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彩雲国物語 黄粱の夢 (角川ビーンズ文庫 46-18) 文庫 – 2009/5/1

4.4 5つ星のうち4.4 27個の評価

静蘭と燕青。秀麗を支え続ける二人に秘められた、悲しい過去と運命の出会いとは…。(「鈴蘭の咲く頃に」、「空の青、風の呼ぶ声」)大反響を呼んだ中編の他に、書き下ろし番外編を収録した、豪華外伝集第4弾!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川グループパブリッシング (2009/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4044499187
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4044499181
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 27個の評価

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5つのうち4.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
4冊目の外伝です。
今までの外伝がどちらかというと明るめだったり、
内容的にコメディーに近いものが多かったのですが、
今回は結構暗めの内容です。
清苑(静蘭)、燕青、しょう可の過去の話です。
本編ではっきりとしていなかったものが、
この外伝で結構繋がるのではないでしょうか。
しょう可と薔君の話から、
パパ璃桜としょう可の関係、瑠花が秀麗を狙っている理由、
などがわかります。
清苑の話は宮廷から追放される頃のものですが、
最後の最後で大どんでん返し!といった感じです。
燕青と出会ってから清苑の雰囲気が変わるのが、
なんかあっさりしすぎているようにも感じました。

文章の表現が、含みを持ったというか、
直接的ではない部分が今までより多いように感じ、
一度読んだだけでは『???』になりました。
自分の理解力の問題かもしれませんが…(爆)
それでもやっぱり面白いです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暗いとか重いという感想の方もおられますが、私は掛け値なしで面白かったです。これまで知りたい!と思っていたナゾがすべて解けたような気がしました。

たとえば、燕青と静蘭の殺人賊時代とか、燕青はどうしてあそこまで「剣」を嫌ったのか、そして剣で秀麗を守るということの意味することの重みとか、静蘭にとっての劉輝とは、とか、静蘭の母についての記述が2種類あった意味とか。。。
そしてなんといっても、薔薇姫と邵可の出会いの真相!秀麗の父、邵可さん!若い!かっこいい! 昔話だと思っていた薔薇姫のお話にはこんな事実が隠されていたとは!

長期連載されている作品は、過去の作品に立ち返ってみると、まったく設定が変わっていたりすることって結構あるんですよね。あれ?この人この巻ではこんなこと言ってたんじゃん・・・みたいな。でも、本作は、改めて過去の作品を読み返しても、まったくブレてないのがすごい!逆に、こんなところに伏線があったのか!ということを気づかせてくれます。
原作者の雪乃 紗衣さんは、巻が進むにつれてどんどん技量が増していってますね。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外伝集です。 雑誌掲載時に読んで 一番驚いたのが 鈴蘭の心情です 美しくてはかなげな女性で…でも実は! 他の人物たちも本編での語られ方だと ここまでシリアス!?になるとは思えないくらい サラ〜と流しかねない事情がものすごく「重い」です。 みんな大変な思いや状況を過ごしてきて 「今」があるんだなぁ と感じました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月28日に日本でレビュー済み
彩雲国初めての女性官吏として奮闘する紅秀麗と
周囲の人々の中華風ファンタジーの外伝短編集。
雑誌に掲載されていたもの二本と、かきおろし一本、プラスおまけの収録です。

