尾木ママは主張や意識が低いように感じる。
批判と綺麗事しか言ってない本です。
暇な人は読むと少しだけ知識が増えます。
¥859¥859 税込
配送料 ¥710 6月12日-13日にお届け
発送元: 大垣書店オンライン 京都 販売者: 大垣書店オンライン 京都
¥859¥859 税込
配送料 ¥710 6月12日-13日にお届け
発送元: 大垣書店オンライン 京都
販売者: 大垣書店オンライン 京都
¥8¥8 税込
配送料 ¥248 6月14日-16日にお届け
発送元: ブックサプライ北大阪DC 販売者: ブックサプライ北大阪DC
¥8¥8 税込
配送料 ¥248 6月14日-16日にお届け
発送元: ブックサプライ北大阪DC
販売者: ブックサプライ北大阪DC
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
サンプル サンプル
教師格差 ――ダメ教師はなぜ増えるのか (角川oneテーマ21 A 67) 単行本 – 2007/6/8
尾木 直樹
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥859","priceAmount":859.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"859","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"puPYIMEfm4eUpJLhOFNcoCqN8WAdGG95TMaawgndKSo4IimSX8cMQLnFVl8CQklLWU3ZSHXu%2FXAU1ucmUg4TYRcArmbZjG4De%2FepYWFcC9ZRwNJKjYKxMigcgv89bJdnpGl5lBHsBz2b5QdNLGAdUVTADjjvxfxV0U28QmSqGHcmkuWRapKKrJ%2BA2rJgMEA9","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥8","priceAmount":8.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"8","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"puPYIMEfm4eUpJLhOFNcoCqN8WAdGG95xGwNldnhFJ6Was9R9wZidxLaUWcB4hyVFHs5yJXJQe5I6ggbfkweNpmft7LE67ZQDNKk1J8bnkMl90xDdEUgDEQh%2FYz7krq9azLFtqwOzadmCmk5jmiRRVyimPQ8WU1rxHefESBm42gp%2FFj95e37OA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
公立学校の教師が病んでいる。一方で教師力の低下が深刻の問題化してきた。「教師格差」は教育崩壊のもうひとつの現実である。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2007/6/8
- ISBN-104047100994
- ISBN-13978-4047100992
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
教育評論家。
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2007/6/8)
- 発売日 : 2007/6/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4047100994
- ISBN-13 : 978-4047100992
- Amazon 売れ筋ランキング: - 545,539位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,251位角川新書
- - 1,954位教育学 (本)
- - 4,450位その他の語学・教育関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1947年生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校、東京都公立中学教師として、22年間ユニークで創造的な教育実践を展開。現在、教育評論家、臨床教育研究所「虹」所長、法政大学教授・教職課程センター長、早稲田大学大学院教育学研究科客員教授。執筆、調査・研究活動、全国への講演活動のほかメディア出演も多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『尾木ママの「脱いじめ」論 (ISBN-10: 4569679463)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
29グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
郵送も早いし,本自体もとてもきれいだった。また利用したいと思います。
2008年11月7日に日本でレビュー済み
タイトルは「教師格差」なので、一見、教師の力の差が最近ついて
