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平安恋がたり 光の君の射止めかた (角川ビーンズ文庫 49-15) 文庫 – 2011/6/30

4.0 5つ星のうち4.0 5個の評価

人里離れた山で父・役小角と暮らす、妖の血を引く少女・紗那。ある日、突然何者かに襲われ意識を失った紗那が目覚めると、なんとそこは京の都! そのうえ"光の君"と噂される、美貌の二ノ宮との結婚を命じられ!?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/6/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/6/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 255ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4044402167
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4044402167
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 5個の評価

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めぐみ 和季
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中村龍徳さんがイラストを描かれているということで興味を持ち、
硬派な光の君が相手役とのことで購入しました(堅物キャラ大好きなのでw)

割とこちらの評価が半々なので、どうだろう?と思っていましたが、思った以上に楽しめました。

まず、ストーリーについてですが、他の方も書かれていますが前半は結構しんどかったです。
と言うのも、元々鷹匡は主人公をあくまで「義理」で娶っただけなんですよね・・・。
正直義理で娶られても全く嬉しくないし、
主人公も無理やり京につれて来られただけなので彼のことをなんとも思ってない・・。
正直ここからどうやって物語が進んでいくのか不安だったのですが、
主人公は鷹匡の真っ直ぐさや誠実さに触れていく内に、鷹匡は紗那の懸命さを見ている内に
お互いを好きになっていくのは読んでいて本当に良かったです。
初めは確かに形だけの夫婦でしたが、最終的にはお互いにそばにいたいと思える関係を築いていくので
最後まで読んでみて欲しいと思いました。

また紗那や鷹匡の関係も読んでいてすごく良かったですが、サブキャラ達も魅力的だと感じました。
作中にでてくる妖は可愛かったですし、鷹匡の妹である祥子と鷹匡の付き人の周惟の関係も微笑ましくて良かったです。
続編ではここの関係も進展があって欲しいです。

この本の帯に「こんな人はハマること間違いなし」とのことで
●平安時代が好き
●かわいい妖に会いたい
●男は硬派でしょ!!
●とにかく一途に愛されたい
という項目がありましたが、本を読み終わってみて確かに・・と納得しましたw
気になる項目がある方にはお勧めです。

なんにしても、物語はまだ序章といった感じだったので続編に期待です。
どうでもいい話、私は今出ている2巻も読み終わってすぐ購入してしまいました(笑)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は好きな時代背景、人物でした。 小角もパパやって、でも娘可愛さに意地張ったり、一葉はちょい悪な感じだけど真面目だし、二人の会話も面白かったです。
人それぞれだと思うのですが、二人も二人の周りの妖し達も、妹のナガコも面白かったし無垢に感じました。
不器用な父に娘に、言いたい放題でも隠し事ない夫、その妹のおませさん、でも皆が良かったです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月1日に日本でレビュー済み
「役小角」「光の君」「藤式部」などのキャラクターが登場するので、歴史物かと思って購入。
実際のところは・・・微妙に現実とクロスした、仮想歴史妖怪ファンタジーといったところでしょうか。
お話は、突然貴族の美男子の嫁になってしまったという、まあ、ありきたりな突発的ラブロマンスものです。
源氏物語が好き、平安時代が好き、という理由で買うと、肩透かしを食らうかもしれません。
続きがどうのこうよりも、あとがきに書いてある「大人の事情で若干の制約がもうけられた」というのが気になる・・・。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年10月21日に日本でレビュー済み
里人から夜叉姫と呼ばれる紗那は多くの妖を従える夜叉となった役小角の血を受け、人とも妖ともつかぬ半端者の立場。
山深く人と関わらぬよう、父小角と妖達と生きてきた彼女が「救い出された」先は平安の京の都、臣籍に下った第二皇子源鷹匡の屋敷で、彼は「責任から」紗那を妻に娶ると言う―。

王道ラブ大歓迎なラブばか読者として、結婚から始まるロマンスどんとこい!だったのですが、正直結婚にいたるあれこれや、鷹匡の現実主義(と言うのか?)がけっこう力業で…あれ?。
元々「作り事」それをどう本当っぽく納得させてくれるかなんですが、今回どうにも納得できなくて。

あの話の運びで彼女を妻とするのも「えっ?」と思ったし、ある意味鷹匡にとって相手が彼女でなくても誰でも同じ…な状況のうちに、シチュエーションだけが進むのに萌えられなかったです。
鷹匡もこの魑魅魍魎跋扈の時代に頑なに妖を信じてなくて、その理由も最初はまったく触れられないからモヤモヤ、後の方でこう、と明かされても「それでどうして、結果そっちに行っちゃうかな!?」と。そういう展開じゃなきゃ話続かないんだけど、すかっとしない(笑)。
モチーフとしての平安設定も、自分が持ってる先入観と折り合いつかない部分が多くてひっかかるのが読みにくかった。

後半、二人の間がこなれてくるとやりとりも面白くなってくるし、事件もまだまだ序のようで。鷹匡の親友の彼、他愛なくラブ参戦…なら良いのだけど…。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年7月24日に日本でレビュー済み
真面目な光源氏、とのあおりに惹かれて読みました。
ヒーローのきまじめさとか、ヒロインのしっかり者なところとか個人的には好きな感じなんですが、たしかに役小角とかこういう役にする必要あったの?とか思うとちょっと微妙な感じでした。好きなものとりそろえられたのに、今ひとつ突き抜けない感じというか。続きはきになるけど、人の評判を聞いてからになってしまうかも…。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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