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ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで (角川選書 605) 単行本 – 2018/6/22

4.4 5つ星のうち4.4 17個の評価

何作品読んだことがありますか? 本当は面白いノーベル文学賞!

日本人が受賞するかどうかや、選考委員をめぐるスキャンダルは話題になっても、作品の内容に言及されることが多くないノーベル文学賞。受賞作のうち何作読んだことがあるだろうか? 日本ではあまり読まれていない作家の作品も、読めばとても面白い! 受賞作家の書き方の特徴はどこにあるか? 各作品の面白さはどこからきているのか? なぜ、その作家は他文化・他言語の人に支持されたのか? 古今東西の受賞作を読み直し、多様な作品たちの「面白さ」を作る仕掛けに迫る、”まだ読んでいない人に”最適のノーベル文学賞案内。

〈目次〉
はじめに
ノーベル文学賞を読むということ

一九八〇年代
一章 めくるめく勘違い小説『眩暈』【エリアス・カネッティ】
二章 ラテンアメリカと魔術的リアリズム【ガブリエル・ガルシア=マルケス】
三章 アラビア語圏のリアリズム【ナギーブ・マフフーズ】

一九九〇年代
四章 「黒人」「女性」作家【ト二・モリスン】
五章 「情けないオレ語り」と日本文学【大江健三郎】

二〇〇〇年代
六章 中国語としての表現の追求【高行健】
七章 ワールドワイドで胡散臭い語り【V・S・ナイポール】
八章 「他者」と暴力の寓話【クッツェー】
九章 非非西洋としてのトルコ【オルハン・パムク】
十章 共産主義体制下の静かな絶叫【ヘルタ・ミュラー】

二〇一〇年代
十一章 ペルー、あるいは梁山泊【マリオ・バルガス=リョサ】
十二章 中国版「魔術的リアリズム」【莫言】
十三章 信頼できない語り手【カズオ・イシグロ】

終わりに
ノーベル文学賞受賞者出身地分布
索引
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商品の説明

著者について

●橋本 陽介:1982年埼玉県生まれ。慶應義塾志木高等学校卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、テクスト言語学。現在、お茶の水女子大学基幹研究院助教。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2018/6/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/6/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 270ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4047036420
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4047036420
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.5 x 19 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 17個の評価

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橋本 陽介
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年8月4日に日本でレビュー済み
優れた世界文学の解説本です。ガルシア=マルケスの魔術的リアリズムの及ぼす力、J・M・クッツェーの暴力と支配の複層的な描写・・・。80年以降の代表的なノーベル賞作家の特長を分かりやすく解説し、「読みたい」という気持ちをかき立ててくれます。私はこれを読んでオルハン・パムクの著作を買いました。所々、にやりとさせるユーモアを織り交ぜる筆致も素晴らしいです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年8月13日に日本でレビュー済み
 ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロをネタに一冊書いてくれという注文に対して、他の受賞作品も扱ってはどうかと著者がカウンタープロポーザルをして出来上がった本書。裏表紙の叩き文句では80年代以降の受賞作家を紹介すると書かれているのだが、実際は一言二言しか触れられていない作家が少なくない。単なる印象批評に留まる作家批評も散見され、網羅的な入門書を期待した僕の星付けは厳しいものとなった。

 とはいえ、結構辛口な大江健三郎評が面白かった点、トニ・モリスン、ナイポール、クッツェーといった未読の作家に興味を持てた点は、個人的には本書を読んで良かった点として挙げられる。
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