意外といちご大福は食い込んできましたｗｗｗ
キャラクターもストーリーも、最後まで楽しめました。
真砂と東雲は、ベタ甘な関係には落ち着かなかったので、それを残念に思う方もいらっしゃるかもしれません。けれど、真砂はけっこう飴と鞭の使い方がうまい性格ですし、東雲はヘタレわんこなので、これはこれで幸せそうで結構だと思いますｗｗｗ
私的にはこの２人の性格と関係が好きだったので、それなりに満足できました。
ただ、真砂の生い立ちを含んだ東雲との関係、国主簒奪の暗躍、月舟問題。
これらをまとめてしまった分、それぞれが結局薄くなってしまった印象が拭えませんでした。もうちょっと掘り下げたら面白かったのに、と残念です。
すべての事件背景が本人、もしくは第三者によるセリフで表現されてしまったので、菅沼先生の上手な心情描写で読みたかったです。
特に真砂の生い立ちと東雲の関係は、真砂がさっぱりしすぎてて……そういうキャラなので仕方ないかとは思うのですが、せめて東雲の視点や過去描写が欲しかったです。
あと、もう少し国主と天鳥になってからの２人の描写がほしかった、です……。
ツンデレ男前主人公とヘタレわんこの関係が個人的にツボだったこと、ストーリーが楽しめたことから、上記の不満点を引いての☆４つ評価でした（*＾＾*）
The Beans収録分や空白の３年間など、短編集が出ることを期待してます！
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