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古典基礎語辞典 単行本 – 2011/10/20
大野 晋
(著, 編集)
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国語学者大野晋の最後の古語辞典。厳選した約3200語を、語源と語誌を重視して懇切丁寧に解き明かし、「日本語とは何か」を再発見する手がかりとなる画期的な書。古典を正しく味わうために、絶対に役立つ辞典。
- 本の長さ1409ページ
- 言語日本語
- 出版社角川学芸出版
- 発売日2011/10/20
- 寸法16.8 x 5.4 x 22.3 cm
- ISBN-104046219645
- ISBN-13978-4046219640
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商品の説明
著者について
編者:大野晋(おおのすすむ) 東京深川生まれ(1919-2008)。国語学者。東京大学文学部国文学科卒。学習院大学名誉教授。日本語研究に生涯を捧げた上代語研究の第一人者。主著に『日本語の起源』『日本語練習帳』『角川類語新辞典』『角川必携国語辞典』等。
登録情報
- 出版社 : 角川学芸出版 (2011/10/20)
- 発売日 : 2011/10/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 1409ページ
- ISBN-10 : 4046219645
- ISBN-13 : 978-4046219640
- 寸法 : 16.8 x 5.4 x 22.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 300,203位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,673位日本語 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1919‐2008年。学習院大学名誉教授。東京大学文学部卒業。国語学者。文学博士(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 源氏物語 (ISBN-13: 978-4006001971 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岩波古語辞典と比較しながら読むと面白い。
例えば「黒し」のクロを涅(くり)と同根とする説(有坂秀世の説)は岩波古語辞典の初版に載っていたものが補訂版では削除され、この辞書では復活している。ミ語法のミは岩波古語辞典初版では接尾語とする一般的な説明だったのが補訂版では接続助詞とされ、この辞書では再び接尾語に戻っている。
ただ全体としては岩波古語辞典では橋本文法に拠って連体助詞としていたものを学校文法と同様に格助詞連体格とするなど、岩波古語辞典よりは個性が薄れた印象。
「とどむ」「とどろ」など所々にタミル語語源説も見られる。
例えば「黒し」のクロを涅(くり)と同根とする説(有坂秀世の説)は岩波古語辞典の初版に載っていたものが補訂版では削除され、この辞書では復活している。ミ語法のミは岩波古語辞典初版では接尾語とする一般的な説明だったのが補訂版では接続助詞とされ、この辞書では再び接尾語に戻っている。
ただ全体としては岩波古語辞典では橋本文法に拠って連体助詞としていたものを学校文法と同様に格助詞連体格とするなど、岩波古語辞典よりは個性が薄れた印象。
「とどむ」「とどろ」など所々にタミル語語源説も見られる。
2022年10月5日に日本でレビュー済み
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デカルトの方法序説を読んでいて、神の存在証明のところで、つまずきました。
この辞典中の神の部分を読んで、なぜ自分がつまずいたかが、よくわかりました。
「賢いといわれる人も恋に落ち」の川柳が、面白かったので、この辞典で「かしこし」を引きました。
タミル語の「kett-i」は「賢い」(superior?)の意味だけを持つので、ク活用形容詞になると知って、驚嘆しました。この川柳を、一層、味わい深く感じました。
字通の普及版で、賢と畏を調べました。賢の形声は、神に事える多才なる瞽者。畏の象形は、鬼頭の者が呪杖を持ち、その威霊を示す形。 柳名 衣被
この辞典中の神の部分を読んで、なぜ自分がつまずいたかが、よくわかりました。
「賢いといわれる人も恋に落ち」の川柳が、面白かったので、この辞典で「かしこし」を引きました。
