中古品:
¥1,440 税込
無料配送5月23日 木曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早いお届け日時指定便 明日 8:00 - 12:00の間にお届け(1 時間 11 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 良い | 詳細
発売元 silk IT SHOP
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 保存状態は良好です。表紙カバーに若干のスレがあります。本冊の中身は書き込み・ライン等はありません。全体として使用感なく綺麗な良品の範囲です。 清掃済み。 OPP袋にて発送!  ■送料無料 ■Amazon配送センターより迅速発送!  宜しくお願い致します。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

タネも仕掛けもございません 昭和の奇術師たち (角川選書 476) 単行本 – 2010/9/18

5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

〈目次〉
はじめに
1 地獄極楽の狭間を生きたイリュージョニスト、引田天功
2 「何かご質問はございませんか?」 伊藤一葉
3 「芸とは諦めること」トークマジックの名人、アダチ龍光
4 スライハンドで世界を征した男、島田晴夫
5 昭和奇術師廻り舞台
あとがき
続きを読む もっと少なく読む

商品の説明

著者について

藤山新太郎(ふじやましんたろう)1954年生。昔ながらの寄席と芸人の雰囲気を身をもって知る現代では数少ない奇術師。日本奇術協会副会長。文化庁芸術祭賞を3度受賞。著書「手妻のはなし~失われた日本奇術~」は手品のプロの現場から捉えた通史として評価も高い。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/角川学芸出版 (2010/9/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/9/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 232ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4047034762
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4047034761
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.5 x 19 cm
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中5つ
5つのうち5つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2014年5月10日に日本でレビュー済み
個性的な手品師を紹介している。お寺が嫌で手品師になったとか、裁判所の採用通知が遅れて手品師になったとか、一流の人でも、意外な経歴だったことがあり、驚く。戦争、無声映画の終了、アメリカ軍、テレビ時代、外国手品師の来日など、生活は不安定、社会評価の低さ、同業の競争など、大変なことが多い。
中でもダーク大和、についての話は印象深い。一流歌手のの司会者として、何不自由ない生活を送っていたが、これで良いかと、本業での再出発を図る。もともとしゃべりは天才のようにうまく、テレビでも成功した。ライバルが病気で倒れ、これで自分の世界がきたと思って間もなく、病気にかかってしまった。やっと復帰した時、すでにテレビでの人気は無かった。苦しい生活の中、弟子も見限り小銭をつかんで消えた。やがて火が消えるように病気で亡くなってしまった。いつも朝、夕酒を飲むのが不思議だったが、それは背骨の痛みをまぎらすため。その原因は原爆にあったことだと、作者は聴いていた。そして、よくよく運が悪くできていたと嘆く。西岸良平の三丁目の夕日、に出て来るような小ドラマでした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月1日に日本でレビュー済み
 自身も奇術師である著者は昭和の奇術師として引田天功,伊藤一葉,アダチ龍光,島田晴夫を主に紹介します。術を磨かず騙り手だった天功,暗い引きの話しで目立たない一葉,芸があってないような龍光,天功人気に隠れてしまって日本を脱出した島田。そんなマイナス要素をもった彼らが実は,オーラを放って奇術師の地位を押し上げた(天功),知性を感じさせる品がありテレビで受けた(一葉),臨機応変に状況に合わせて話ができ談志が絶賛(龍光),スライハンドマジックを芸術に引き上げた(島田)といった形で,奇術のパフォーマンスの歴史に足跡を残してきたことを高く評価しています。その目配りに大変好感が持てます。
 最後のV章では複数の奇術師が語られるが,基本を師匠から受け継いだマギー司郎,観客の視線を意識するアマチュアリズムが鍵のナポレオンズ,「超魔術」映像でクロースアップマジックを蘇らせたMr.マリックなどについても,それぞれの苦闘を思わせる温かい記述をしています。井上ひさし『月なきみ空の天坊一座』(新潮文庫,NHKテレビドラマもあり)や泡坂妻夫『奇術探偵曾我佳城全集』(講談社)等も読み返してみたくなりました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート