押井守原作に藤原カムイのこだわりぬいた画!はっきり言って濃いです!。濃すぎます。
軽く読み流していると、意味や意図がさっぱりわかりません。真剣にじっくりと読みましょう。
あの世界観が好きな人には堪りません。どっぷりハマる事でしょう。私はどっぷりハマってしまいました。
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犬狼伝説 (完結篇) (Kadokawa Comics A) コミック – 2000/2/1
藤原 カムイ
(著)
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2000/2/1
- ISBN-104047133248
- ISBN-13978-4047133242
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2000/2/1)
- 発売日 : 2000/2/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 184ページ
- ISBN-10 : 4047133248
- ISBN-13 : 978-4047133242
- Amazon 売れ筋ランキング: - 229,106位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良くも悪くも期待通りの押井ワールド
同時期に購入した本の下巻に相当
中古の程度は価格以上だった
本の装丁は面白く、2冊のみで済むのはありがたいし、世界観の解説も付いていて助かる
サイズがやや小さく文字が見づらいのは残念
同時期に購入した本の下巻に相当
中古の程度は価格以上だった
本の装丁は面白く、2冊のみで済むのはありがたいし、世界観の解説も付いていて助かる
サイズがやや小さく文字が見づらいのは残念
2002年8月6日に日本でレビュー済み
足かけ10年にもわたる、長期構想一大シミュレーションSF作品として語られるべき作品。
SFファンであるならば、知っておく必要のある必読書でないでしょうか?
まんがファン、SFファン問わず多くの人に読んでもらいたい作品だと思います。
普及版だしね(笑)
SFファンであるならば、知っておく必要のある必読書でないでしょうか?
まんがファン、SFファン問わず多くの人に読んでもらいたい作品だと思います。
普及版だしね(笑)
2003年10月4日に日本でレビュー済み
いきなり言うが第六話「野良犬」はかなり読みずらかった。
組織の為に自分の友人をも殺す。そんな内容にゾクリとしたが、ストーリーが多人数の事情聴取のセリフで終わるので疲れた。
この本の後半で描かれる「ケルベロス騒乱」という特機隊が武装蜂起する話を読み終わり、二つの「なぜ?」が浮かんだ。
まず一つはなぜ特機隊が武装蜂起したのか、確かに今までに描かれていたのは
「主人(組織、特定の人物)に忠義を尽くす犬のような人物の話」だったのだが、特機隊の人は皆そんな人たちのなのか?
ヘリパイロットの紀州八郎、何より翠たち三人組があまり犬のように見えなかったからか、特機隊解体が武装蜂起する動機にならないように感じた。
それからラスト、巽が三人を逃走するよう部下伝いに塊??令するのだが、
今までの話の中で巽と三人組が会話するといったシーンや、巽が三人組を特別視している。といった描写が全く無いため少々疑問を感じた行動になってしまった。
これはまだ自分が気が付いていないだけなのか、犬になりきれていないのか・・・。
・・疑問点、不満点をいろいろ書いたが決して質の悪い漫画ではない。
むしろ高い方に(自分は)思える。読んでみて欲しい。
組織の為に自分の友人をも殺す。そんな内容にゾクリとしたが、ストーリーが多人数の事情聴取のセリフで終わるので疲れた。
この本の後半で描かれる「ケルベロス騒乱」という特機隊が武装蜂起する話を読み終わり、二つの「なぜ?」が浮かんだ。
まず一つはなぜ特機隊が武装蜂起したのか、確かに今までに描かれていたのは
「主人(組織、特定の人物)に忠義を尽くす犬のような人物の話」だったのだが、特機隊の人は皆そんな人たちのなのか?
