この著書の内容に鑑みて舛添氏を判断すると完全にリーダー不適合者です。
つまり何がいけないことなのかを本書で記されているのだから
自分がいけないことをしたという自覚はあるはずです。
湯河原に公用車で行く時や家族旅行やエスティマ2台などを政治資金で計上する時も
「まずいけどまいっか」という罪の意識はどこかにあったと推察できます。
はい、完全なる確信犯です。
ただ、罪の意識があればまだ可愛いもので、恐ろしいのは、問題意識がないパターンです。
というのも、舛添氏の会見を見てるととてもではないが心から反省しているようには見えず、完全に裸の王様タイプの人間だからです。
つまり、「都知事の俺は大変な仕事をしているんだから公用車で頻繁に湯河原通いしようが
政治資金で好きなもの買おうがそれくらい優遇されて当然」というよな全く罪悪感がないケースで、
こういうタイプは今回見過ごされるとまたやります。
先日「新党改革」時代の側近が、舛添氏が代表を務めていた頃に不正経理があったとし刑事告発を検討しているというニュースがありましたが、
不正流用歴が長いことから見ても、もうこれは罪悪感を持つことがない、もはや癖の域です。
会見でも都知事を辞める気は毛頭ないようですが(物理的にもね)
信用が失墜している今もうあなたについて行く人はいませんよ。
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内閣総理大臣: その力量と資質の見極め方 (角川oneテーマ21 C 55) 新書 – 2002/10/1
舛添 要一
(著)
小泉首相より良い首相を選ぶ
なぜ、参議院議員選挙に出馬したか?石原慎太郎都知事がかけた激励の言葉などの秘話を披露しながら、小泉改革の誤謬と21世紀の理想の総理大臣像を明らかにする。
なぜ、参議院議員選挙に出馬したか?石原慎太郎都知事がかけた激励の言葉などの秘話を披露しながら、小泉改革の誤謬と21世紀の理想の総理大臣像を明らかにする。
- 本の長さ201ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2002/10/1
- ISBN-104047041068
- ISBN-13978-4047041066
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
内閣総理大臣
政治学者であり参院議員としても1年間活動してきた著者が、そもそも政治とは何かを解説したうえで、首相のあるべき姿を浮かび上がらせる。
政治学者であり参院議員としても1年間活動してきた著者が、そもそも政治とは何かを解説したうえで、首相のあるべき姿を浮かび上がらせる。
社会の様々な利害を平和的に調整し、人々に安定した生活をもたらす政治の仕事には、高度な専門性が要求される。大根1本の値段に一喜一憂する庶民の現実を知りつつ、80兆円というスケールの国家予算の配分に頭を巡らせる仕事は誰にでもできるものではない。戦後、日本の政界には悪しき庶民主義が浸透したが、政治家はむしろ庶民にできないことを託されているという誇りを持って活動すべきと言う。
では、政治家のトップに立つ首相に求められる資質とは何か。著者は普遍的要素として「ビジョン提示力」や「歴史と哲学の素養」「人心掌握力」を、今日的要素として「危機の認識と危機管理力」「カリスマ性」などを挙げる。現在の小泉純一郎首相には不十分な点が多いと指摘、「『抵抗勢力』と派手な立ち回りを演じて支持率を上げることに奔走している」「肝心の経済は混迷の度を深めている」と現状を憂える。
小泉首相の使命は、旧弊な戦後システムや自民党政治を徹底的に壊す「破壊」にある。きれいに壊した後に、次の首相が「創造的リーダー」として再生日本を設計すべきだと説く。
(日経ビジネス2002/11/4Copyright©2001日経BP企画..Allrightsreserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2002/10/1)
- 発売日 : 2002/10/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 201ページ
- ISBN-10 : 4047041068
- ISBN-13 : 978-4047041066
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月2日に日本でレビュー済み
厚生労働大臣としてクローズアップされることが多くなっている舛添さん。総理大臣の持つべき資質を詳しく解説してくれています。結局のところ哲学的に深い人間でなければいけないということのようです。ゆくゆくは総理のポストに?国際政治学者としての視点と実際に大臣職を経験してからの視点は変化していくと思うので、より深まった論を期待したい。
2008年3月9日に日本でレビュー済み
おなじみ政治学者から参議院議員となった著者による内閣総理大臣のかくあるべし論。
内閣総理大臣、さらには国政を担う政治家に必要な資質と力量を論じるとともに一般国民の政治リテラシーの必要性も唱えています。
簡単ながら触れられている政策論は明快に語られているものの、目新しいことはあまりありませんが、
歴史や哲学の教養の重要性を強調する点は著者らしいと言えるか。
内閣総理大臣、さらには国政を担う政治家に必要な資質と力量を論じるとともに一般国民の政治リテラシーの必要性も唱えています。
簡単ながら触れられている政策論は明快に語られているものの、目新しいことはあまりありませんが、
歴史や哲学の教養の重要性を強調する点は著者らしいと言えるか。