技法と言う意味では未熟です。
内容も荒削りだし、キャラは立てよう立てようとがんばった背景設定で
イキオイだけで押し切った作品。
だがそれでいいじゃないか
足らない内容は自前で妄想して一通り楽しんだし('∀`*)ポッ
畏まって評論したところでラノベ。良くも悪くもラノベ
絵のない漫画なんだから、特に深く掘り下げてある必要も
誰もが納得できる隙のない設定も不要なのでは〜とオモタ
クロスチャンネルの群青色を彷彿とさせる登場人物の属性も面白いですよ
勝手に補完して勝手な物語をぜひ続けましょうヽ(`▽')/脳内で
こういう話を読むたびに思う
一回まじでこの話を貴志祐介さんあたりが執筆し直してくれないかなぁ
“本当に”出版しても良いものか?と悩ませるドロッドロの救いようのない不条理と
精緻に描写されるエログロ心的描写。そして非現実な設定でも有無を言わせず「ありそう…」と思わせる圧倒的な納得感
あったら読みたいなぁ〜
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丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ (角川スニーカー文庫 228-1) 文庫 – 2010/10/30
神楽咲高校に入学した俺は、「丘研」の入部案内を見て直感した、これぞ〈風景〉を愛する俺のための部活だと! 代表と意気投合し早速入部。だが、丘研の正体は代表の野望に奉仕する「オカルト研究会」であった!!
- 本の長さ313ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2010/10/30
- ISBN-104044748241
- ISBN-13978-4044748241
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/10/30)
- 発売日 : 2010/10/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 313ページ
- ISBN-10 : 4044748241
- ISBN-13 : 978-4044748241
- Amazon 売れ筋ランキング: - 982,585位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私だけかもしれませんが
オカルトロジック
つまり妖怪の起こすミステリーものなのかと思いましたが
まったくそんなことはありませんでした
オカルトロジック
という題名の意味は、読み進めていくとわかります
正直読みたいと思っていたものとは違いましたが
あぁ一本取られたなとは思いました
しかし単純につまらなかったので
星二つかな
まぁ新人賞と見れば、ありかなー
オカルトロジック
つまり妖怪の起こすミステリーものなのかと思いましたが
まったくそんなことはありませんでした
オカルトロジック
という題名の意味は、読み進めていくとわかります
正直読みたいと思っていたものとは違いましたが
あぁ一本取られたなとは思いました
しかし単純につまらなかったので
星二つかな
まぁ新人賞と見れば、ありかなー
2016年10月22日に日本でレビュー済み
登場人物達の壊れ具合がいいですね~(笑)アニメ化しないかな~。今頃(2016)なら有りだと思うのだけど。作中のカルミナ・ブラーナを聞きながら読むとなかなか燃えますよ!まっ!作中も街が燃えてるけど(笑)まずは読んで見れ!
2011年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登場人物たちは皆病んではいますが、自分の思う”普通”と必ず向き合っています。
正直、序盤の主人公らのワルノリにはうんざりしましたが、沈丁花代表の”病”が明らかになってからがやはり圧巻です。
目的あっての軽率さだと後々理解できましたが、逆にどの登場人物にも軽々しい接近が許されなくなる苦しさも読み進む内に生まれてきました。 よくある「オカルト」系学園ものではありません。
他人をオカシイとか異常とか、簡単に言ってしまえる「人間」達への抵抗のお話でもありますが、いざ始めたら振り返らない彼らや彼女らの手法に顔をしかめる方もいるでしょう。
トンデモ設定があっての終結になっていきますが、それでも主人公らの苦悩には共感出来るのではないでしょうか。
さすがに美少女ばかりの「丘」部員には、”ご都合”やらのナニガシカを感じましたが。
本当に、良くこのお話を「本」にしたものだと、作家と編集さんに向けての快哉を惜しまない読後感がありました。
個人的には、作者による、続巻よりもまた別のアプローチによる物語が読みたいです。
難しいキャラを絵にして見せた絵描きさんにも賛辞を惜しみません。
正直、序盤の主人公らのワルノリにはうんざりしましたが、沈丁花代表の”病”が明らかになってからがやはり圧巻です。
目的あっての軽率さだと後々理解できましたが、逆にどの登場人物にも軽々しい接近が許されなくなる苦しさも読み進む内に生まれてきました。 よくある「オカルト」系学園ものではありません。
他人をオカシイとか異常とか、簡単に言ってしまえる「人間」達への抵抗のお話でもありますが、いざ始めたら振り返らない彼らや彼女らの手法に顔をしかめる方もいるでしょう。
トンデモ設定があっての終結になっていきますが、それでも主人公らの苦悩には共感出来るのではないでしょうか。