タミル語の「kett-i」は「賢い」(superior?)の意味だけを持つので、ク活用形容詞になると知って、驚嘆しました。この川柳を、一層、味わい深く感じました。
字通の普及版で、賢と畏を調べました。賢の形声は、神に事える多才なる瞽者。畏の象形は、鬼頭の者が呪杖を持ち、その威霊を示す形。 柳名 衣被
2020年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辞書を編纂する際の執筆者の態度は、穏当な中立説・多数説で語義を説明するのが常道だろう。しかし、本書『古典基礎語辞典』の場合は、日本語学で批判の多い大野晋氏の「タミル語起源説」に基づき日本語系統論を主張するという意図を持つことから、厳しい評価の先行レビューも見受けられる。そういう批判があるのは、本書の異例な執筆態度からすれば、やむをえない部分があるだろう。だが、私には、この古語辞典をその理由だけで全否定はできない。
本書の性格は、その生い立ちから『岩波古語辞典』の姉妹篇といえる。『岩波古語辞典』の特徴は、形式的には、動詞の「みだし」が終止形ではなく、連用形(活用の使用度が高く、名詞形にもなる。例:遊ぶ→遊び)だということや、本文の項目に助動詞の意味を掲載せず、巻末に「基本助動詞解説」として一括掲載していること、内容的には、基本語の解説が詳しいということが挙げられる。そういう創意工夫が盛り込まれた意欲的な古語辞典だ。だがそれでも、ハンディな辞書としての制約上、もとの原稿をかなり削っており、それを残念に思われた大野氏が、「自由に必要なだけの内容を記述するという辞書を構想」(「執筆者序」)されたのが本書の発端だったという。その後、晩年の大野氏が病気がちだったため、途中で計画を変更し、「収録項目数を大幅に減らし、基礎語の辞書を作成する」こととし、30年がかりで完成している。
さて、一例として、標(しめ)という古代語は、額田王の「あかねさす紫野行き標野(しめの)行き野守は見ずや君が袖振る」の「標野」をはじめとして、『万葉集』に幾度も登場している(歌番号:20、115、394、1427、2114、2466、2839、3063、4509など)。この標について、本書は、名詞の「しめ(標・注連)」の項目で、以下のように解説する(語釈の部分は引用していない)。
「動詞シム(占む、マ下二)の連用形名詞。動詞のシムは、自分の占有とし、他人の立ち入りを禁止するの意で、名詞シメは、その立ち入り禁止のしるしをいう。一般に一定の標識を用いたり小石を載せたり、草を結んだり、縄を張ったり、杭をさしたりして占有の意志を表すが、その標識や、草・縄・杭などをシメという。なお、本来シメをさすのは神との契約を意味したので、社会的に承認され、他人がこれを侵害することはなかったという。/特に縄を張ることは古くから神事の際にとり行われ、民間にも広まったので、後世にはシメだけで、シメナハ(注連縄)を指すようにもなる。」
一方で、『岩波古語辞典』は、動詞・名詞兼用の「しめ(占め・標め)」の項目で、以下のとおり説明する。
(動詞) 「<物の所有や土地への立入り禁止が、社会的に承認されるように、物に何かを結いつけたり、木の枝をその土地に刺したりする意>①占有のしるしをつける。(以下、語釈を省略)」
(名詞) 「①領有または立入り禁止などの標識。縄を張り、杭をさしなどした。②「しめなは」の略。」
本書(『古典基礎語辞典』)の詳しい解説によって、標というものが、具体的に、小石・草・縄・杭などだったことがわかるし、「あかねさす」の歌のような野守(野の番人)がいなくても、その機能が果たしえた理由が、「本来シメをさすのは神との契約を意味したので、社会的に承認され、他人がこれを侵害することはなかったという。」という部分で理解できる。つまり、標による占有はゆるやかなものだが、神が証人として見ているというほどの意味だろう。辞典が中型化や大型化しても、収録語数が増えるだけで、こういう古代人の精神に迫る解説は、古語辞典でもなかなかお目にかかりにくい。
古代語の代表的な辞典といえば、まず、三省堂の『時代別国語大辞典 上代編』に指を屈することになるが、一般には高価(44,000円)すぎて手が出ないし、半世紀前の1967年の初版なので、現在、改訂作業中と聞く。本書は、2011年の初版と新しく、価格的に手が届きそうな範囲内にあるし、本格的な解説が施してあるので、「タミル語起源説」に不信があったとしても、無視できない有用な古語辞典だと思う。私は、本書を『岩波古語辞典』を補完する古語辞典として愛用している。
本書の性格は、その生い立ちから『岩波古語辞典』の姉妹篇といえる。『岩波古語辞典』の特徴は、形式的には、動詞の「みだし」が終止形ではなく、連用形(活用の使用度が高く、名詞形にもなる。例:遊ぶ→遊び)だということや、本文の項目に助動詞の意味を掲載せず、巻末に「基本助動詞解説」として一括掲載していること、内容的には、基本語の解説が詳しいということが挙げられる。そういう創意工夫が盛り込まれた意欲的な古語辞典だ。だがそれでも、ハンディな辞書としての制約上、もとの原稿をかなり削っており、それを残念に思われた大野氏が、「自由に必要なだけの内容を記述するという辞書を構想」(「執筆者序」)されたのが本書の発端だったという。その後、晩年の大野氏が病気がちだったため、途中で計画を変更し、「収録項目数を大幅に減らし、基礎語の辞書を作成する」こととし、30年がかりで完成している。
さて、一例として、標(しめ)という古代語は、額田王の「あかねさす紫野行き標野(しめの)行き野守は見ずや君が袖振る」の「標野」をはじめとして、『万葉集』に幾度も登場している(歌番号:20、115、394、1427、2114、2466、2839、3063、4509など)。この標について、本書は、名詞の「しめ(標・注連)」の項目で、以下のように解説する(語釈の部分は引用していない)。
「動詞シム(占む、マ下二)の連用形名詞。動詞のシムは、自分の占有とし、他人の立ち入りを禁止するの意で、名詞シメは、その立ち入り禁止のしるしをいう。一般に一定の標識を用いたり小石を載せたり、草を結んだり、縄を張ったり、杭をさしたりして占有の意志を表すが、その標識や、草・縄・杭などをシメという。なお、本来シメをさすのは神との契約を意味したので、社会的に承認され、他人がこれを侵害することはなかったという。/特に縄を張ることは古くから神事の際にとり行われ、民間にも広まったので、後世にはシメだけで、シメナハ(注連縄)を指すようにもなる。」
一方で、『岩波古語辞典』は、動詞・名詞兼用の「しめ(占め・標め)」の項目で、以下のとおり説明する。
(動詞) 「<物の所有や土地への立入り禁止が、社会的に承認されるように、物に何かを結いつけたり、木の枝をその土地に刺したりする意>①占有のしるしをつける。(以下、語釈を省略)」
(名詞) 「①領有または立入り禁止などの標識。縄を張り、杭をさしなどした。②「しめなは」の略。」
本書(『古典基礎語辞典』)の詳しい解説によって、標というものが、具体的に、小石・草・縄・杭などだったことがわかるし、「あかねさす」の歌のような野守(野の番人)がいなくても、その機能が果たしえた理由が、「本来シメをさすのは神との契約を意味したので、社会的に承認され、他人がこれを侵害することはなかったという。」という部分で理解できる。つまり、標による占有はゆるやかなものだが、神が証人として見ているというほどの意味だろう。辞典が中型化や大型化しても、収録語数が増えるだけで、こういう古代人の精神に迫る解説は、古語辞典でもなかなかお目にかかりにくい。
古代語の代表的な辞典といえば、まず、三省堂の『時代別国語大辞典 上代編』に指を屈することになるが、一般には高価(44,000円)すぎて手が出ないし、半世紀前の1967年の初版なので、現在、改訂作業中と聞く。本書は、2011年の初版と新しく、価格的に手が届きそうな範囲内にあるし、本格的な解説が施してあるので、「タミル語起源説」に不信があったとしても、無視できない有用な古語辞典だと思う。私は、本書を『岩波古語辞典』を補完する古語辞典として愛用している。
2021年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
出品のはなび堂にはたいへん満足しています。購入したのは、毎回図書館で確認するのが面倒になったため。
2017年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古語辞典だけでは得られない発見があり、読むのが楽しみです。古語辞典と併用しています。
2012年1月22日に日本でレビュー済み
「大野晋が最後までこだわり抜いた厳選3200語!」の辞書とのこと。
腰巻きのキャッチコピー通り、古文を読み解く上で必須の語彙が選ばれ、詳しく解説されている。「引く」ための辞書というだけでなく、知っているつもりの語について「読む」辞書として、価値が高いものだと思う。
ほかに類書はないので、古典に興味のある人には是非薦めたい。
もちろん受験生にも大いに役立つと思う。
腰巻きのキャッチコピー通り、古文を読み解く上で必須の語彙が選ばれ、詳しく解説されている。「引く」ための辞書というだけでなく、知っているつもりの語について「読む」辞書として、価値が高いものだと思う。
ほかに類書はないので、古典に興味のある人には是非薦めたい。
もちろん受験生にも大いに役立つと思う。