華麗な宮廷社会で型破りな主人公がスターダムにのし上がる話!
かと思いきや、ちょっと違いました。
仲間たちが国を良くする話、みたいな。
思ったより血生臭いシーンがありました。
田舎育ちで礼儀も世間も知らないけど、いつもまっすぐで愛嬌のある天青と、
過去に天青に恩を受けたのがきっかけで、天青を実の家族のように思うようになった曹鉄と、
完璧な美貌と人徳を兼ね備えた鶏冠、この3人がメインです。
他には、天青の育ての親の婆さん(とても胡散臭くてがめつかったけど、良いキャラしてました)や、都への帰路で天青に助けられた子虎、天青と同年代で踊り子の少女、聡明な第一王子など。
中でも「すごく良いキャラだ」と思ったのは、宮廷神官の鶏冠。
彼には欲望が2つしかありません。
むろん、それは物欲や性欲ではありません。
彼は「本がたくさん読みたい」という欲のために、もうひとつの「肉が食べたい」という欲を抑えてまで神官になったすごい人です。
また、女顔関連以外で何を言われても決して怒らず、冷静さをもってよく考えてから物を言う人です。
話の端々から彼の徳の高さが伺えます。
冷静ですが冷血ではなく、むしろ情には厚いです。
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宮廷神官物語: 選ばれし瞳の少年 (角川ビーンズ文庫 39-4) 文庫 – 2007/10/1
- 本の長さ249ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2007/10/1
- ISBN-104044491046
- ISBN-13978-4044491048
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2007/10/1)
- 発売日 : 2007/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 249ページ
- ISBN-10 : 4044491046
- ISBN-13 : 978-4044491048
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,311,657位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
榎田氏の新シリーズは やんちゃ坊主が主人公のファンタジーです。
宮廷神官の鶏冠が、「人の悪しき心を見抜く目を持つ少年」を探し、
王都まで一緒に旅をする・・・と言うのがこの一作目です。
旅の途中で事件に巻き込まれたり、子虎を助けたり、人が死んだり・・・色々な出来事に遭遇します。
その特別な少年 天青は口は悪いし、こ汚いし、躾などなってないが、
気持ちは真直ぐ!頑張り屋なので 目上の者との口論等も許せました。
旅の一座に虎の親子、神官・王子・そして王様・・・色々な身分の人物も登場します。が、
中でも王子は、かなりのお気に入り!に、なりました。
一部の人々の間では疑いの目で見られていた「奇跡の少年」は、いざと言う時、
王も圧倒する奇跡的な「力」を見せてくれました。
やはりワクワクさせられましたねぇ。続巻に期待の持てる一作目でした。
宮廷神官の鶏冠が、「人の悪しき心を見抜く目を持つ少年」を探し、
王都まで一緒に旅をする・・・と言うのがこの一作目です。
旅の途中で事件に巻き込まれたり、子虎を助けたり、人が死んだり・・・色々な出来事に遭遇します。
その特別な少年 天青は口は悪いし、こ汚いし、躾などなってないが、
気持ちは真直ぐ!頑張り屋なので 目上の者との口論等も許せました。
旅の一座に虎の親子、神官・王子・そして王様・・・色々な身分の人物も登場します。が、
中でも王子は、かなりのお気に入り!に、なりました。
一部の人々の間では疑いの目で見られていた「奇跡の少年」は、いざと言う時、
王も圧倒する奇跡的な「力」を見せてくれました。
やはりワクワクさせられましたねぇ。続巻に期待の持てる一作目でした。
2007年10月4日に日本でレビュー済み
宮廷に王族・貴族に秘められた力…などなど私の好きなもの満載です。主人公の天青が元気いっぱいで微笑ましく、鶏冠との口論も楽しかったです。ただタイトルが『宮廷神官』というのは、いかがなものかと…。主人公は天青だと思うのですが、なぜ鶏冠の役職がタイトルに??これだけ存在感のある主人公がサブタイトルなのはヘンだと思うんですけどね。タイトルにしては天青が目立ち、話の主軸からはタイトルがズレている、と思います。話自体は面白く、次巻が楽しみです。