まず、このレビューは六塚光さんの『タマラセ』シリーズを読んだことのない方は無視していいと思います。
これを処女作としてみた場合の作品自体は面白いし、ハーレムものが好きな人は特に気に入るかもしれません。
しかし、そうでない私にとっては既視感だらけの話。
まず世界観は有象無象の平行世界モノとほとんど変わらないし、地域限定能力なのは『タマラセ』シリーズと同じ。
晃一郎はどうみてもポスト三千人さんだし（後に別世界に飛ばされて強くなって帰ってくるような気がしてならない）、能力名をカタカナで言った方がカッコイイというコメントまで同じ。
喋り方も葉月っぽいのがいたりと、考えないようにしていても何かとタマラセを髣髴とさせる。
しかも最後の方はもはやセンカじゃなくて令名が大暴れしています。
これはまた思い切り空振ったと思ってしまいます･･･。
タマラセの続編やった方がまだマシだったのではないかと思うくらいに。
（これは単に私の希望ですが）
煮詰まって行き詰って苦しみぬいた結果がこれなんだろうか･･･私はタマラセが大好きだったので余計に残念です。
『レンズと悪魔』が終わって、それからゆっくりと構想を練ってからでも遅くはなかったのではないでしょうか。やぶれかぶれにだけはならないでほしいと思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
