小説雑誌の新人編集者・浅岡馨は、ある日上司とここ数年執筆活動をしていない人気官能小説家の久慈に交渉に行くと、そこは馨の実家の温泉宿だった。
そこで運悪く久慈の手にケガを負わせてしまうと、久慈は新作を書く代わりに馨に口述筆記と身の周りの世話をする事を持ち出す。
数年前から久慈の作品のファンでもあった馨は嬉しいものの、男に触られただけで鳥肌や蕁麻疹が出るほどの男嫌い。
おまけに久慈が言い出した賭けの所為で小説の「資料」となることに…。
いつもの男嫌いが出なかったり、口述筆記の為に一緒に生活する事で段々と惹かれていくものの…。
受が健気…というか、ちょっと勘違いしてる為に行き違いとかありますが、ま、全体的にほのぼのなんじゃないかと。
エロ度は多からず少なからずといった感じ。
最後の方にちょっとしたトラブルもありますが、ハッピーエンド物が好きな方には安心して読めますよ。
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