ヘリパイロットの紀州八郎、何より翠たち三人組があまり犬のように見えなかったからか、特機隊解体が武装蜂起する動機にならないように感じた。
それからラスト、巽が三人を逃走するよう部下伝いに塊??令するのだが、
今までの話の中で巽と三人組が会話するといったシーンや、巽が三人組を特別視している。といった描写が全く無いため少々疑問を感じた行動になってしまった。
これはまだ自分が気が付いていないだけなのか、犬になりきれていないのか・・・。
・・疑問点、不満点をいろいろ書いたが決して質の悪い漫画ではない。
むしろ高い方に(自分は)思える。読んでみて欲しい。
2003年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
架空の戦後が舞台の警察官達の御話です。
アニメ映画「人狼」を見て興味を持った方に知ってほしい事は「人狼」やこの犬狼伝説は押井守の描くケルベロスサーガの一部(今のところ大半)。
完結編と銘がうたれてるのは藤原カムイの描く犬狼伝説が完結したということです。
一押しの見所は
act5「軍用犬」の訓練描写、自衛隊員と特機隊員が組織の真情の相違を語る。
決定的に違う信条である事が描写され一応物語として終わります。
ケルベロス騒動が描かれる戦闘では殺し合いを始める自治警と特機隊。
その中で特機の訓練校を襲撃するのに特機隊員はハッちゃける。
立て篭もった特機隊本隊も出動した皮肉にも自らが鍛えた自衛隊員に掃討されます。
軍用犬で言っていた事と違って降伏勧告無しに撃ち殺すのです。
これは専守防衛の自衛隊として正しいのか?
正しいでしょう。何故なら彼らは警察組でありながら国に牙を向いてしまったのだから。
ですが一連の流れと行動を見ていると覚えがありますよね。
これで何が悪いかといえば世情や社会状況であり、
誰が悪いかとなれば特機隊隊長が悪いとなります
そして物語は「紅い眼鏡」と「ケルベロス」に続き、お話の視点も本格的に移りますのでぜひ手に取っていただきたい作品です。
アニメ映画「人狼」を見て興味を持った方に知ってほしい事は「人狼」やこの犬狼伝説は押井守の描くケルベロスサーガの一部(今のところ大半)。
完結編と銘がうたれてるのは藤原カムイの描く犬狼伝説が完結したということです。
一押しの見所は
act5「軍用犬」の訓練描写、自衛隊員と特機隊員が組織の真情の相違を語る。
決定的に違う信条である事が描写され一応物語として終わります。
ケルベロス騒動が描かれる戦闘では殺し合いを始める自治警と特機隊。
その中で特機の訓練校を襲撃するのに特機隊員はハッちゃける。
立て篭もった特機隊本隊も出動した皮肉にも自らが鍛えた自衛隊員に掃討されます。
軍用犬で言っていた事と違って降伏勧告無しに撃ち殺すのです。
これは専守防衛の自衛隊として正しいのか?
正しいでしょう。何故なら彼らは警察組でありながら国に牙を向いてしまったのだから。
ですが一連の流れと行動を見ていると覚えがありますよね。
これで何が悪いかといえば世情や社会状況であり、
誰が悪いかとなれば特機隊隊長が悪いとなります
そして物語は「紅い眼鏡」と「ケルベロス」に続き、お話の視点も本格的に移りますのでぜひ手に取っていただきたい作品です。
2008年9月30日に日本でレビュー済み
犬狼伝説完結編です。
発売されてからもう8年になりますがやはり今でも大判の本で読みたいという感想があります。
それだけ漫画の情報量が濃く且つ叙情的です。
今のところこのサイズの本でしか発売されていないのが押井・・・じゃなくて惜しいです。
特機隊隊員は行き場所の無い「犬」なのでしょうか?
