野茂さんのファンだったので買いましたが、そういえばその野茂さんって、もう野村さんとは決別されているんでしたね。
交渉力より、日本の野球界への不満みたいな本でしたね。
まぁ、野村さんはダルビッシュも岩隈選手も代理人をされているようなので
こういう感じで口説かれていくのかといううがたった味方もできます。
でもこの人が一流の代理人であるのは間違いないなと思います
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交渉力 (角川oneテーマ21 C 127) 新書 – 2007/1/1
団 野村
(著)
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世界と対等に渡り合う最強の交渉術を公開!
人種を越えて大リーグと交渉する著者の最強の交渉術を公開。日本のプロ野球と大リーグの狭間での野球論を論じた問題作。
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- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2007/1/1
- ISBN-10404710082X
- ISBN-13978-4047100824
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- 出版社 : KADOKAWA (2007/1/1)
- 発売日 : 2007/1/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 187ページ
- ISBN-10 : 404710082X
- ISBN-13 : 978-4047100824
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,155,586位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年1月25日に日本でレビュー済み
交渉というキーワードを用いた現代プロ野球の暴露本。いかに日本プロ野球界が遅れており、その改革に著者がいかに寄与してきたか、あるいは改善のために戦ってきたかが、「これでもか!」と言わんばかりに散りばめられている。この書籍に交渉力向上を期待するならば、686円を捨てるのと同等と思われる。
章立ては以下のとおり。
第一章 交渉とは何か
第二章 交渉と闘い
第三章 交渉と提案
第四章 エージェント・団野村の誕生
第五章 交渉のテクニック
第六章 プロ野球界にもの申す
第四章と第六章はタイトルから既に「交渉力」という枠から外れていることは容易に理解できる。しかし残りの章についても、例えば第二章「交渉と闘い」に含まれるサブタイトル(小見出し)「複数年契約を拒否した近鉄」「野茂、海を渡る」からも判るように、交渉力習得とは縁遠いの内容となっている。第三章の小見出しに至っては「チームに不信感を抱いていた伊良部」「チェコの寝返り」「野球協約を書き換えたNPB」「一時は巨人入りに傾いた吉井」と、完全に野球暴露本と化している。
羽生善治の「決断力」、谷川浩司の「集中力」ときた後に、この「交渉力」はあまりに短絡的な出版。正直に「日本のプロ野球へもの申す!!」というタイトルならまだしも、この本に「交渉力」というタイトルをぬけぬけとつけた角川書店の編集者には無責任さを感じてやまない。
交渉力を磨くのであれば、谷原誠氏の「交渉・説得の技術」などをお勧めするし、野茂移籍の内実を知るのであれば野茂自身が書いた「僕のトルネード戦記」を読んだほうがより考えるところは多いと思われる。交渉力という観点を除いても、私には後味の悪い暴露本にすぎなかった。
章立ては以下のとおり。
第一章 交渉とは何か
第二章 交渉と闘い
第三章 交渉と提案
第四章 エージェント・団野村の誕生
第五章 交渉のテクニック
第六章 プロ野球界にもの申す
第四章と第六章はタイトルから既に「交渉力」という枠から外れていることは容易に理解できる。しかし残りの章についても、例えば第二章「交渉と闘い」に含まれるサブタイトル(小見出し)「複数年契約を拒否した近鉄」「野茂、海を渡る」からも判るように、交渉力習得とは縁遠いの内容となっている。第三章の小見出しに至っては「チームに不信感を抱いていた伊良部」「チェコの寝返り」「野球協約を書き換えたNPB」「一時は巨人入りに傾いた吉井」と、完全に野球暴露本と化している。