きたということについての本かと思ったが、内容としては、「現在の
教育にまつわる状況を語った本」といったところ。
近年の、教育再生会議による「体罰」が具体的に何を指すのか、指さない
のかを明文化したもの、約50年ぶりに行われた教育基本法の改正、
団塊世代の教員の大量退職に伴う今後の教員確保への問題、教員免許の更新
制度の導入とそれに関する問題等、幅広く「現在の教育にまつわる状況」
がまとめられている。
中でも筆者が一番力を入れて書いているように感じられたのが、「教員への
評価制度の導入」である。企業の論理である評価制度を何も教育界で咀嚼する
ことなしに取り入れている現状への警鐘を促している点は、読んでいて
同感だった。
きたということについての本かと思ったが、内容としては、「現在の
教育にまつわる状況を語った本」といったところ。
近年の、教育再生会議による「体罰」が具体的に何を指すのか、指さない
のかを明文化したもの、約50年ぶりに行われた教育基本法の改正、
団塊世代の教員の大量退職に伴う今後の教員確保への問題、教員免許の更新
制度の導入とそれに関する問題等、幅広く「現在の教育にまつわる状況」
がまとめられている。
中でも筆者が一番力を入れて書いているように感じられたのが、「教員への
評価制度の導入」である。企業の論理である評価制度を何も教育界で咀嚼する
ことなしに取り入れている現状への警鐘を促している点は、読んでいて
同感だった。
2017年5月2日に日本でレビュー済み
他のレビュアーさんと同じく、タイトルから期待するような内容ではなかったかな。まあでもいっぱい良いこと言ってるし、元教員の立場で現役の教師にエールを送っているのは素晴らしいと思うよ。テレビで見るとただの気色悪いオカマだけどさすがに元教師だけあって文章もしっかりしてますわ。
2007年7月21日に日本でレビュー済み
「美しい国」を標榜し、教育改革を推し進めている現政府は、教育再生会議でマスコミ対策をしながら法改正を成し遂げた。
しかし、それは本当に「未来の日本を担う」子どもたちのための改革なのであろうか。単に「教師」というスケープゴートを用意して、「金を出さずに口をだす」教育政策にしようとしているに過ぎないのではないか、とさえ思える。
政治的な思惑はどうあれ、教師という専門職を専門職として扱わず、その職業能力を阻害するに等しい「成果主義導入」に対して明確に批判している。成果主義導入のために教師同士の「同僚性」が無くなり、情報の隠蔽体質を助長すると訴えている。これは東京都足立区の学力テスト不正を予言していたともいえる。
また、子どもや保護者が「良い先生」像と、管理職や教育再生会議が考えている「良い先生」像の違いも調査結果を元に分析していて参考になる。
しかし、それは本当に「未来の日本を担う」子どもたちのための改革なのであろうか。単に「教師」というスケープゴートを用意して、「金を出さずに口をだす」教育政策にしようとしているに過ぎないのではないか、とさえ思える。
政治的な思惑はどうあれ、教師という専門職を専門職として扱わず、その職業能力を阻害するに等しい「成果主義導入」に対して明確に批判している。成果主義導入のために教師同士の「同僚性」が無くなり、情報の隠蔽体質を助長すると訴えている。これは東京都足立区の学力テスト不正を予言していたともいえる。
また、子どもや保護者が「良い先生」像と、管理職や教育再生会議が考えている「良い先生」像の違いも調査結果を元に分析していて参考になる。
2011年7月24日に日本でレビュー済み
序章 病める教師―教育の現場から
第1章 教師力は落ちたのか
第2章 「逆風」にさらされる教師
第3章 教師の条件
第4章 「教育再生論議」に見る、教師の未来
第5章 「教育再生」への提言
著者は1947年(滋賀県米原市)生まれ。高松市立高松第一高等学校,早大(国文学科(現在は国語国文学科))卒業。私立海城高校,練馬区立石神井中学校教員等を歴任(現場職歴は22年,単純計算で,45歳まで教員だったことになる)。出版当時は,法大(キャリアデザイン学部,教授,「臨床教育相談論」「キャリアガイダンス論」)。東京大学(講師)。臨床教育研究所「虹」所長。ご存じだとは思うが,“虹”ともかく,“rainbow”は多様性を許容する象徴として用いられており,合衆国では人種差別を通り過ぎて,ホモやゲイ,バイセクシャルなども許容する旗印を含意する(らしい)。元日本教師教育学会常任理事、日本精神保健社会学会理事。「尾木ママ」(明石家さんま命名)。本書は著者が60歳の時のもの。還暦だったんだね。
本書題名(とくに副題)を見た時,戸田『「ダメな教師」の見分け方』みたいな内容を予想した。つまり,日本人教員の一部がいかに堕落しているのかを論じている本だと思ったのだ。しかし,尾木の議論は全体的には教員に対しては擁護的である。本書題名は,内容と食い違っている。あとがきに編集担当者への謝辞がないことからすると,もしかしたらどこかで出版社と意見が食い違ったまま出版されたのかもしれない。本書題名は,むしろ“教員労働環境の悪化(変質)”くらいが適切だと思う。たとえば,中央政府(基本政策)や地方政府(教育委員会),保護者(モンスターペアレント・給食費不払い家計),教師間(“人事考課”的制度),対生徒(「教育委員会に訴えるぞ」)など,教員の活動を制約するような要因を列挙しており,本書はとても教員をなで切りにするような内容ではないからだ。
