好評する前に本書の内容の説明をしたいと思います。
この本は”過去問シリーズ”とあるように
すべての問題は京大の過去問です。
問題の総数は100問で、後期もありますし
文系の良問も載っています。
構成としては
全１０章50テーマで
1テーマにつき例題1問、類題1問が掲載されています。
全章紹介しますと
第１章 整数
第２章 方程式・不等式
第３章 三角関数、指数・対数関数
第４章 確率(場合の数を含む)
第５章 図形
第６章 ベクトル
第７章 極限・微分
第８章 積分
第９章 行列・１次変換
第10章 京大固有分野
となっています。
章の初めにはざっくりとその分野に関する
まとめなどが書かれています。
また、本書の特長でもある解説は
「理解」→「計画」→「実行」→「検討」
と懇切丁寧に書かれていて、
文体が話し口調でスラスラ読めます。
２５ヵ年では本書に当たる「実行」の部分しか
書かれてないように思われます。
(少々語弊はありますが・・・)
また、体系的に解法がまとめてあるので
汎用性は抜群です。
実際に最寄りの書店で手にとって
見ていただければわかると思うので
説明はこれくらいにしておきます。
ここからは僕の強い主観混じりの好評をしたいと思います。
これを見てくださっている方は、もちろん、
京大の過去問を解いたことがあると思います。
それが授業であったなら良いかもしれませんが、
自主学習のときには次のようなことありませんか？
過去問に全力でチャレンジしたものの
３０分以上考えてもさっぱりわからない・・・
よし答えを見よう・・・・・・・・・
ん？・・・・んん！？・・・・・・
なんでこうなってこうなるの？
こんな発想どっから出てくるの？
などといった経験ありませんか？
解説を見てサッと理解できるという人には
この本は冗長すぎると思うのでオススメできません。
しかし、一度はこういった経験があるのではないでしょうか。
その悩みを払拭してくれるのが本書です！！
僕はこの本を半信半疑で発売初日に購入したのですが、
ホントに解説が詳しくて、アタリでした！
まだ半分程度しか終わっていませんが
最高のパートナーになりそうです！
結局、僕が声高に申し上げたいのは、
２５ヵ年の解説を読んでもよく分からないときがある
という京大受験生、特に現役生は
２５ヵ年より本書をやったほうが１０倍効率的である!!
ということに尽きます。
僕ももっと早くこの本に出会いたかったです。
長々と申し訳ありませんでした。
最後まで見ていただいてありがとうございました！
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