羽生善治の「決断力」、谷川浩司の「集中力」ときた後に、この「交渉力」はあまりに短絡的な出版。正直に「日本のプロ野球へもの申す!!」というタイトルならまだしも、この本に「交渉力」というタイトルをぬけぬけとつけた角川書店の編集者には無責任さを感じてやまない。
交渉力を磨くのであれば、谷原誠氏の「交渉・説得の技術」などをお勧めするし、野茂移籍の内実を知るのであれば野茂自身が書いた「僕のトルネード戦記」を読んだほうがより考えるところは多いと思われる。交渉力という観点を除いても、私には後味の悪い暴露本にすぎなかった。
2013年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
渡米するプロ野球選手の交渉代理人として,時には強引なイメージで知られる著者による「交渉力」に関わる書です。交渉のノウハウ本ではなく,実際に担当した選手の交渉を通じて代理人としての気構え・かけひきを紹介したものです。この業界の第一線に生きる人の厳しさ,精神力,したたかさを感じました。もちろんその姿勢には見習う点も多々あると感じましたが,読後感が爽快というものでもなく「こんな手強い人とは友だちになりたくないなあ(笑)」という気がして,手元に置いておく気がしないまま手放してしまいました。
2020年9月19日に日本でレビュー済み
彼なりの自叙伝である
メディアで特集されたり生きざまを読んだ人は少なくないだろう
タイトルから、退屈なビジネス書かと思ったが
ひと味違う
今はプロ野球ファンではないし、まったく詳しくない自分が
なんかひっかかるように読み続けた
あなたの存在で、わたしが昔ファンだった鈴木啓示は
輝かしい選手経歴が皆の記憶から抹消された
職業「エージェント」って何
お互いが納得を得るような交渉の術
ブローカーというと聞こえが悪い
もっと知的で綿密な下調べと冷静さを持つ
裏の裏を読み周到に対案を用意して臨む
ハングリーから立ち上がった強さをそちこちに感じる
努力の成果あればこそ、と
もちろん理解できるが
年功序列が崩れ、転職をいとわず道を進むものが増えた
ベンチャーを目指す若者の知力とバイタリティ
以前、楽天イーグルスのビジネス戦略連載を興味深く読んだが
もっとさまざまな可能性、方向性を行く時代になっているのに
プロ野球界は消極的だ
大企業巨人だけがあこがれという野球少年がまだまだ多い
トレード、転籍にも負のイメージばかり
彼らを使って貪欲に渡り歩いてほしいものだ
もし、あのときホリエモンが球団買収を成功していたら
彼の生き方は影響されただろうか
ちょっとそんなことがよぎった
メディアで特集されたり生きざまを読んだ人は少なくないだろう
タイトルから、退屈なビジネス書かと思ったが
ひと味違う
今はプロ野球ファンではないし、まったく詳しくない自分が
なんかひっかかるように読み続けた
あなたの存在で、わたしが昔ファンだった鈴木啓示は
輝かしい選手経歴が皆の記憶から抹消された
職業「エージェント」って何
お互いが納得を得るような交渉の術
ブローカーというと聞こえが悪い
もっと知的で綿密な下調べと冷静さを持つ
裏の裏を読み周到に対案を用意して臨む
ハングリーから立ち上がった強さをそちこちに感じる
努力の成果あればこそ、と
もちろん理解できるが
年功序列が崩れ、転職をいとわず道を進むものが増えた
ベンチャーを目指す若者の知力とバイタリティ
以前、楽天イーグルスのビジネス戦略連載を興味深く読んだが
もっとさまざまな可能性、方向性を行く時代になっているのに
プロ野球界は消極的だ
大企業巨人だけがあこがれという野球少年がまだまだ多い
トレード、転籍にも負のイメージばかり
彼らを使って貪欲に渡り歩いてほしいものだ
もし、あのときホリエモンが球団買収を成功していたら
彼の生き方は影響されただろうか
ちょっとそんなことがよぎった
2007年3月26日に日本でレビュー済み
団野村氏による本書は読みやすかった。確かに題名と書の内容は伴わないところもあるが野球界、日本社会の悪い点が垣間見れた。近鉄がなくなったのも日本社会の悪い点がそうさせた。よくよく考えれば野茂、中村は近鉄の選手だった。彼らは犠牲者。近鉄がなくなったのもうなずける書であり、近鉄ファンの方は一度よんでみては?
2007年1月26日に日本でレビュー済み
ビジネスを語るうえで、交渉力とは、何か?
