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サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫 こ 1-1-1) 文庫 – 2009/5/30

4.4 5つ星のうち4.4 63個の評価

能力者が集う街、咲良田。記憶を保持する能力をもつ少年・浅井ケイと、「リセット」――世界を三日分、元に戻す能力を持つ少女・春埼美空は、「猫を生き返らせてほしい」という依頼を受けるのだが……。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/5/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/5/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 328ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4044743010
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4044743017
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 1.3 x 15 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 63個の評価

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河野 裕
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きなライトノベルのひとつ。いまはイラストがかわったバージョンも出てるみたいだけど、
はまって読んでたときのこのイラストも含めて大好き。
「リセット」というだけで世界を三日分もとに戻せる能力者の話。
だけどバトルっていうより探偵モノ? とても繊細で、河野さんらしい小説。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直、おもしろかったです。
確かに魅力のひとつとして、新人とは思えないほどの構成力があります。序盤から中盤にかけて広がった謎が終盤に向けて一気に収束していく感じ。ある種の心地よさを感じるくらい、よくできていました。

しかし、本書の魅力はなんといっても、この作者が描く世界にあると思います。
ひとりの少年とひとりの少女、このふたりを中心とした、はかなくて、きれいだけど、ほんのちょっぴりやさしくない、そんな壊れそうな世界をやわらかな風でつつんでいるような…、そんなことを感じました。

自分が勝手に感じたことなので、あまりうまく言葉にできているとは思えませんが、自分はそんな世界がとても気に入ってしまいました。

ただ、正直に書くと、読む人を選ぶ作品だなぁとも思いました。万人受けしない、というより、魅力に気づけない人がいる、といった感じです。
この作品がいいと感じるひとは、作者が紡いだ言葉をひとつひとつ丁寧に、それこそかみしめるように本を読むひとが一番魅力を感じることができるのではないかと思います。

最初に書いたように物語として本当によくできた作品ですので、一度手にとって、読んでみることをオススメします。それでこの作品の魅力に気づけなければただ単に読むのをやめればいい話ですし、魅力的だと感じたのであれば、ぜひ周りの人にもその魅力を伝えてあげてください。
個人的にはいろんなひとに読んでもらいたいなぁ、と思います。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月30日に日本でレビュー済み
設定が面白い。
能力者の集う街、サクラダ。しかし、彼ら能力者はサクラダを一歩でもでると能力が使えないばかりか、その能力のすべてを忘れてしまう。
バトルものだと思っていたのですが、問題を解決していく探偵ものでした。
全体的にもよくできた作品だと思いますが、主人公のハルキの性格はどうなんでしょうか。
あそこまでケイに依存する性格は理解できませんし、あざといというか、腹黒いというか、そういったマイナス評価をしてしまいます。
私個人的な好みなのかもしれませんが、出てくる主要なキャラクターは誰も好きになれませんでした。
また、続刊が続いているようですが、続きを読みたいとも思いません。一巻で満足です。

所々のアイデア、(非通知くんだたったり)はとても面白いと思いますが、村瀬の能力はハルキがリセットした後、そのリセットすら打ち消して現状の世界に残り続けるのではないのか? 記憶が保持されることで 村瀬>世界のリセット と強さが保たれているが、リセットに巻き込まれ三日分戻されるのなら リセット>村瀬 じゃありませんか?
また、最後に村瀬を説得する場面ですが、秘策のようなものがあるかと思いきや、言葉通りの説得で村瀬を納得させてしまうのは工夫が足りないと思いました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月23日に日本でレビュー済み
超能力者もしくは潜在的超能力者が集められる咲良田市の学生たちの物語。
登場人物の一見役に立たないような能力が物語中で上手く機能しているのが良い。特に作品全体から漂う空気感や透明感が非常に気持ちいい感じ。
だが、登場人物達の台詞回しや地の文が随所で恥ずかしくなるような痛さを感じざるをえない。もう少し平易で現代劇的な文章ならもっと良かったのにと思う。そのせいで話全体のノリが恥ずかしくなっている気もする。ストーリー自体も中盤くらいまでは予測出来なかったがラストの展開は割りと予想できてありきたりだった。
決して悪い作品ではないが、いまいち次巻を読ませる求心力不足を感じた。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『能力者が集う町』『リセット』『管理局』『Aランク』

こうやってキーワードだけ並べてみると「はいはい今時の中二病セカイ系ノベルですね」って感じ。
だけどこの作品はとても繊細な「優しさ」や「いたわり」で満たされている。
基本的な意味での「真面目さ」と言っても良いかもしれない。
「世界中の人が幸せになりますように」と密かに祈るような。

「セカイ系」は平凡な日常をそのまま世界の命運に接続してしまう。
そのダイナミックさが「セカイ系」の大きな魅力だけれど、本作の主人公である浅井ケイはその平凡な日常の方をとても愛して、大切にしようとする。

そして平凡な日常を幸せに生きていくために必要なのは、「超能力」や「超科学」ではなく「優しさ」や「いたわり」だ。

この新人作家のデビュー作となった「セカイ系」小説は、日常を舞台にしつつも実は日常をないがしろにしつづける「セカイ系」ムーブメントへの、静かなカウンターなのかも知れない。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1冊で完結している内容で、軽快なテンポで読み進めることが出来ました。
あの時に戻ってもう一度やり直せれば、というリアルでは叶わぬ夢を実現できる能力と、それに伴う痛みやジレンマを上手く組み込んでいると思います。
もしかすると続編も作るかもしれないということで期待したいと思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月29日に日本でレビュー済み
登場人物の伝えたい気持ちや思いを、短い文章で的確に表現できるってすごいです。
面白かったです。
2012年12月15日に日本でレビュー済み
文章は淡々としており、まるで情報を含んだ冷ややかな空気が通り過ぎるような印象を受けました。
それはとても心地よく、透明感のある綺麗な文章はこの作品の一つの魅力であるのでしょう。
主人公は、自身の能力である記憶保持とヒロインのリセットのせいか、どこか達観したような性格をしています。
また、ヒロインは主人公いわく、人として欠落している、欠落が大きい性格をしています。
この二人を視点に物語は進んでいくのですが、いかんせん文章と二人の性格が相まってか、いまいちキャラクターの心情や行動を理解し辛かったと同時に、ストーリーの重要な場面でも受ける衝撃は小さかったです。
そのせいで続きが気になって仕方ない、みたいなことはなかったことがこの作品の唯一で重大な欠点でしょうか。
ただし、それは必ずしも悪いことではなく、世界観を生かしている利点でもあります。

ストーリーはとても上手く作られていると思います。
能力者という設定自体が面白く、それらを上手く組み合わせた作者の技量はさすがであると思います。
謎を上手く散りばめつつ、それらを回収するさまは読み手をいつの間にか引き込んでくれます。

独特な世界を持つ作品であるので、読んでいて合う人と合わない人が分かれるでしょう。
よい作品であることは間違いないですが、個人的には熱中度が足りないと感じたので★4です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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