大学の図書館でなんとなく借りたのですが、久しぶりに買ってみようと思った本です。
人の『自尊心』に注目していくということで相手の行動を変えることができる、というのは今までの(私の読んだ)本にはなかったものだと思います。
うまいこと相手の自尊心を操るうまい質問ができるようになりたいですねー
自尊心とは
→自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。(goo辞書より)
プライドと考えるとわかりやすいと思います。
読んでいくと、人は自尊心を保ちたい、または、自尊心が傷つくのを避けるように行動することがわかります。
ロバート・B・チャルディーニの『影響力の武器[第二版]』の内容と照らしあわせてみると、
1.返報性(何かしてもらったら、お返ししたい)
自分は恩をしっかり返す人間でありたい(自尊心を保ちたい)
2.コミットメントと一貫性(今までの行動とこれからの行動は一致していたい)
自分はぶれない人間であり、今までやってきたことは正しいと考えたい(自尊心を保ちたい)
3.社会的証明(他者の判断に乗っかる行為は正しい)
自分が決めた行動ではないため、責任を逃れようとする心(自尊心が傷つくのを恐れる)
4.好意(自分に好意を持ってくれている人に対して好意を持つ)
自分を慕ってくれる人に対して、その気持ちを崩すまいとする行動(自尊心を保ちたい)
5.権威(権威ある人の判断は正しい)
権威ある人の判断であると、責任を逃れようとする心(自尊心が傷つくのを恐れる)
6.希少性(手に入りにくいものはいいものだ)
ここで逃したら、手に入らないかもしれないという言い訳(自尊心が傷つくのを恐れる)
つまり、人間は弱っちい生き物なんですね。
ちなみにまだこの本は買ってません。
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人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171) 新書 – 2009/7/10
谷原 誠
(著)
質問は、相手から情報を引き出すだけではなく、相手を「その気にさせて」「自ら動いてもらう」ために非常に有効である。質問力を駆使して法廷で大活躍する一流弁護士が、秘密のテクニックを明かす。
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2009/7/10
- 寸法11 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104047101974
- ISBN-13978-4047101975
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商品の説明
著者について
弁護士。1968年愛知県生まれ。企業法務、交通事故、などの案件・事件を多く担当。現在、みらい総合法律事務所を共同で経営。「報道ステーション」「スーパーJチャンネル」等の解説でも活躍。著書に、『するどい「質問力」』『弁護士が教える気弱なあなたの交渉術』など。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/7/10)
- 発売日 : 2009/7/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 230ページ
- ISBN-10 : 4047101974
- ISBN-13 : 978-4047101975
- 寸法 : 11 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 405,558位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 994位角川新書
- - 6,064位実用・暮らし・スポーツ
- - 14,213位自己啓発 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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弁護士。1968年愛知県生まれ。明治大学法学部卒業。91年司法試験に合格。企業法務、事業再生、交通事故、不動産問題などの案件・事件を、鍛え上げた質問力・交渉力・議論力などを武器に解決に導いている。現在、みらい総合法律事務所を共同で経営(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『弁護士・谷原誠式 「戦略的交渉術」の極意 話下手でも即使える対人スキルと交渉準備術』(ISBN-10:479667828X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろんな人とコミュニケーションをとるうえで、参考として読んでおけばよいのではないでしょうか?あたまの隅に置いておけばよいのではないかと思いました。
2016年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【概要】
質問は人の考えを誘導する力がある。
人は自尊心が強く、感情的という前提をもとに質問を考えると良い。
1.知りたい情報を獲得する
2.人に好かれる
3.その気にさせる
4.人を育てる
5.議論を制する
6.自分を変える
【感想】
表看板は、質問のノウハウ本だが、裏テーマとして他人との付き合い方や自己コントロールの方法論としても読める。
ー人に動いて欲しいときは、まずは自分から動く、相手に敬意を持って接するというスタンスを持つと良い。
ー答えにくいネガティブクエスチョンや誘導質問をされている場合、面接などでは答えの内容よりもその流れを断ち切れる強さを見ているのかもしれない。
ー著者による質問方法を自分に向けると、交渉事やチームプレーで上手く行かないのは他人が悪いというより自分のマネジメントに改善点があるという発想になる。
読後感として、チームプレーや自己成長するにはどうすれば良いかという発想に誘導されていて、私自身本書の問いかけに誘導されていた。章の流れや一般論とケーススタディを交互に配置していることも含めて、本書自体も人を説得するにはどんなストーリーを描けば良いかを示している好例だと思う。
質問は人の考えを誘導する力がある。
人は自尊心が強く、感情的という前提をもとに質問を考えると良い。
1.知りたい情報を獲得する
2.人に好かれる
3.その気にさせる
4.人を育てる
5.議論を制する
6.自分を変える
【感想】
表看板は、質問のノウハウ本だが、裏テーマとして他人との付き合い方や自己コントロールの方法論としても読める。
ー人に動いて欲しいときは、まずは自分から動く、相手に敬意を持って接するというスタンスを持つと良い。
ー答えにくいネガティブクエスチョンや誘導質問をされている場合、面接などでは答えの内容よりもその流れを断ち切れる強さを見ているのかもしれない。
ー著者による質問方法を自分に向けると、交渉事やチームプレーで上手く行かないのは他人が悪いというより自分のマネジメントに改善点があるという発想になる。
読後感として、チームプレーや自己成長するにはどうすれば良いかという発想に誘導されていて、私自身本書の問いかけに誘導されていた。章の流れや一般論とケーススタディを交互に配置していることも含めて、本書自体も人を説得するにはどんなストーリーを描けば良いかを示している好例だと思う。
2020年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古本扱いですが、状態は非常に良く、もう市場に新品が無いので、このスキルを欲している方には是非おすすめです。
2017年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
質問することに二つの強い力があることに目からウロコが落ちた感じ。
これはコーチングにも繋がる内容だと思った。
子供、部下などなど、言って聞かせても動かないと悩んでいる方にお勧めの一冊。
これはコーチングにも繋がる内容だと思った。
子供、部下などなど、言って聞かせても動かないと悩んでいる方にお勧めの一冊。
2017年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに面白い本でしたし、感心するエピソード満載でしたが、
それができないから困っているんだよなーというので終わってしまいました。
仕方がないのでしょうか・・。
それができないから困っているんだよなーというので終わってしまいました。
仕方がないのでしょうか・・。
2019年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人の考えをコントロールするのは質問の仕方による。との記載に改めて今までの質問の仕方が悪かったと思いました。