僕は、このことを知りたくて、この本を手に取った。
わかった。
論理力が必要なのである。。
論理力を磨くためには、文章を読むことが必要である。文章を書くことが必要である。
文章を理解することが必要である。
これらのことは、実は、ビジネスを語る上では、当たり前すぎる。
ビジネスの哲学であり、形而的であり、漠然とした話になりすぎる。
この本では、現実の団さんの仕事を通して、具体的にこれらのことが丁寧に語られる。
団さんは、一人のネゴーシエーターとして、強大な組織であるところの
NPBに立ち向かう。ある意味、ドンキホーテ的と捉えることもできる。
しかし、実は、プロ野球を愛してやまない、プロ野球の更なる発展を望む男の自伝である。
交渉力を通して語る人間力の例示である、
僕は、このことを知りたくて、この本を手に取った。
わかった。
論理力が必要なのである。。
論理力を磨くためには、文章を読むことが必要である。文章を書くことが必要である。
文章を理解することが必要である。
これらのことは、実は、ビジネスを語る上では、当たり前すぎる。
ビジネスの哲学であり、形而的であり、漠然とした話になりすぎる。
この本では、現実の団さんの仕事を通して、具体的にこれらのことが丁寧に語られる。
団さんは、一人のネゴーシエーターとして、強大な組織であるところの
NPBに立ち向かう。ある意味、ドンキホーテ的と捉えることもできる。
しかし、実は、プロ野球を愛してやまない、プロ野球の更なる発展を望む男の自伝である。
交渉力を通して語る人間力の例示である、
2011年2月10日に日本でレビュー済み
団野村の交渉テクニック
1. 市場を良く知ること。選手の価値を知り、交渉相手のチームがどういう状況で、何を欲しているかを知る事。
2. 複数のバックアッププランを用意して、相手にほのめかせば、有利になる。プランの数が多いほど良い。
3. 相手の話を聞き、猶予を与えること。交渉がいったん決裂しても、相手に冷却期間を与えれば、気が変って条件を飲むかもしれない。
4. 約束したことは必ず書面にすること。口約束は信用してはいけない。文書にするまでは、相手の言う事を絶対に信用してはいけない。
5. 怒る時は冷静に怒ること。たとえお互いに不満をぶちまけても、冷静な態度なら、後ですぐに歩み寄れることも多い。
1. 市場を良く知ること。選手の価値を知り、交渉相手のチームがどういう状況で、何を欲しているかを知る事。
2. 複数のバックアッププランを用意して、相手にほのめかせば、有利になる。プランの数が多いほど良い。
3. 相手の話を聞き、猶予を与えること。交渉がいったん決裂しても、相手に冷却期間を与えれば、気が変って条件を飲むかもしれない。
4. 約束したことは必ず書面にすること。口約束は信用してはいけない。文書にするまでは、相手の言う事を絶対に信用してはいけない。
5. 怒る時は冷静に怒ること。たとえお互いに不満をぶちまけても、冷静な態度なら、後ですぐに歩み寄れることも多い。
2007年12月25日に日本でレビュー済み
プロ野球で近年選手の契約の祭によく耳にする交渉代理人(エージェント)である筆者が、エージェントの仕事がどのように行われるかについて書いた本。
交渉術の本かと思いきや、交渉に関して目新しく新鮮と感じるものは無かった。実際に行われた野球選手の契約交渉の話が綴られている。
本書ではビジネスとして割り切った交渉をすすめられている。当然と言えば当然といえるだろう。
そのビジネスとしての交渉の中に日本の和を重んじる事への弊害にも軽く触れられており、もちろんビジネスを選択している。
当然、交渉なんだから割り切るというのは有効な手段となり得るだろう。それを理解した上で、それでも私たちは和を選ぶのか、選ばないのか。答えは一つではないように思う。
交渉術の本かと思いきや、交渉に関して目新しく新鮮と感じるものは無かった。実際に行われた野球選手の契約交渉の話が綴られている。
本書ではビジネスとして割り切った交渉をすすめられている。当然と言えば当然といえるだろう。
そのビジネスとしての交渉の中に日本の和を重んじる事への弊害にも軽く触れられており、もちろんビジネスを選択している。
当然、交渉なんだから割り切るというのは有効な手段となり得るだろう。それを理解した上で、それでも私たちは和を選ぶのか、選ばないのか。答えは一つではないように思う。