タイトルにもしましたが、ごく単純にこの作品のことが好きになりました。
この作品は第3巻の続編といったもので、このシリーズを通してかなり大きな岐路になっているのだろうと思います。物語は終焉に向かうにつれて加速しているような、それていて停滞をしているような、それでいて停まっていることが不快でないような、そんな印象を受けました。...さて、これ以上内容について書くのは見る人にはさぞかし不愉快でしょうから感想を述べたいと思います。
率直に述べれば「べたべたの展開」です...いえ、その上に「みえみえで」というものが付くかも知れない位です。特に主人公の感情の吐露はストレートど真ん中、なんら装飾も無いそのようなものです。それでもその言葉の一つ一つは私の心に深く突き刺さっているような、それでいて温かみを感じるような、そんな気がします。
確かに文の構成・言葉の使い方ではこの作者よりも巧みな作家は多く存在します。
...それでもやはりこの本は私のかけがえ無い作品のひとつになったように感じられます。
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神様ゲーム4 カミハダレトオドルベキ (角川スニーカー文庫) 文庫 – 2006/5/31
カミハダレトオドルベキ
- 本の長さ364ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2006/5/31
- ISBN-104044714045
- ISBN-13978-4044714048
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登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2006/5/31)
- 発売日 : 2006/5/31
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 364ページ
- ISBN-10 : 4044714045
- ISBN-13 : 978-4044714048
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,168,202位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2006年6月13日に日本でレビュー済み
待ちに待った第3巻の続編と思い期待して読んではみたけれど・・・
多加良たちの存在がすごく自己中心的に思えましたし
話自体も微妙だったと思います。
毎回必ずしも花を摘む必要は無いと思うんだけどね
今回の花南の花を摘むのだって無理ありすぎだと思いますね。
加えて、タイトルが『神様ゲーム』だからといって全てを
ゲームで決めるのは・・・ゲームに拘って話しに無理が出てる気が・・・
1〜3巻が面白いと思っただけに4巻には少し厳しい評価ですかね
多加良たちの存在がすごく自己中心的に思えましたし
話自体も微妙だったと思います。
毎回必ずしも花を摘む必要は無いと思うんだけどね
今回の花南の花を摘むのだって無理ありすぎだと思いますね。
加えて、タイトルが『神様ゲーム』だからといって全てを
ゲームで決めるのは・・・ゲームに拘って話しに無理が出てる気が・・・
1〜3巻が面白いと思っただけに4巻には少し厳しい評価ですかね
2010年7月17日に日本でレビュー済み
3巻の続きということで、羽黒が思ったより組織側によっててハラハラするスタート。さらにかなり厳しそうな姉も登場。
かと思いきや、羽黒妹はあからさまにグズグズするし、羽黒姉は強さが反則気味なくせにゲームに乗っちゃうし、秋庭は頭脳キャラのはずが全く役立たずだし、桑田は始終うろたえっぱなしだし、等など。
そんなわけで『こいつならこう動くはずだろ!』みたいな気持ちで一杯になって中盤は正直読むのが辛かった…
3巻もそうだったが、ゲームに持ってく口車が中途半端なのと、毎回ゲームで勝つのに結局暴力に覆される展開も残念。
次巻以降に期待。
かと思いきや、羽黒妹はあからさまにグズグズするし、羽黒姉は強さが反則気味なくせにゲームに乗っちゃうし、秋庭は頭脳キャラのはずが全く役立たずだし、桑田は始終うろたえっぱなしだし、等など。
そんなわけで『こいつならこう動くはずだろ!』みたいな気持ちで一杯になって中盤は正直読むのが辛かった…
3巻もそうだったが、ゲームに持ってく口車が中途半端なのと、毎回ゲームで勝つのに結局暴力に覆される展開も残念。
次巻以降に期待。
2006年6月10日に日本でレビュー済み
今回は3巻と続きになっています。いい感じで進んでいたのに終わり方があっさりしすぎていた気がしますが、涙を誘うような深いセリフがいくつもあって読む価値ありですよ!かのう様や、和一族の秘密が明らかに・・・!
2011年8月16日に日本でレビュー済み
"かのう"市で起こる"かのう"様という神との
数々のゲームのお話。
話の本筋の設定は独特だと思う。
何でも"かのう"市には願いを持った人が集まるらしく
その願いを持った人には願いの花というものが体から芽吹くらしい。
そしてその芽は、本人の一番の願いがかなった時開花する。
その花を100人分摘み取るのが、このシリーズの柱となっている1つのゲームだ。
例の願いの花を咲かせるために本当の願いを叶えさせるのだが
今のところ多加良の手に負えないように願いを持っている人がいないからなのか、
結構さくさく願いが叶って行く。
まぁそこは別に・・・問題ない。
また、各話毎になにがしかのゲームを(摘み取りゲームとは別に)やっているが、
本当にこんなゲームで重要な事決めちゃっていいの?って感じがするほど、
なぜかいつもゲームで決着させます。色々と。
まぁそこは別に・・・問題ない。
あと、キャラクターもそれぞれ分かりやすくて読みやすいです。
なぜこの願いの花摘み取りゲームを課せられたのが
主人公である多加良なのかはまだ明かされていない。
そして"かのう"様は何の目的でこのゲームを行っているのかも
明かされていない。
まだまだ多加良が日々遭遇する願いの花を芽吹かせた人
との係わり合いを描いているだけだ。
しかし時折見せる"かのう"様のシリアスなシーンを見るに
普段の話が明るい展開なだけに
この先の展開と収束がそこそこ気になる作品だ。
実際の評価は今後の期待を込めて3.5と言ったところ。
数々のゲームのお話。
話の本筋の設定は独特だと思う。
何でも"かのう"市には願いを持った人が集まるらしく
その願いを持った人には願いの花というものが体から芽吹くらしい。
そしてその芽は、本人の一番の願いがかなった時開花する。
その花を100人分摘み取るのが、このシリーズの柱となっている1つのゲームだ。
例の願いの花を咲かせるために本当の願いを叶えさせるのだが
今のところ多加良の手に負えないように願いを持っている人がいないからなのか、
結構さくさく願いが叶って行く。
まぁそこは別に・・・問題ない。
また、各話毎になにがしかのゲームを(摘み取りゲームとは別に)やっているが、
本当にこんなゲームで重要な事決めちゃっていいの?って感じがするほど、
なぜかいつもゲームで決着させます。色々と。
まぁそこは別に・・・問題ない。
あと、キャラクターもそれぞれ分かりやすくて読みやすいです。
なぜこの願いの花摘み取りゲームを課せられたのが
主人公である多加良なのかはまだ明かされていない。
そして"かのう"様は何の目的でこのゲームを行っているのかも
明かされていない。
まだまだ多加良が日々遭遇する願いの花を芽吹かせた人
との係わり合いを描いているだけだ。
しかし時折見せる"かのう"様のシリアスなシーンを見るに
普段の話が明るい展開なだけに
この先の展開と収束がそこそこ気になる作品だ。
実際の評価は今後の期待を込めて3.5と言ったところ。