読了後、聖砂国編が終了した事にホッと胸を撫で下ろした訳ですが、本文の読みにくさがたいへん目立ちました。この巻に限らず、読みにくい、内容がわかりにくい、と感じる事が多い喬林先生の作風。それに加えて、緊迫ムードなはずなのにどこか外したボケのようなものがあり、その度に違和感を感じられずにいられませんでした。また、かなり巻数を重ねている割には、未だにキャラの性格もイマイチ掴みきれません。
ただ、コンラッドが大シマロンに下った謎が解明されたのは、凄く良かった。
もったい付けすぎた気も、しないではないですが…。
後半は、あまりにも内容があっさりしていた気がしました。あれだけ引いた割には、あっけない感じが。
まだまだ謎に満ちあふれている作品です。
文章の読みにくさは個人個人で違うと思いますが、もう少し、何とかしてもらいたいと思うのが本音です。
ただ、まるマのお話は好きなので、次巻も楽しみにしています。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
故郷へマのつく舵をとれ! (角川ビーンズ文庫 4-19) 文庫 – 2008/5/31
死んだはずのヨザックが、思わぬ人物と共に魔王ユーリの前に現れて!? TVアニメ「今日からマ王!」第3シリーズ(NHK BS2)も絶賛放送中! 大人気ファンタジー、聖砂国編完結巻、ついに登場!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2008/5/31
- ISBN-104044452202
- ISBN-13978-4044452209
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/5/31)
- 発売日 : 2008/5/31
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 192ページ
- ISBN-10 : 4044452202
- ISBN-13 : 978-4044452209
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,079,285位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
16グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年6月1日に日本でレビュー済み
今回はようやく聖砂国完結編です!
今作はスピード感もあって、有利も有利らしい行動を取っていて
「ああ、まるマが戻ってきたな」という感じです。
前巻が中だるみのようでいま一つ面白みに欠けたので、嬉しいです。
以下は少し内容に触れるのでご注意を。
何といっても最大の見所は、コンラッドが有利の元を離れた理由が少し
分かること、そしてそれによって二人の間のギクシャクした痛々しい
思いが、確実に溶かされていくことです。カロリアから長期間に渡って
擦れ違っていた二人なので、この展開に次巻からの希望が持てました。
お互いを絶対にあきらめきれずにいたと思うんですが、やはり「言葉」
があるのは違いますね。思いの強さがじんわり伝わってきました。
そして、サラレギーとイェルシーとアラゾンの確執めいたものが
明らかになり、少し愛憎入り組んだ感じが彼ららしいと言えるでしょうか。
サラレギーにますます惹きつけられ好きになれるのではと思います。
そして気になっていたヨザックも、コンラッドに引き続き希望が持てるのでは
と思いました。このために今までの番外編が書き上げられていたのかと思うと
大変な伏線です。
とてもお勧めです。ぜひ読んでみてください。
今作はスピード感もあって、有利も有利らしい行動を取っていて
「ああ、まるマが戻ってきたな」という感じです。
前巻が中だるみのようでいま一つ面白みに欠けたので、嬉しいです。
以下は少し内容に触れるのでご注意を。
何といっても最大の見所は、コンラッドが有利の元を離れた理由が少し
分かること、そしてそれによって二人の間のギクシャクした痛々しい
思いが、確実に溶かされていくことです。カロリアから長期間に渡って
擦れ違っていた二人なので、この展開に次巻からの希望が持てました。
お互いを絶対にあきらめきれずにいたと思うんですが、やはり「言葉」
があるのは違いますね。思いの強さがじんわり伝わってきました。
そして、サラレギーとイェルシーとアラゾンの確執めいたものが
明らかになり、少し愛憎入り組んだ感じが彼ららしいと言えるでしょうか。
サラレギーにますます惹きつけられ好きになれるのではと思います。
そして気になっていたヨザックも、コンラッドに引き続き希望が持てるのでは
と思いました。このために今までの番外編が書き上げられていたのかと思うと
大変な伏線です。
とてもお勧めです。ぜひ読んでみてください。