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まどろむように君と―されど罪人は竜と踊る〈7〉 (角川スニーカー文庫) 文庫 – 2005/6/30

4.7 5つ星のうち4.7 3個の評価

相変わらず、ロクでもない依頼ばかり受けているガユスとギギナ。腕は一流、巡り合わせは最悪の二人が出会う事件の日々を綴る事件の第7弾登場。書き下ろしには最大のライバルモルディーンと12翼将が登場!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店 (2005/6/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/6/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 382ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4044289077
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4044289072
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 3個の評価

著者について

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浅井 ラボ
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1974年7月12日生まれ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~』(ISBN-10:4094510761)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
3グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年6月12日に日本でレビュー済み
5話の短編集。
第2話は出色の出来で、平凡な人同士の心のすれ違い模様が、ラノベの域を超えている。
1と3は良作。ハッピーエンドにしたがらない作者の傾向は前6冊も読んでいれば明らかなのでオチはだいたい読めるし、テーマもあんまり珍しくないながら、面白かった。
4と5は駄作である。1〜3までが良作と傑作だっただけに、4と5の劣化が悲しい。
4は端っから嘘をオチに持ってくるのが丸見えだった上に、内容も単なるドタバタ。ラルゴンキン事務所あたりで読んでいるのが辛くなった。このシリーズでページを飛ばしたのはこれが初めてである。
5は、そこら辺の痛い中二病小説と変わらない。揃って邪気眼の十二翼将をアピールしたいだけの話だった。
3巻の十二翼将の短編を読んだ時にも少々感じた事だが、強さをアピールするためだけに敵を出すなんてのが、読んでいて面白いわけがない。最後はエターナルフォースブリザードだろうと思って読んでいたら、やっぱりそうなった。
翼将の性格付けが無理やりすぎる。2巻のレメディウスや4〜5巻のアナピヤが印象深いのは、彼らの心性が極めて普通だったからこそだ。だからこそ、私は感情移入できたのである。
この作者は、この7巻の第2話のように理不尽な悲劇に対面したまともな精神を描いてこそ筆が冴えるのだ。英雄や異常者を描かせると凡才の域を出ない。ついでに、格好いいシーンを描こうとすると滑る傾向が顕著である。

ドタバタや十二翼将はいいから、本編を進めてもらいたい。
2005年7月2日に日本でレビュー済み
ⅢとⅥが短編集で来てるのでⅦ発売と聞いたときは長編版だと勝手に思い込んでいたのに、
今回も短編集でした。このシリーズは短編集でも長編版となんら変わらない「面白さ」と「翳」、
「救われない」感じがあるのでまぁ、十分面白かったんですが、
……てっきり長編だと思ってたので、ちょっと残念。
今回はザ・スニーカーに掲載された短編3つに、書き下ろし中編が2つ。短編はすべて、
相変わらずの不条理感が炸裂です。もうこの世界観に慣れてしまったというシリーズのファンなら、
満足することは間違いないです。
中編2つは、Ⅲの『禁じられた数字』のようなノリで、気楽に読めます。もう、このシリーズ
普段ずっとびくびくしながら読んでるので、こんなノリの話があるとほっとします。
シリーズのファンなら、読んで損はなし。
初めての方は、1巻から読むことをおすすめ。
Ⅲの短編集はまだ「Ⅲから読み始めても一応話は分かる」レベルだったけど、
今回はさすがに最初から読んでないと訳が分からないと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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