さすがに美少女ばかりの「丘」部員には、”ご都合”やらのナニガシカを感じましたが。
本当に、良くこのお話を「本」にしたものだと、作家と編集さんに向けての快哉を惜しまない読後感がありました。
個人的には、作者による、続巻よりもまた別のアプローチによる物語が読みたいです。
難しいキャラを絵にして見せた絵描きさんにも賛辞を惜しみません。
2015年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダウンロードした日に期間切れで、読めなかった・・・・。(泣)
2010年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良くも悪くも、作者の「非凡な才能」が光る作品です。
ぱっと見、キャラの立て方、文章力、会話のテンポ、展開など、完成度の高いラノベに仕上げられていますが、その裏側、深層部分には「独特の異様なロジック」が蠢いている。
作者は、作中の事件や登場人物を通して、そのロジックを伝えようとしているのですが、それを「受け入れられるかどうか」でこの作品の評価が決まるかと思います(特に序盤の代表の世界征服のロジックとか……)。
残念ながら、私には合いませんでした。
異様なものは「異様」であり続けるからこそおもしろいのであって、それを一般には受け入れられないようなロジックで無理に表舞台、中心に立たすことには無理があると感じます。
まるで、お化けが日中その辺でウロウロしているようなものです(そういうのをおもしろいと感じる人もいるでしょうが)。
ただ、この作者には地力があり、普通の人には描き出すことのできないものを表現できる才能があると思うので、書き様によっては一般文芸方面で大化けしそうな予感があります。
ラノベでは少数派である「歪な小説世界」を楽しみたいという人にはお勧めの一冊です。
ぱっと見、キャラの立て方、文章力、会話のテンポ、展開など、完成度の高いラノベに仕上げられていますが、その裏側、深層部分には「独特の異様なロジック」が蠢いている。
作者は、作中の事件や登場人物を通して、そのロジックを伝えようとしているのですが、それを「受け入れられるかどうか」でこの作品の評価が決まるかと思います(特に序盤の代表の世界征服のロジックとか……)。
残念ながら、私には合いませんでした。
異様なものは「異様」であり続けるからこそおもしろいのであって、それを一般には受け入れられないようなロジックで無理に表舞台、中心に立たすことには無理があると感じます。
まるで、お化けが日中その辺でウロウロしているようなものです(そういうのをおもしろいと感じる人もいるでしょうが)。
ただ、この作者には地力があり、普通の人には描き出すことのできないものを表現できる才能があると思うので、書き様によっては一般文芸方面で大化けしそうな予感があります。
ラノベでは少数派である「歪な小説世界」を楽しみたいという人にはお勧めの一冊です。
2010年12月18日に日本でレビュー済み
特殊である種不幸な生い立ちを持つ子供たちが、好きに生きようと疾走する話。
パワーがある。
全速力で書きなぐった感じの登場人物の独白(どくはく)が、心地よい。
思わず声を出して、笑った。
こいつら最高だ。
こんだけ好きなものを好きに喋れて、それを受け入れてくれる仲間がいるのは、いいなぁと思う。
設定はちょいと飛んでいて、展開は荒削りだけど、ただただ面白い。それで十二分。
この作家の次の作品が出たら、必ず買う。
パワーがある。
全速力で書きなぐった感じの登場人物の独白(どくはく)が、心地よい。
思わず声を出して、笑った。
こいつら最高だ。
こんだけ好きなものを好きに喋れて、それを受け入れてくれる仲間がいるのは、いいなぁと思う。
設定はちょいと飛んでいて、展開は荒削りだけど、ただただ面白い。それで十二分。
この作家の次の作品が出たら、必ず買う。
2010年12月31日に日本でレビュー済み
軽さと、重さのバランスが絶妙だったと思いました。
『軽さ』の象徴は、主人公の語り口と、キャラクター同士のやり取り。
『重さ』の象徴は、主要人物たちの背負っているもの、です。
所々に軽さがあるからこそ、重さが引き立つということはあるのだと思います。
ただ、『重さ』の中身には、嫌悪感をもつ人もいるかもしれません。
事故による身体機能の欠落。
脳機能の欠如。
ネグレクト。
芸術と異常性癖の境目。
ネット社会の闇。
それぞれ、決して軽く扱っていいテーマではないから。
個性を持った作品が求められる昨今のライトノベル業界ですから、書き手の切り口によって新しい作品は
これからもたくさん出てくるでしょう。
賛否はありそうですが、ある方向性に特化した作品という意味ではおもしろいと思います。
『軽さ』の象徴は、主人公の語り口と、キャラクター同士のやり取り。
『重さ』の象徴は、主要人物たちの背負っているもの、です。
所々に軽さがあるからこそ、重さが引き立つということはあるのだと思います。
ただ、『重さ』の中身には、嫌悪感をもつ人もいるかもしれません。
事故による身体機能の欠落。
脳機能の欠如。
ネグレクト。
芸術と異常性癖の境目。
ネット社会の闇。
それぞれ、決して軽く扱っていいテーマではないから。
個性を持った作品が求められる昨今のライトノベル業界ですから、書き手の切り口によって新しい作品は
これからもたくさん出てくるでしょう。
賛否はありそうですが、ある方向性に特化した作品という意味ではおもしろいと思います。