基本的な文章術、文章力訓練法にプラスして、
精神科医らしい解説もあり、
そのあたりが「大人のための・・・」
ということなのだろうと思った。
たとえば、
「いわゆるメタ認知力に長けている人が、読み手にとってもわかりやすい優れた文章を書くことができると考えられている。文章を書くときに、自分が読み手の正しい状態を想定しているかを絶えずモニタリングすれば、問題があるときにすぐに修正が可能になるからである。p76」
というような解説が、
ところどころにある。
そして、本書を読んでわかった、
文章力アップのための一番のポイントは、
とにかくたくさん書く!
ということのようだ。
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大人のための文章法 (角川oneテーマ21 B 50) 新書 – 2003/11/1
和田 秀樹
(著)
鬼才・和田秀樹の初の文章論がいよいよ登場!
灘高校で「国語の落ちこぼれ」だった著者がどのようにしてベストセラーを書けるだけの文章力をつけたか、その秘密をすべて公開!ビジネスマン必見の「プレゼンテーションのための文章の書き方」も内包。
ベストセラーはこうして書け!精神科医・和田秀樹が明かす最新、最速、最強の文章上達法 序章 逃げているかぎり文章は書けない 第?章 私の文章修行―徹底的に直されたことがプラスになった 第?章 いい文章を書くための発想法―つまらない人間に面白い文章がかけるのか 第?章 コンテを活用した文章の書き方―ひとつのメモから記事は生まれる 第?章 「和田式」文章テクニック―「借文」を多用する 第?章 ベストセラーを量産する方法―最初から「売れる本」をねらっていた 第?章 プレゼンテーションへの応用―話の面白い人とつまらない人 第?章 知識の集約と出力の仕方―知識力の鍛え方 終章 書ける人間が生き残る時代
灘高校で「国語の落ちこぼれ」だった著者がどのようにしてベストセラーを書けるだけの文章力をつけたか、その秘密をすべて公開!ビジネスマン必見の「プレゼンテーションのための文章の書き方」も内包。
ベストセラーはこうして書け!精神科医・和田秀樹が明かす最新、最速、最強の文章上達法 序章 逃げているかぎり文章は書けない 第?章 私の文章修行―徹底的に直されたことがプラスになった 第?章 いい文章を書くための発想法―つまらない人間に面白い文章がかけるのか 第?章 コンテを活用した文章の書き方―ひとつのメモから記事は生まれる 第?章 「和田式」文章テクニック―「借文」を多用する 第?章 ベストセラーを量産する方法―最初から「売れる本」をねらっていた 第?章 プレゼンテーションへの応用―話の面白い人とつまらない人 第?章 知識の集約と出力の仕方―知識力の鍛え方 終章 書ける人間が生き残る時代
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2003/11/1
- ISBN-104047041513
- ISBN-13978-4047041516
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2003/11/1)
- 発売日 : 2003/11/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 222ページ
- ISBN-10 : 4047041513
- ISBN-13 : 978-4047041516
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,307,969位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神 科医。国際医療福祉大学教授。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学国際公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「できる!」と強く信じればあなたは9割成功している』(ISBN-10:4860813502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年7月30日に日本でレビュー済み
和田さんの本は何冊も持っていますが、この本では文章を書いていく技術的なことはもちろん、意欲がわいてきました。
2008年6月14日に日本でレビュー済み
著者の執筆活動の軌跡が、ひたすら語られているような印象を受ける。
もちろん、それで問題があるわけではないが、タイトルと内容がずれている気が…。
口述筆記(ゴーストライターのことか?)の効能が語られるが、本書の自体の
文章表現も繰り返しが多くきわめて「口述」的。
和田氏の受験本などで実際に大学に合格してきた方々には、お勧め。
基本的な考え方は同じであるため、身につけやすいと思われる。
もちろん、それで問題があるわけではないが、タイトルと内容がずれている気が…。
口述筆記(ゴーストライターのことか?)の効能が語られるが、本書の自体の
文章表現も繰り返しが多くきわめて「口述」的。
和田氏の受験本などで実際に大学に合格してきた方々には、お勧め。
基本的な考え方は同じであるため、身につけやすいと思われる。
2008年12月9日に日本でレビュー済み
和田秀樹さんという人は、世の中に対していいたいことが山ほどあって、年に50冊も本を出しているのにまだいいたいことは尽きていないらしい。
清水義範さんの小説に「主張する人々」という小説があったが、その現実版のような人だ。
というわけで、文章作成法について書かれた「大人のための文章法」も和田秀樹さんの主張は必要でないので読み飛ばす必要があるのだが、それを読み飛ばすと、実に正直に和田秀樹さんの文章作成ノウハウがまとめられている。
要約すればこうなる。
・書いているうちに書くことが苦痛でなくなる。
・文書を書く前に目次を作ろう。○
・読者の気持ちを想像しよう。○
・うまい人に添削してもらおう。
・受け売りでおしゃべりしよう。