そう考えてみると最後巽の命令一下、社会に対して無謀な特攻戦を行なったのも判る気がします。
体勢側の人間が行き場を失い殲滅される物語ですが
後に連合赤軍を題材に描いた「レッド」(山本直樹氏)に合い通じるものがあるのが面白い。
両者を同時に読み比べれば何ゆえ彼らが水銀灯に群れる蛾のように
死に急いだのか(そして赤軍は破滅したのか)が判ります、たぶん。
ケルベロス騒乱の展開はかの傑作アニメ「パトレイバー2」とほぼ同じ展開。
ただし結末の潔さはこの本に軍配を上げます。最後の巽さんの不敵な笑みが良い。
そして漁夫の利なのか、二人の友人の理想実現の為になのか暗躍する室戸。
大人のドラマの展開です。
「人狼」に登場した塔部、半田氏の結末も描かれている。
映画を見ていると錯覚するような重厚なお話。
ただやっぱり内容のすごさと本のサイズが合っていないのが本当に残念です。
☆マイナス1とさせていただきました。
発売されてからもう8年になりますがやはり今でも大判の本で読みたいという感想があります。
それだけ漫画の情報量が濃く且つ叙情的です。
今のところこのサイズの本でしか発売されていないのが押井・・・じゃなくて惜しいです。
特機隊隊員は行き場所の無い「犬」なのでしょうか?
そう考えてみると最後巽の命令一下、社会に対して無謀な特攻戦を行なったのも判る気がします。
体勢側の人間が行き場を失い殲滅される物語ですが
後に連合赤軍を題材に描いた「レッド」(山本直樹氏)に合い通じるものがあるのが面白い。
両者を同時に読み比べれば何ゆえ彼らが水銀灯に群れる蛾のように
死に急いだのか(そして赤軍は破滅したのか)が判ります、たぶん。
ケルベロス騒乱の展開はかの傑作アニメ「パトレイバー2」とほぼ同じ展開。
ただし結末の潔さはこの本に軍配を上げます。最後の巽さんの不敵な笑みが良い。
そして漁夫の利なのか、二人の友人の理想実現の為になのか暗躍する室戸。
大人のドラマの展開です。
「人狼」に登場した塔部、半田氏の結末も描かれている。
映画を見ていると錯覚するような重厚なお話。
ただやっぱり内容のすごさと本のサイズが合っていないのが本当に残念です。
☆マイナス1とさせていただきました。
2007年6月30日に日本でレビュー済み
いわゆるケルベロスシリーズ内で唯一、ケルベロス騒乱を描いた作品です。
(映画・地獄の番犬でも少しだけありますが)
前半の立ち食い蕎麦屋の話は、映画・立喰師列伝の素でしょうか。
肝心要のケルベロス騒乱自体は
それほど濃厚ではないものの、必要十分に描かれています。
半田元の蜂起宣言に、首都警の警視庁占拠
ケルベロスの旗を垂らした警視庁、暗躍する公安部・・・そして陸自の出動。
藤原カムイの抜群にシャープな絵がバッチグー。
ケルベロス騒乱の一般隊員の行動に疑問を持つ人は多いようで
確かに、そこまで固執するものなのか、とも思います。
ただ単純に、押井さんが首都を舞台にドンパチやりたかっただけなのかな?とも。
なにはともあれ、ケルベロスサーガの空気が好きな人は絶対に買いです。
映画人狼の元ネタと思しき描写も多数。
(映画・地獄の番犬でも少しだけありますが)
前半の立ち食い蕎麦屋の話は、映画・立喰師列伝の素でしょうか。
肝心要のケルベロス騒乱自体は
それほど濃厚ではないものの、必要十分に描かれています。
半田元の蜂起宣言に、首都警の警視庁占拠
ケルベロスの旗を垂らした警視庁、暗躍する公安部・・・そして陸自の出動。
藤原カムイの抜群にシャープな絵がバッチグー。
ケルベロス騒乱の一般隊員の行動に疑問を持つ人は多いようで
確かに、そこまで固執するものなのか、とも思います。
ただ単純に、押井さんが首都を舞台にドンパチやりたかっただけなのかな?とも。
なにはともあれ、ケルベロスサーガの空気が好きな人は絶対に買いです。
映画人狼の元ネタと思しき描写も多数。