『おまもりひまり 6』……なの。
今回の巻は、表紙イラストにも出ているシズクがある意味メインヒロイン……なの。
強大な敵、の存在は既に示されているけど、主人公たちとその敵との関係については特に進展なしで、その戦いの前の地固めといった感じの巻……なの。
緋鞠は安綱を取り戻したとはいえども随所で悲壮な覚悟を示すし、凛子は「主人公が守りたい日常」サイドとしてしっかり自己主張しているし、そして、常時好ポジションキープのロリ蛇シズクのエピソードが、作者がかなり気合いを入れて描いたと思われる本巻最大の見所……なの。まさに水を操るシズクならではの、雨降って地固まる……なの。
リズの出番は少なかったけど、くえすはそれなりに出番もあって良かった……なの。
ヤバい敵との決戦も視野に入れつつ、上記のようなエピの中で主人公は……もうラブコメのお約束である「何の取り柄もない平凡な」の域を脱して、戦闘力的にも精神的にも随分成長して強くなったようにも思われる……なの。
キャラが随分出てきたのは、ちょっとついて行けなかった気味、だけど全体としてはえっちい描写も多くて満足度は高かった……なの。直々にほめてつかわすから作者をここに呼んでこい……なの。★5くれてやる……なの。
最後のエピでのいいんちょがなかなか良かった……なの。
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おまもりひまり 6 (ドラゴンコミックスエイジ ま 1-1-6) コミック – 2010/1/9
的良 みらん
(著)
鬼斬り役として決意を示し始めた優人。再び愛刀・安綱を手にした緋鞠は、護り刀としての覚悟を胸に、優人を護ることができるのか!? そして、優人の仲間でもある静水久が選んだ路は、因縁の闘いなのか、それとも――
- 本の長さ162ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2010/1/9
- ISBN-104047126195
- ISBN-13978-4047126190
登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2010/1/9)
- 発売日 : 2010/1/9
- 言語 : 日本語
- コミック : 162ページ
- ISBN-10 : 4047126195
- ISBN-13 : 978-4047126190
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月25日に日本でレビュー済み
九尾の事件から少しずつ成長する優人
しかし静水久に関する事件がおこる
そして優人が静水久に対して真剣にぶつかる
そして静水久は・・・
あと優人が風邪を引いてしまって、緋鞠&静水久で大変な事に
更に凛子、くえす、リズが加わると・・・
しかし静水久に関する事件がおこる
そして優人が静水久に対して真剣にぶつかる
そして静水久は・・・
あと優人が風邪を引いてしまって、緋鞠&静水久で大変な事に
更に凛子、くえす、リズが加わると・・・
2010年1月17日に日本でレビュー済み
サンタ姿の別表紙で年末商戦に参加しつつ限定販売で売り切れ続出、年が明けてから通常版と、まぁ何ともニクいご商売だこと……などと
あちら
を買い損ねた輩の負け惜しみを1つ吐いてみたり。
新たな敵の到来でどうなるかと思いながら読み始めた第6巻だが進展はさほど無し。物語の引き伸ばしに見えなくもないが、決戦に向けての準備といったところか。それでも優人の「小さな幸せを守る」という願いが具体的に表現されていて良かった。人間と妖との共存・共栄みたいな大仰なものではなく、身の回りで暮らす人々と妖達、その日常的な風景を大事にしたいというのはリアルで共感できるものである。本巻で少しだけ出てきた他の鬼斬り役の面々も概ね似たようなものなのだろう。序列参位として登場した【各務森飛白】も突出した妖退治を諌める言動を見せている。ただし、いずれ訪れるであろうタマさんこと【白面金毛九尾】や【酒呑童子】との決戦に向けて力をつけるべく優人への特訓が行われるのだが、この時に少し非情な振る舞いを見せた緋鞠に若干だが本シリーズ当初にあったシリアスさが伺える。他にも神宮寺くえすや、おそらく作者が温めていたであろう静水久の仇討ちエピソードにも狂気の様が露出しており、ここしばらく占めていたユルい路線からの引き戻しも感じられる。人間と妖との位置関係や、各人の考え方が交錯する混沌を決戦前に描いておこうという配慮かもしれない。本巻で2度ほど出てきた緋鞠の死亡フラグとも取られ兼ねない呟きも決戦の激しさと不安を掻き立てるものがある。そして最後の最後、楽しいパーティ(いいんちょがちょっと可愛い)の最中に出てきた、何だかよくわからないモノが次巻への引きとなっている。お色気成分もそこそこあって気苦労が絶えない凛子も相変わらず、そんな日常があるだけに今後の展開が気になるところである。
新たな敵の到来でどうなるかと思いながら読み始めた第6巻だが進展はさほど無し。物語の引き伸ばしに見えなくもないが、決戦に向けての準備といったところか。それでも優人の「小さな幸せを守る」という願いが具体的に表現されていて良かった。人間と妖との共存・共栄みたいな大仰なものではなく、身の回りで暮らす人々と妖達、その日常的な風景を大事にしたいというのはリアルで共感できるものである。本巻で少しだけ出てきた他の鬼斬り役の面々も概ね似たようなものなのだろう。序列参位として登場した【各務森飛白】も突出した妖退治を諌める言動を見せている。ただし、いずれ訪れるであろうタマさんこと【白面金毛九尾】や【酒呑童子】との決戦に向けて力をつけるべく優人への特訓が行われるのだが、この時に少し非情な振る舞いを見せた緋鞠に若干だが本シリーズ当初にあったシリアスさが伺える。他にも神宮寺くえすや、おそらく作者が温めていたであろう静水久の仇討ちエピソードにも狂気の様が露出しており、ここしばらく占めていたユルい路線からの引き戻しも感じられる。人間と妖との位置関係や、各人の考え方が交錯する混沌を決戦前に描いておこうという配慮かもしれない。本巻で2度ほど出てきた緋鞠の死亡フラグとも取られ兼ねない呟きも決戦の激しさと不安を掻き立てるものがある。そして最後の最後、楽しいパーティ(いいんちょがちょっと可愛い)の最中に出てきた、何だかよくわからないモノが次巻への引きとなっている。お色気成分もそこそこあって気苦労が絶えない凛子も相変わらず、そんな日常があるだけに今後の展開が気になるところである。