興味深いのは,尾木は,教職志望者減少を論じる件で,競争率が3倍以上ないとよい人材は集まらない,と言っていることだ。つまり,生徒には「競争」ではなく「協創」(尾木の造語か?)を求めながら(192頁),競争の効用は認めており,教員選抜はきっちりやりますよと言っていることになる。当たり前だ。資本制経済で生きる以上,競争は避けられない。尾木に問いたい,では子供は,学校を卒業するまで競争を経験しなくていいのか? 極論すれば,敗北を知らずに23歳を迎え,“英語ができなければ当社は採用選考を致しません”などと通告されて,やおら“あ,もちっと勉強しときゃよかったかな”とか思わせたいのか?と。扶養家族を脱しようとする瞬間に,競争という勝負を突き付けられて,果たして耐えられるのか? それよりは早くから競争を導入して,敗北を生産的に合理化する術を身につけさせるべきじゃないのだろうか? 私が親なら,英数国社理の成績は私とおんなじくらいでいいので(“蛙の子は蛙”),自分の得意なことで生活ができるようになってくれればそれでいい。東大なんか行けやしないし,行けることなんて望んでない。自分の受験生時代を忘れるほど僕はまだ耄碌してはいない。
もひとつ。ついこのまえ読んだ森口『戦後教育で失われたもの』には,「徒競争,全員両手を繋いでゴールイン」は都市伝説だ,私(森口)は見たことがないと書いてあった。しかし,本書には,「東京などの小学校の調査では,80%を超える学校が『序列がつかないように運動会を工夫している』と答えたものです。徒競走の際,ゴール直前でストップ。みんなで手をつないでテープを切るといった“珍現象”が生まれました。テレビでも話題になったので,覚えている人も多いのではないでしょうか?」(57-8頁)とある。
結局,「全員同時にゴールイン」は都市伝説なんだろうか?
(1550字)
第1章 教師力は落ちたのか
第2章 「逆風」にさらされる教師
第3章 教師の条件
第4章 「教育再生論議」に見る、教師の未来
第5章 「教育再生」への提言
著者は1947年(滋賀県米原市)生まれ。高松市立高松第一高等学校,早大(国文学科(現在は国語国文学科))卒業。私立海城高校,練馬区立石神井中学校教員等を歴任(現場職歴は22年,単純計算で,45歳まで教員だったことになる)。出版当時は,法大(キャリアデザイン学部,教授,「臨床教育相談論」「キャリアガイダンス論」)。東京大学(講師)。臨床教育研究所「虹」所長。ご存じだとは思うが,“虹”ともかく,“rainbow”は多様性を許容する象徴として用いられており,合衆国では人種差別を通り過ぎて,ホモやゲイ,バイセクシャルなども許容する旗印を含意する(らしい)。元日本教師教育学会常任理事、日本精神保健社会学会理事。「尾木ママ」(明石家さんま命名)。本書は著者が60歳の時のもの。還暦だったんだね。
本書題名(とくに副題)を見た時,戸田『「ダメな教師」の見分け方』みたいな内容を予想した。つまり,日本人教員の一部がいかに堕落しているのかを論じている本だと思ったのだ。しかし,尾木の議論は全体的には教員に対しては擁護的である。本書題名は,内容と食い違っている。あとがきに編集担当者への謝辞がないことからすると,もしかしたらどこかで出版社と意見が食い違ったまま出版されたのかもしれない。本書題名は,むしろ“教員労働環境の悪化(変質)”くらいが適切だと思う。たとえば,中央政府(基本政策)や地方政府(教育委員会),保護者(モンスターペアレント・給食費不払い家計),教師間(“人事考課”的制度),対生徒(「教育委員会に訴えるぞ」)など,教員の活動を制約するような要因を列挙しており,本書はとても教員をなで切りにするような内容ではないからだ。
興味深いのは,尾木は,教職志望者減少を論じる件で,競争率が3倍以上ないとよい人材は集まらない,と言っていることだ。つまり,生徒には「競争」ではなく「協創」(尾木の造語か?)を求めながら(192頁),競争の効用は認めており,教員選抜はきっちりやりますよと言っていることになる。当たり前だ。資本制経済で生きる以上,競争は避けられない。尾木に問いたい,では子供は,学校を卒業するまで競争を経験しなくていいのか? 極論すれば,敗北を知らずに23歳を迎え,“英語ができなければ当社は採用選考を致しません”などと通告されて,やおら“あ,もちっと勉強しときゃよかったかな”とか思わせたいのか?と。扶養家族を脱しようとする瞬間に,競争という勝負を突き付けられて,果たして耐えられるのか? それよりは早くから競争を導入して,敗北を生産的に合理化する術を身につけさせるべきじゃないのだろうか? 私が親なら,英数国社理の成績は私とおんなじくらいでいいので(“蛙の子は蛙”),自分の得意なことで生活ができるようになってくれればそれでいい。東大なんか行けやしないし,行けることなんて望んでない。自分の受験生時代を忘れるほど僕はまだ耄碌してはいない。
もひとつ。ついこのまえ読んだ森口『戦後教育で失われたもの』には,「徒競争,全員両手を繋いでゴールイン」は都市伝説だ,私(森口)は見たことがないと書いてあった。しかし,本書には,「東京などの小学校の調査では,80%を超える学校が『序列がつかないように運動会を工夫している』と答えたものです。徒競走の際,ゴール直前でストップ。みんなで手をつないでテープを切るといった“珍現象”が生まれました。テレビでも話題になったので,覚えている人も多いのではないでしょうか?」(57-8頁)とある。
結局,「全員同時にゴールイン」は都市伝説なんだろうか?
