイスが効いているものの、それらをも打ち消す痛さ。
 私は嫌いではないですが、かなり読者を選ぶのは間違いないです、はい。
 あと……ちょっと「策士策に溺れる」っぽい内容なのがどうかなぁと。
 目的と手段の乖離がちと激しいので、スジが通ってないように見えてしまうのが勿体ない。
 何にせよ、過去の因縁でまだまだ話は続くようなので、続刊を愉しみに待つ事に。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年8月1日に日本でレビュー済み
相変わらずの、浅井節。ガユス、ギギナの掛け合いはいつものことながら、前回破局(毎回か・・?)したジヴとの仲は一体・・?など、前作に引き続き、ふざけた中にも皮肉のスパイスが効いてます。ガユスの駄目人間ぶりに拍手。アナピアの過去、ジヴとのやり取りなど、予想していた展開ながらも、予想以上の文章力で、読者を退屈させること無く、最後まで書ききっています。前半で消化不良気味だった分、後半で巻き返している感さえあります。毎回恒例となった、足の裏が痒くなるような(私だけかも知れませんが)、グロくて読むのが嫌になる描写も健在。結局、ガユスの過去って何なんだ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年8月9日に日本でレビュー済み
毒舌合戦&超難解バトル。読者を選ぶライトノベルの究極。
されど罪人は竜と踊るシリーズ。今回は全てがいままでの作品を凌駕する勢いでした。
たとえば毒舌と軽口。それは苦しければ苦しいほど。悲しければ悲しいほど逆に人を励まし支えになる。
たとえば戦闘。それはページをめくってもめくっても止まらない、しかし決して飽きさせない怒濤の破壊の嵐。
たとえば愛。それは守りたくて護りたくて。しかし辛すぎて、悲しすぎて、苦しすぎて。誇り高すぎて。誇りが無さすぎて。それでも美しくて。
たとえば謀略。それは人の残酷さは天より高く地獄より深く、それに限界などないと雄弁に語り続ける。
ハッピーエンドかバッドエンドか。それをここで言うことはこの作品の面白さを壊してしまうことなので出来ません。
しかし、この作品を読み終えたとき、その圧倒的な結末に心が撃たれることは確実です。絶対に、読むべき。まだまだガキの僕ですが、ここまで強く心を動かされたのは久しぶりです。いや、この方向に動かされたのは初めてかも。
この作品は、凄いです。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年1月19日に日本でレビュー済み
され竜の五巻です。
前作でもそうでしたが、はっきり言って物悲しい作品です。けれど面白い。
現実に甘い夢などなく、幻想では成立せず、理想は全く通用しない。
世界はどこまでも理不尽で、どこまでも不公平なんだと、実感させられるお話です。
どこまでも現実的で、終わりはそこはかとなく哀しいです。結局、ガユスとギギナが守り抜いたのは、空虚な日常だけ。
あまりに寂しい話なのに、それでものめり込んでしまう面白さがこの本にはあります。
独特の戦闘シーンもそうですが、何よりガユスとギギナの言葉遊びが楽しい。死闘の最中なのに、軽口を叩き合う二人。深刻な状況のはずなのに、それでも笑っていられる二人がカッコイイです!
この話は上下巻の下巻なので、上巻を読んだ人はもちろん、読もうかなぁと思っている人はぜひ上巻から読んでみてください。どんな形であれ、感動すること間違い無しです。絶対損はしません。ただ、ブルーな気分のときに読むのは禁物ですね。沈みます。絶対撃沈です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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