まず、とても読みやすいです
1文1文がとてもおもしろい
経験者だけしか知らない話しです
書き手は他の登山家でもいいんでしょうけど
登山家という人たちの雰囲気がわかるというか
世界各国の登山家のイメージが湧きます
環境問題、ゴミ問題、特に屎尿の処理については興味があります
ヘンな意味ではなく、人間は毎日普通に出すものは出しているからです
山に限らず、村社会で変われない自治体など、非常に広い視点で書いてあります
ただ、大きな問題として、こういうことは20年ぐらい前からけっこう言われています
それでも不法投棄が劇的に減ってるようには思えませんし
禁煙と書いてある看板の下にいまだに大量のタバコが捨ててあります
つまり、逆に言えば、「意識を変えよう」では効果が無かったのかも
なにか根本的に変えないといけないのかもしれません
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富士山を汚すのは誰か ――清掃登山と環境問題 (角川oneテーマ21 A 82) 新書 – 2008/5/10
野口 健
(著)
地球の問題は自分の問題だ!
世界を悩ませるゴミ問題。エベレスト、富士山といえどそれは例外ではない。登山家の出すゴミだけでなく、いろいろな廃棄物が自然を汚している今、日本を代表するアルピニストが自ら腰を上げた!
世界を悩ませるゴミ問題。エベレスト、富士山といえどそれは例外ではない。登山家の出すゴミだけでなく、いろいろな廃棄物が自然を汚している今、日本を代表するアルピニストが自ら腰を上げた!
- 本の長さ203ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2008/5/10
- ISBN-104047101427
- ISBN-13978-4047101425
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登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/5/10)
- 発売日 : 2008/5/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 203ページ
- ISBN-10 : 4047101427
- ISBN-13 : 978-4047101425
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,128,053位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人の意識を変えていくのって難しいですね。
次世代を担う子ども達に捨てない意識だけでなく、拾う意識をしっかりと持たせたいと思いました。
次世代を担う子ども達に捨てない意識だけでなく、拾う意識をしっかりと持たせたいと思いました。
2008年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
野口健は、熱い男だ。
「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を25才で樹立。その後、エベレスト、富士山の清掃登山を開始する。今年ですでに8年目。自ら行い、周囲を動かす。条件の悪いなかでも、あきらめず、粘り強く、リーダーシップを発揮する。
日本では、ともすれば煙たがられることが多い「熱い男」。
日頃、湖の足漕ぎボートを「品がない」と言っていた著者が、娘に駄々をこねられ乗ってしまう。そのようなエピソードを語る一面が、人気の秘密なのかも。
文章は読みやすく、書を置いて山に行こう、という気分になる一冊です。
「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を25才で樹立。その後、エベレスト、富士山の清掃登山を開始する。今年ですでに8年目。自ら行い、周囲を動かす。条件の悪いなかでも、あきらめず、粘り強く、リーダーシップを発揮する。
日本では、ともすれば煙たがられることが多い「熱い男」。
日頃、湖の足漕ぎボートを「品がない」と言っていた著者が、娘に駄々をこねられ乗ってしまう。そのようなエピソードを語る一面が、人気の秘密なのかも。
文章は読みやすく、書を置いて山に行こう、という気分になる一冊です。
2014年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早く送っていただき、また古くなっておらず、すぐよむことができてよかったです。
