"時砕き"に正式に任命された「リンネ」
さぞかし、時砕きとして忙しい日々を送っているかというと、そんなことはなく。
いつも通りの毎日。
勉強はしなきゃいけなきゃいけないし。
本は読まなきゃいけないし。
忙しく時間に追われる毎日。
そんな日々に食傷気味だったリンネだが、時砕きに任命された時に渡された道具が世界を変える。
なんとリンネの部屋のクローゼットが"バベルの塔"とつながってしまったのだ。
そんな面白い状況をリンネが見過ごすわけもなく・・・
・・・
という形で今回の物語は幕を開けます。
今回は悪者に世界が脅かされることもなく。
今までのお話とはちょっと違った展開を見せます。
今回のお話の見どころは、「時間」です。
秋から冬へと移り変わる季節への描写は非常に丁寧で。
日本の四季がゆっくりと、時間をかけて経過していく様を描いています。
また、出来事とは一瞬で決まることもあれば、時間をかけて徐々に結末に向かうこともあります。
そんな時間の緩急を、この作品では特に感じられました。
最終的にリンネたちはどういった"時"を過ごすのか。
その結末に至るまで、リンネのようにワクワクしながらページをめくりました!!
戦うだけが冒険じゃない、今回のリンネの冒険をぜひご覧下さい!
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時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット (角川スニーカー文庫 203-3) 文庫 – 2008/7/1
時砕きとなったリンネに与えられた、ドアノブの形をした「時の把手」。それを取り付けると、瞬く間にバベルの塔にいけることになった僕らは、バベルの塔と人間界を股にかけ大冒険をする! 本×少女の決定版、最新刊
- 本の長さ363ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2008/7/1
- ISBN-104044732035
- ISBN-13978-4044732035
登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/7/1)
- 発売日 : 2008/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 363ページ
- ISBN-10 : 4044732035
- ISBN-13 : 978-4044732035
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月28日に日本でレビュー済み
日常描写の映える作家だ。
主人公とヒロインの、小学生らしい伸び伸びとした日々の暮らしが、読んでいて最高に楽しい。これは作者の文章センスが素晴らしいからだと思う。
この作品ほど、地の文(会話以外の文章)が楽しめる本は、他にない。
このシリーズ、私はいつも、冒頭の日常シーンが一番好きです。
そんな楽しい日常に、ちょっとした(?)異変が訪れるお話。
童話や児童向けアニメを連想する、ほのぼのとしたストーリーが展開される本作の見所は、なんと言っても子供たちの「友情」だろう。
ネタばれになりそうなので詳しくは書かないが、読んでいて胸が締め付けられるような郷愁を抱いた。
子供とはこんなに純粋だったのか、と。
シリーズを通して少々難がある戦闘描写も抑え気味で、最後まで楽しく読めるのもポイント。
雪の日に手をつなぐような、心温まるストーリー。
ゆっくりと、じっくりと、丁寧に読み進められることをお勧めする。
主人公とヒロインの、小学生らしい伸び伸びとした日々の暮らしが、読んでいて最高に楽しい。これは作者の文章センスが素晴らしいからだと思う。
この作品ほど、地の文(会話以外の文章)が楽しめる本は、他にない。
このシリーズ、私はいつも、冒頭の日常シーンが一番好きです。
そんな楽しい日常に、ちょっとした(?)異変が訪れるお話。
童話や児童向けアニメを連想する、ほのぼのとしたストーリーが展開される本作の見所は、なんと言っても子供たちの「友情」だろう。
ネタばれになりそうなので詳しくは書かないが、読んでいて胸が締め付けられるような郷愁を抱いた。
子供とはこんなに純粋だったのか、と。
シリーズを通して少々難がある戦闘描写も抑え気味で、最後まで楽しく読めるのもポイント。
雪の日に手をつなぐような、心温まるストーリー。
ゆっくりと、じっくりと、丁寧に読み進められることをお勧めする。
2008年7月9日に日本でレビュー済み
晴れて正式な"時砕き"となったリンネとその仲間達が繰り広げる冒険物語、第3弾!!
今回、リンネと久高以外の"いつものメンバー"が活躍する場面が極端に少ないです
その代わり今まで名前くらいしか出てなかった"バベルの塔"を舞台に、そこで出会った少女と友情を育み、その先に待っていた落とし穴たる困難にもリンネ達が必死に立ち向かう姿が描かれます
3分の2くらいはその少女との交流が描かれる為、今回いつもにも増して微笑ましい温かな雰囲気に満ちてました
なお、個人的には前半部の勉強云々のやり取りに共感を感じる部分も多く、気に入ってます
今回、リンネと久高以外の"いつものメンバー"が活躍する場面が極端に少ないです
その代わり今まで名前くらいしか出てなかった"バベルの塔"を舞台に、そこで出会った少女と友情を育み、その先に待っていた落とし穴たる困難にもリンネ達が必死に立ち向かう姿が描かれます
3分の2くらいはその少女との交流が描かれる為、今回いつもにも増して微笑ましい温かな雰囲気に満ちてました
なお、個人的には前半部の勉強云々のやり取りに共感を感じる部分も多く、気に入ってます