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山本弘

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神は沈黙せず(下) (角川文庫) 文庫 – 2006/11/23

山本弘 (著)

4.2 101個の評価

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超常現象は「神」からのメッセージだった!? 長編エンタテインメント登場

遺伝的アルゴリズムを研究するうち、「神」の意図に理論的に到達してしまった人工生命進化の研究者・和久良輔。「サールの悪魔」という言葉を残し失踪した良輔を追う妹・優歌、彼女がたどり着いた「神」の正体とは!

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本の長さ

384ページ
言語

日本語
出版社

KADOKAWA
発売日

2006/11/23
ISBN-10

4044601143
ISBN-13

978-4044601140
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商品の説明

著者について

●山本弘:作家。2003年に本格SFにして著者初の四六判ハードカバー『神は沈黙せず』(角川書店)を刊行。同作は読者の話題をさらい、日本SF大賞の候補となった。また2006年5月に刊行された単行本『アイの物語』(角川書店)も各書評家に絶賛されている。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2006/11/23)
発売日 ‏ : ‎ 2006/11/23
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 384ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4044601143
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4044601140

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山本弘

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山崎四郎

ＳＦチックで荒唐無稽なところはありますが、現実的に神とゆうものに迫っていました。

2013年9月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

神は存在するが、尊敬に値しない。人は今ある現実を生きるべき。とする著者の考えはまさに私の考えと同じだった為、感銘を受けました。

2011年8月14日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

読了後３年位過ぎても内容が概ね思い出せる秀作。あーそうですか。じゃぁ、僕たちも一生懸命頑張りますわ。と笑って手を振って赤羽行の終電に乗り込める気分になれます。ご一読ください。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

nobu37

いまいち中弛み

2017年6月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

途中がまどろこしい。
無理に長くしている気がする
終わり方ももう少しです

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ラテンマン

オカルト・超常現象・宗教の統一理論

2010年8月17日に日本でレビュー済み

神の正体についての仮説を得てから，世界中で次々と生じる異変と，
世論を誘導して狙い通りに日本社会を変革させる加古川の目的，
そして神の目的・・・と物語は急速に展開していく．

この種の盛りだくさんの小説は得てして消化不良を起こしがちだが，
この作品ではきっちりまとまっていて，感心させる出来栄えに仕上がっている．

物語全般を通じて中核となっているは，加古川という傑出した個性の魅力であろう．
神の意図を読み取る頭脳，大衆を誘導する計算とカリスマ，
自分の野心を達成するためには手段を選ばない非情さなど，ノワールな魅力に満ちている．
これだけのキャラクターをあっさり死なせてしまっているのがちともったいない気もするが，
そういうあっけなさも含めて神の不作為の表現なのか．

神は存在するが，尊敬に値しないという結論もなかなか面白い．
最後に登場するヨブ記の真相が，この長い物語を象徴しているかもしれない．

7人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ウサギジュニア

これは確かに魂の一部と言える

2009年5月14日に日本でレビュー済み

上巻とは打って変わって事例リストが減り、話が勢いよく流れていきます。
とはいえ、
〇〇では………とか始まると、また長くなるかなぁなんてドキドキすることも。

展開が面白く、また一見単純なところも実は別の原因だったりして、全体を通して盛り上がっているように感じました。
その分ラストは盛り上がりに欠けた印象でしたが、これは(超常現象とか勝手な人間が多かったから)自分が派手な終わりを予想したからなだけで、最後の部分にまとまっていったとみるべきなんでしょう。

なんにせよ
この本を読んで考えることが特にないという人は……
それはそれで一つのミームだと言うかもしれないが、
もうちょっとくらい物事を考えるようにしたほうがいい。
と言えるくらい色々な意味でのネタがあると思う。

上巻耐えた人は下巻も読もう。
読み易さは格段に違うので。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ポチR

ある意味リアルなSF。

2009年7月12日に日本でレビュー済み

最近、わくわくさせてくれるリアルなSFに出会えずにいた。しかし、本当に久々に出会えた気がする。現実と虚構の区別がつかなくなるような感覚を覚える。ある種、危険な作品かもしれない。近未来の日本を舞台にしたこの作品。おもしろかった。

…ただ、救いはない。

2007年2月14日に日本でレビュー済み

これまでレビューがなかったのが不思議なくらい．もっと話題になって良いのでは？

ディデイルまでよく書き込まれた力作だと思う．類似のテーマ（ネタばらしになるといけないので，具体的には書きませんが）のＳＦはいくつかあるが，それらとは視点が異なるのが本書のユニークな点．

途中から突拍子もない展開になり，どのように終わらせるのか心配だったが，良い結末だと思う．インターネット，コンピュータ，人工知能に興味を持つ人にはお勧めの一作である．

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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金平糖のかけら

面白くはあったけれど

2012年12月25日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

山本氏の他の著作をいくつか読み、面白かったので本作も購入しました。

トンデモ本その他について著者の薀蓄の深さを堪能できたのはとても良かったのですが、
終始何となく違和感が拭えなかったのは、主人公を含めた登場人物の多くに好感が持て
なかったからと思います。
（好き嫌いになってしまうのでとても個人的な理由ですが）

雑学の知識を増やす楽しみでは星５個でも良いのですが、
展開としてはあまり予測を裏切らず、小説としての評価は微妙となりました。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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