2012年8月1日に日本でレビュー済み
著者がエベレストや富士山で進める清掃登山について、自信の体験談と主張を述べた本。
取り組むようになったきっかけから始め、いかに山々が汚れているのかが明確に示される。多くの日本人が山にゴミを捨てているのだが、その原因は環境教育にあると指摘する点が説得的だ。なぜ捨ててはいけないのかをきちんと理解してもらい、捨てることに罪悪感を抱くようになれば、ゴミは減っていくものなのだ。
また、行政の無策と連携の悪さについても鋭く糾弾されている。そして、糾弾するだけでなく、行動によってゴミ問題を解決しようとしている点も偉いと思う。なかなかできないことだ。
他の著作と重複する箇所が多いが、まあ、仕方ないだろう。
取り組むようになったきっかけから始め、いかに山々が汚れているのかが明確に示される。多くの日本人が山にゴミを捨てているのだが、その原因は環境教育にあると指摘する点が説得的だ。なぜ捨ててはいけないのかをきちんと理解してもらい、捨てることに罪悪感を抱くようになれば、ゴミは減っていくものなのだ。
また、行政の無策と連携の悪さについても鋭く糾弾されている。そして、糾弾するだけでなく、行動によってゴミ問題を解決しようとしている点も偉いと思う。なかなかできないことだ。
他の著作と重複する箇所が多いが、まあ、仕方ないだろう。
2008年5月31日に日本でレビュー済み
富士山とエベレストのゴミ問題の実情がとてもリアルに描かれています。
野口さんは環境問題について本気で考え、本気で行動し、実現しています。
環境大臣や総理大臣を含めたあらゆる自治体に赴き、率先して行動に移す。
その姿に感嘆しました。
読んでる方も本気で行動に移した方がよいのでは、と考えさせられました。
野口さんは環境問題について本気で考え、本気で行動し、実現しています。
環境大臣や総理大臣を含めたあらゆる自治体に赴き、率先して行動に移す。
その姿に感嘆しました。
読んでる方も本気で行動に移した方がよいのでは、と考えさせられました。
2008年9月19日に日本でレビュー済み
“公共心”、近年よく言われる言葉だ。 これが十分に行き届いているのならば、この言葉は使われない、それを象徴するのが富士山のゴミであり、本書で日本の誇りとする富士山が、いかに多くの人々の手によって汚されてきたか、また美しく努力すらも行政やNGOどうしの縄張り争いのようなもので、結実せずに来たかが明らかにされる。
ダムの反対運動などを国土交通省は、「反対しているのは地元ではなく、都会のよそ者ばかり」と言うが、それと同根の問題があるのかもしれない。
著者に対する非難の声も書かれているが、誰が命を削ってまでヒマラヤ高所の上り下りを繰り返し、地元や国をも巻き込んで富士山を清掃し、環境教育やレンジャー制度導入に尽力を尽くすのか? 非難の主が、それを具現化したわけではなかろう。
勿論、著者とて全くの無心ではあるまいが、その行動が多くの人や企業に賛同され、効果を挙げていることは、もっと称えられてよいはずだ。
車からゴミを投げ捨てたり、点字ブロックの上に自転車を置いたりするような無意識さが、本書で、捨てないよう意識することに変わればと思う。
ダムの反対運動などを国土交通省は、「反対しているのは地元ではなく、都会のよそ者ばかり」と言うが、それと同根の問題があるのかもしれない。
著者に対する非難の声も書かれているが、誰が命を削ってまでヒマラヤ高所の上り下りを繰り返し、地元や国をも巻き込んで富士山を清掃し、環境教育やレンジャー制度導入に尽力を尽くすのか? 非難の主が、それを具現化したわけではなかろう。
勿論、著者とて全くの無心ではあるまいが、その行動が多くの人や企業に賛同され、効果を挙げていることは、もっと称えられてよいはずだ。
車からゴミを投げ捨てたり、点字ブロックの上に自転車を置いたりするような無意識さが、本書で、捨てないよう意識することに変わればと思う。
2008年8月10日に日本でレビュー済み
筆者が中心となって始められた富士山やエベレストの清掃活動について書かれている。心に残ったのは、「山頂にアタックすることを目的としない清掃活動ほど、登山者にとってつらいことはない」という言葉である。その通りであろう。しかも、集めるごみはすべて他人が置き去りにしていったものである。筆者の行動が徐々に大きな広がりを見せ、わずかずつではあるが、自治体なども動き出したようである。
とにかく、筆者の山(自然)を愛する気持ちがひしひしと伝わってくる。若い人たちに読んでもらいたい。
とにかく、筆者の山(自然)を愛する気持ちがひしひしと伝わってくる。若い人たちに読んでもらいたい。