・人と違う視点を持とう。○
・自分はすごいと思おう。
○を付けたのは共感している意見です。
これで和田秀樹さんがどのように本を量産しているかはわかったが、そのノウハウを身につける方法は残念ながら、読んだ人が自力で編み出すしかないようだ。
清水義範さんの小説に「主張する人々」という小説があったが、その現実版のような人だ。
というわけで、文章作成法について書かれた「大人のための文章法」も和田秀樹さんの主張は必要でないので読み飛ばす必要があるのだが、それを読み飛ばすと、実に正直に和田秀樹さんの文章作成ノウハウがまとめられている。
要約すればこうなる。
・書いているうちに書くことが苦痛でなくなる。
・文書を書く前に目次を作ろう。○
・読者の気持ちを想像しよう。○
・うまい人に添削してもらおう。
・受け売りでおしゃべりしよう。
・人と違う視点を持とう。○
・自分はすごいと思おう。
○を付けたのは共感している意見です。
これで和田秀樹さんがどのように本を量産しているかはわかったが、そのノウハウを身につける方法は残念ながら、読んだ人が自力で編み出すしかないようだ。
2013年7月8日に日本でレビュー済み
本書の特徴は「わかりやすく書くこと」の重要性が強調されていることです。たしかに和田氏の本は分かりやすい。ただし、技術面における細かく具体的な指摘はあまりなく、あっても他の文章法の本と重複するものが多いです。
私が本書で一番重要だと感じた指摘は「読むに堪える文章になっているかどうかは、じつは書き手の読書量次第だ」というもの。小説家のスティーブン・キング氏は著書『 書くことについて (小学館文庫 キ 4-1) 』のなかで文章が上達する秘訣は「たくさん読んで、たくさん書くこと。それ以外ない」とうい身も蓋もない(しかし正しい)指摘をしております。
本書で二番目に私が重要だと考えたのは「私が文章を量産できるいちばんのポイントは、頭の中にネタが豊富にあること」という趣旨の記述です(p49)。名著と呼ばれる本の多くは悪文で書かれたものが少なくありませんが、換言すれば内容が優れていれば技術はダメでも名著になってしまうということでしょう。
体系的にまとまった文章の書き方の指南書としては『 「超」文章法 (中公新書) 』、情報の収集の仕方などを含めた文章法の本なら『 「知」のソフトウェア (講談社現代新書 (722)) 』がおすすめです。
私が本書で一番重要だと感じた指摘は「読むに堪える文章になっているかどうかは、じつは書き手の読書量次第だ」というもの。小説家のスティーブン・キング氏は著書『 書くことについて (小学館文庫 キ 4-1) 』のなかで文章が上達する秘訣は「たくさん読んで、たくさん書くこと。それ以外ない」とうい身も蓋もない(しかし正しい)指摘をしております。
本書で二番目に私が重要だと考えたのは「私が文章を量産できるいちばんのポイントは、頭の中にネタが豊富にあること」という趣旨の記述です(p49)。名著と呼ばれる本の多くは悪文で書かれたものが少なくありませんが、換言すれば内容が優れていれば技術はダメでも名著になってしまうということでしょう。
体系的にまとまった文章の書き方の指南書としては『 「超」文章法 (中公新書) 』、情報の収集の仕方などを含めた文章法の本なら『 「知」のソフトウェア (講談社現代新書 (722)) 』がおすすめです。
2003年11月24日に日本でレビュー済み
2百万の借金を背負った東大時代から、フリーライターとしての修行の時期、精神科医になってからも続く怒涛の執筆、とある意味和田秀樹氏の「書き物」から見た自伝といえなくもない。
フレームを作り書き出す、引用文を効果的に提示する、分かりやすい結論を持ってくる、等今じゃぁコンサルタントがさかんに言っている「クリティカルシンキング」なんてのも和田氏はずっと素でやってきていたのである。
最近繰り返し記述の否めない和田氏の著作だが、それも「執筆依頼を断らずに書けばこれほどたくさん書けます」の一言で圧倒される。(呆れも半分だが)。
思えば和田氏の著作はまず読者と著者を同レベルにもっていくことから始まる。「私も劣等性であった~」から始まる文章はどんな空疎な響きであっても、時代を超えて大衆にアピールするには十分だった。それでもなお、やはり和田氏は凡人ではない、といわざるを得ない。年間50冊を誇る量と、数々をベストセラーしていく力量、テレビへの出演、各種イベントの企画経営。。。。まさに「凡人」だとアピールするその極端なアグレッシブさこそが彼を「非凡人」たらしめる逆説であると、この本は優しく語ってくれる。
フレームを作り書き出す、引用文を効果的に提示する、分かりやすい結論を持ってくる、等今じゃぁコンサルタントがさかんに言っている「クリティカルシンキング」なんてのも和田氏はずっと素でやってきていたのである。
最近繰り返し記述の否めない和田氏の著作だが、それも「執筆依頼を断らずに書けばこれほどたくさん書けます」の一言で圧倒される。(呆れも半分だが)。
思えば和田氏の著作はまず読者と著者を同レベルにもっていくことから始まる。「私も劣等性であった~」から始まる文章はどんな空疎な響きであっても、時代を超えて大衆にアピールするには十分だった。それでもなお、やはり和田氏は凡人ではない、といわざるを得ない。年間50冊を誇る量と、数々をベストセラーしていく力量、テレビへの出演、各種イベントの企画経営。。。。まさに「凡人」だとアピールするその極端なアグレッシブさこそが彼を「非凡人」たらしめる逆説であると、この本は優しく語ってくれる。
2003年12月23日に日本でレビュー済み
和田さんの執筆の秘密がかいま見えるかと思いきや、肝心なところを書いてない。唯一公開したノウハウが「詳細なコンテをつくる」じゃ、満足できないな。口実筆記の部分ももっと細かく教えてほしいな。
2010年6月6日に日本でレビュー済み
「簡潔で分かりやすい文章を書け!」という主張が形を変えて繰り返し述べられている本である。
だが、とくに目新しい発見は無い。和田氏の饒舌を味わいたい人向けであると思う。
だが、とくに目新しい発見は無い。和田氏の饒舌を味わいたい人向けであると思う。