ひとつめのお話は、静蘭がまだ静苑公子と呼ばれていたときの陰謀めぐる宮中のお話。
彼と劉輝の出会い、藍元将軍との出会いなどが書かれています。

ふたつめのお話は、家族を殺された燕青が、殺刃賊を壊滅させる時のお話。
燕青と秀麗が出会った時に語られた、燕青と静蘭の出会いのお話です。

三つ目のお話は書き下ろしで、秀麗の両親の出会いと恋のお話。
そして薔薇姫の物語に秘められた意味のお話です。
おまけの超短編は、このお話の「その後」です。

今回の短編集は、短編集としては異例なシリアスモードです。
それぞれの過去話ですが、静蘭と燕青はそれぞれ幼いとはいえ「らしい」感じですが
邵可は若いころとすごくキャラが違う感じです。
でも一番イメージが覆されたのは、静蘭と劉輝の父である前国王です。
1巻では無能というイメージ、有能とわかってからも冷酷な王という印象でしたが
おおきく良いほうに修正されました。
活躍度合も大きくて、この短編集の影の主役という感じでした。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月29日に日本でレビュー済み
 収録内容
・鈴蘭の咲く頃に
 静苑の母「鈴蘭」彼女の生涯と静苑公子の生涯・・・
・空の青、風の呼ぶ声
 家族を殺された燕青、瀕死の彼が出会ったのは・・・そして8年後、殺刃賊に潜り込んだ燕青は小旋風と出会い、さらに・・・
・千一夜
 秀麗の母「薔君」の過去、そして秀麗の父「邵可」の過去、そして二人の出会いは・・・
・あとがき
・千一夜そのあとに(短編)
 邸においての邵可と薔君の暮らしは・・・

 静苑公子流罪事件の真相、燕青の過去から小旋風との出会い、そして秀麗の父と母の出会いと、これまで本編で語られてきた過去の話を詳しくした内容となっています。
 もはやただの外伝というより本編の補足外伝となってきていますね。(これによって今までの本編の内容がさらに濃くなりますね。)
 個人的にはどんどん存在感が大きくなる前王の話をもっと呼んでみたいですね。(先代黒狼との話とか・・・)
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品はやはりとても読み応えがあり、何度も読み返したくなる作品であることを改めて感じました。それに、文句なしに面白く、私はこの世界観が大好きです!

では、なぜ星が一つかと申しますと、Amazonの販売に関してです。
今回、こちらで初めて文庫本を購入しました。
しかし、届いた商品を開けてみてビックリ!
なんと表紙の丁度中間が四角く破れていました‼︎これは配達中になったものではなく、明らかに封入前についた傷・破れだと思われます。それを知っていても平気で売りつけるAmazonに憤りをかんじます。中古ではなく、新品を購入しているのに‥‥
彩雲国物語はすごく大好きで、私は自分の手に取り買い、帯まで綺麗に保存していたので、このような商品が届いたことがすごくショックです!
この外伝だけ買ってなくて、近所の本屋さんを片っ端から周りましたが、発売から日が経っていて擦れがあるものや日焼けのあるもの、はたまた在庫自体がない本屋さんもあり今回こちらで思い切ってみましたが、これなら他の市や東京まで出向けば良かったとすごく後悔しています。
ですので、ずっと保存しておきたいという方は、Amazonでの購入は絶対にオススメしません。損をします。
私は他の本屋さんで、再購入する予定になってしまいました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月29日に日本でレビュー済み
―生きるための理由―
そんなサブタイを付けたいくらいに今作は、常に生と死が纏わりつきます。
静蘭・燕青、黒狼と薔薇姫の過去を綴った短編集で、作家さん本人があとがきで書いてしまわれる程に重いです(ぶ厚いという意味でも)。

一編目は静蘭の公子時代、どんな経緯、誰の思惑が絡んで流罪になったのか? その真相のお話。楸瑛との初見、父親と劉輝とのぎこちないやりとりに、顔はほんの少し緩みます。

二編目は、燕青は何故、人を殺める為の剣に長けてしまったのか? その答えとなる話です。小旋風(静蘭)との出会いも描かれており、私的にはこの話で、後に燕青が分かってしまった静蘭の“一番大事な人”が分かった様な気がしました。

三編目は、幾度となく綴られてきた邵可サマと薔薇姫と徒名された紅仙のお話。今作では、より深く仙女である薔薇姫にスポットが当てられていて、彼女が捕らわれる事となった理由も判かります。

どの短編も朗らかな部分少なすぎて……★4つ。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月8日に日本でレビュー済み
タイトルは「黄粱」これはあとがきにもあるように人の世の栄枯衰退は夢のように儚いという意味。
しかし読んでみると彩雲国物語らしく家族の割合が多いです。
清苑(静蘭)の朝廷という場での家族の形、燕青の決して忘れられない業の深い家族の思い、そして邵可と薔薇姫の家族になるまで、最後に紅家での短いながらも誰もが願続けた一家団欒。
個人的に今回は邵可の台詞が考えさせられましたね。誇り高く在った薔薇姫に対しての人間としての誇り。
本編では最終章が近いらしいですがこれは頭に入れておかなくてはならない過去ですね。。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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