(1550字)
2009年7月5日に日本でレビュー済み
2007年に初版の発行なので少し前の感じはするものの、今も同じ問題を抱え続けているような気もしたので、購入しました。
書かれていることは、学力低下や教師のモラル低下などがマスコミなどに取り上げられて顕在化し、それらを是正する上で教育再生審議会に代表されるような提言や教育の現場への管理、締め付けが進み、教師に対しての負担が非常に高まっている様子です。
その負担増が、さらに教育の現場をゆがめてしまっているというのは、共感できる話だと思います。
特に新しいことが書かれているわけではありませんが、教育の現場に近い視点で書かれているので、問題の深さを感じます。
一方で、題名の示している「教育格差」については、問題教師の面については触れられていますが、格差の上位に位置する教員像には触れられていませんし、単に下のほうに幅が広がり、トップのレベルは変わっていない印象で、富むものは富、貧しいものはさらに貧しくなっていくという「経済格差」とは違っているようです。それで題名に「格差」という言葉を使うのはどうかなぁとは思いますが・・・。
今でもそうだと思いますが、問題点ははっきりしているけれども、その問題点の解決策をはっきりと提示できていないのが教育の状況な気がします。
おそらく短期的に結論がだせない性質のもので、だれも確固たる指針を出せないことが、このような状況を引き起こしている要因なのでしょうね。
それだからこそ、筆者のいうように、現場に解決がある!子ども達に焦点をあてた議論を!というのは、もっともな感じもします。
筆者の主観による提言が多い感じはするものの、教育に関してある視点を提供してくれる一冊だと思います。
書かれていることは、学力低下や教師のモラル低下などがマスコミなどに取り上げられて顕在化し、それらを是正する上で教育再生審議会に代表されるような提言や教育の現場への管理、締め付けが進み、教師に対しての負担が非常に高まっている様子です。
その負担増が、さらに教育の現場をゆがめてしまっているというのは、共感できる話だと思います。
特に新しいことが書かれているわけではありませんが、教育の現場に近い視点で書かれているので、問題の深さを感じます。
一方で、題名の示している「教育格差」については、問題教師の面については触れられていますが、格差の上位に位置する教員像には触れられていませんし、単に下のほうに幅が広がり、トップのレベルは変わっていない印象で、富むものは富、貧しいものはさらに貧しくなっていくという「経済格差」とは違っているようです。それで題名に「格差」という言葉を使うのはどうかなぁとは思いますが・・・。
今でもそうだと思いますが、問題点ははっきりしているけれども、その問題点の解決策をはっきりと提示できていないのが教育の状況な気がします。
おそらく短期的に結論がだせない性質のもので、だれも確固たる指針を出せないことが、このような状況を引き起こしている要因なのでしょうね。
それだからこそ、筆者のいうように、現場に解決がある!子ども達に焦点をあてた議論を!というのは、もっともな感じもします。
筆者の主観による提言が多い感じはするものの、教育に関してある視点を提供してくれる一冊だと思います。
2011年4月24日に日本でレビュー済み
行政に関わる部分は素人なので勉強になりました 色々なデータが用意されてますが、客観性の疑わしいものが…(回答者の主観に左右されそうな) とくに、アンケートの引用については恣意的な解釈が目立ちます ご自身も教職に就いたことがあるそうですね 形ばかりは教師批判と保護者批判を公平に扱ってますが、やや身内叩き?に躍起というか昔の偏った記憶に引きずられてる気がします 「大人が苦手」だから教師になった、という言い方は感情論に過ぎて、外野には受けると思いますが現場からは反発があるでしょうね(専門性を無視した暴言ですよ)